それにしても、相変わらず詐欺メールやら迷惑メールのなんと多いことか。
最近、急激にふえたのは、「ETC利用照会サービス」のフィッシングメール。
前から多いのが「Amazonアカウント認証通知」、それに「マイナポイント第2弾」だとか「三井住友カード」だとか、その他H系のものと思われるものなど、1日に百件以上届く。
着信拒否の設定をしたところで、相手はいくつのアカウントを持ってるらしく、毎回変えて送ってくるのでイタチごっこなのである。
こちらのメアドを変えればよいのだろうが、いろんなアプリやサイトに登録してあるので、それを全部変更するのも煩わしい。
メアドを変えたところで、一時的な効果に過ぎず、どうせまたすぐに漏れてしまうのだろうから意味がなさそうだ。
とりあえず、毎日毎日、根気よく削除していくしかないか。
さて、今聴いているアルバムは、ローリング・ストーンズの最新作『HACKNEY DIAMONDS』(2023年)である。
ストーンズのオリジナル・アルバムと言えば、『A Bigger Bang』(2005年)以来となるから聴かないという選択肢はない。
実は、ブルース・カヴァー・アルバムの『Blue & Lonesome』(2016年)は11年ぶりのアルバム・リリースであったわけで、それからさらに7年も経っており、もうオリジナル・アルバムは制作されないのだろう、せいぜい、コンピレーションかライヴ・アルバムでお茶を濁すだけなのではないか、年齢からみてもまずニュー・アルバムは無理かなと期待してなかった。
正直、驚きである。
しかも、年齢を感じさせないこの元気の良さは、なんだ?
正にモンスターである(笑)。
内容は、先行リリースしたシングル「Angry」と同様、どこを切っても金太郎飴のように軽快でいて重厚なロックンロールが飛び出てくる。
(ま、「スウィート・バージニア」のように泥臭くブルージーな曲もあるが・・。それはそれで好きだよ。)
それにしても、ストーンズって、こんなにポップだったかなと思うくらいキャッチーな曲が多い。
まあ、それはそれで悪くはないが、とりあえず久しぶりのニュー・アルバムを楽しもう。
ちなみに、エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダー、レディ・ガガなどの大物が気軽なセッションのように参加してしまうところもさすがだな。