年が明けて、新たな朝を迎えた。
だからといって、心機一転できるかと言えば、そう単純ではなさそうである。
それでも、いつもとは違う、どこか凛とした新鮮な空気を感じる。
今日は、一日、風もなく穏やかであった。
雲一つない青空が今年一年を占うほどの好天である。
今年は、いい歳になることを期待したい。
さて、新年の1曲目はこれ。
B.B.KING & ERIC CLAPTONによる「RIDING WITH THE KING」
2000年リリースのアルバムタイトル曲でもある。
当時、クラプトンは55歳で、B.B.が75歳。
20歳も違っていたのかと、計算して初めて知った。
収録曲は、クラプトンやB.B.がいつも歌っているようなお馴染みの曲に加え、ギターで参加しているドイル・ブラムホールⅡの作った2曲もなかなかいい出来だ。
バック・ミュージシャンは、クラプトンのレギュラー・バンドのメンバーが中心で、
ギターにドイル・ブラムホールⅡ、ベースにネイザン・イースト、ドラムスにスティーヴ・ガッド、他にギターのジミー・ヴォーン(スティーヴィー・レイ・ヴォーンの実兄)やピアノにジョー・サンプルなどがサポートしている。
互いのリスペクトを感じながら、貫録のある歌と演奏でどっしりとした構え。
安心してと言うのも変な表現であるが、安心の安定、ブルース界ロック界をリードしてきた二人であるから、当然の出来栄えと言える。
そういえば、クラプトンがまた来日するらしい。
今回が最後の来日だと言われながら、その後何回来日したことか(笑)
プロモーターの過剰な宣伝の前に、私も一度だけ「さいたまスーパーアリーナ」にライヴを見に行ったことがある。
当時、若き天才ギタリストと騒がれたデレク・トラックスを引き連れての来日で、坦々とした演奏ながら、デレクの演奏も楽しめたのでよかった。
とりあえず、今日は、この辺で・・・。