先日、「道の駅かさま」に行ってきた。
これまでの「道の駅」は、昔の「ドライブイン」に毛が生えた程度であったが、最近は小洒落ていて清潔感のあるところが増えてきたようだ。
今朝のテレビでも、山梨の道の駅が紹介されていた。
アニメに特化したリニューアルが功を奏して、全国から来所する人がいると話題になっていた。
高速道路のSAも民営化されてからはどんどんリニューアルされ、個性的な場所が増えた。
わざわざSAや道の駅だけを目指して訪れる人も少なくないらしい。
私もその一人であるが・・・(笑)
「道の駅かさま」は、まだオープンしてから1年しか経っていないので、施設も綺麗で、お洒落なスイーツなどを販売する店も入っていて、最近人気があるようだ。
茨城県は、栗の生産量は全国1位を誇っており、笠間もその産地として有名らしい。
毎年、この時期は、生栗を求めて長野県の小布施町に出かけていたので、今年も行こうかと前日まで考えていたが、笠間の栗の存在を知り、今年はそちらに行くことにしたのだった。
オープン直前の時刻に到着すると、ネットで話題のスイーツを求めて既に長蛇の列ができていた。
毎日、限定数しか作っていないらしいがお目当てのスイーツを食べることができ、生栗は直売所で購入することができたので、その日の目的は早くも達成することができた。
その後、笠間にくると必ず寄る石窯パンの店で見繕って購入したら行くところが無くなってしまった。
折角、笠間に来たのだから焼き物でも見ようかと思ったが、「火祭り」の時期と違って普段の平日では閑散としていて、窯元へ直接行くには敷居が高い。
なので、益子に行くことにした。
益子は、「城内坂」沿いに多くの焼き物の販売店が軒を連ねているので、効率的に回りやすい。
ここでは、何回か行ったことのある店を中心に物色、妻の気に入った皿などを調達した。
ランチは、何回か入ったことのある店が休業中だったので、「森のレストラン」へ。
存在は知っていたが入るのは初めての店。
車もすれ違えないくらい細い道を行くと、よくこんなところにと思うくらいの雑木林の奥にレストランは建っていた。
目的のスイーツと生栗、それに益子焼きもゲットすることができて、超満足なドライブであった。
ффффффффффффффф
J・J・ケイルは、アメリカのSSW。
ケイルは、ブルース、ロカビリー、カントリー、ジャズが融合したタルサ発の音楽「タルサ・サウンド」創始者の1人だということである。
とりあげたアルバムは、ケイルの4枚目『Troubadour』(1976年)
ケイルが38歳の作品であるが、既に枯れた魅力を発揮している。
初めて聴いたときは、何だこれは?と感じたくらい朴訥とした歌い方に「いぶし銀」のようなギターワーク。
若い頃には知っていてもたぶん聴かなかっただろうな。
ということは、若い頃は存在を知らなかったということで、クラプトンの歌う「After Midnight」や「Cocaine」もレイナード・スキナーの「Call Me the Breeze」もオリジナルだと思って聴いていた(笑)。
他にも様々なミュージシャンに取り上げられていて、なかなかいい曲を書く人だなと感心している。
このアルバムもいい曲がたくさん収められていて、1曲目の「Hey Baby」から渋い歌と演奏が始まる。
ささやくように歌っているが、訳詞を見るとちょっと恥ずかしくなるくらいの愛のささやきである。
5曲目の「Hold On」は、もろジャズっぽいし、9曲目の「Super Blue」はブルースとジャズを融合したような雰囲気のある曲である。
6曲目の「Cocaine」は、こっちが先に録音されているのだろうが、クラプトンのそれとほぼ同じアレンジで演奏している。
若いころは、ボーカルはシャウト、ギターはギンギンじゃないとロックじゃないと思っていたが、全体的にのんびりとゆったりとしたこういう音楽はずっと聴いていても飽きが来ないし、疲れなくていい。
歳をとったのかな😄