【必修・微生物】感染症法の分類の意味がわかっていないと解けない問題(薬剤師国家試験) | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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今年2023年の薬剤師国家試験でとても良い問題が出ていました。

このような問題です。

 

 

この問題が良い理由は、感染症法の分類の意味がわかっていないと解答できないからです。

感染症法の分類については、以前もYouTubeで説明したこともありますし、何度かブログでも取り上げています。

 

 

 
感染症法の分類は、歯科医師国家試験でもたびたび出題されます。
例えば116C26ではこのような問題が出題されていました。
 
わけのわからない語呂合わせとか時刻表みたいな変な図表を覚えようとする人がいますが、そもそもそれは「勉強」になっていませんし、緊張している本番では破綻します。
116C26の正答率は高いです(85~90%くらい)が、それでも下位10%くらいの人は間違っているわけです。
116C26を解くときも理由を付けて解けるかどうかが重要です。
 
今回取りあげた薬剤師国家試験は4類感染症の意味を聞いている問題だったので、つまり、下記の部分がヒントだったわけですね。
 
【薬剤師国家試験の解説】
先ほどの動画でも説明していますが、4類感染症は動物や食べ物から感染するので、デング熱が正解になります。
デング熱は蚊を介してデングウイルスに感染することで発症します。
(ヒトからヒトには感染しません)

 

ちなみに!

デングウイルスにはワクチンはありません。

デング熱にワクチンが無いことは歯科医師国家試験でも実は出題されているんですよね!

108C121です。

 

こたえはbcdです。