☆「花は咲く」☆ | 夏目翔輝

夏目翔輝

( 旧名: デニス・マラシガン・タンカンコ )
「のど自慢theワールド」がきっかけです☆

熊本の春は早くやってきますが、終わるのも早く感じます。

今、桜の花が舞い散り、新緑へと山々の色が変わっていきます。季節が変わると、やはり「四季」っていいなぁと思います。日本には、いろんな季節があって、それぞれの楽しみがあります。フィリピンには年中「夏」しかないので、桜はもちろん見られない。桜の素晴らしさをたくさんのフィリピン人にも知って欲しいなと、いつも思います。

 

日本の音楽には特に「季節の歌」が多く、素晴らしいです。季節ごとにピッタリな歌があります。僕は日本の歌を聴いて、何度も励まされたことか。日本の歌は僕に力と希望を与え続けています。

 

☆「花は咲く」との出会い☆

 

僕はこの歌と出会ったのは、小学校で子ども達がこの歌を毎日歌っていた時でした。ちなみに、僕は小中学校で勤めていますので、子ども達の歌声を毎日聴けて幸せです。

 

☆「花は咲く」を歌いたいきっかけ☆

 

昨年フィリピンの台風の被害があって、あの時僕はニュースを見て泣きました。僕の地元が無事でしたが、助けを求める人々が多く、何もせずにいられませんでした。最初は、自分なりにできることはないのかなぁと思って、呼びかけの動画を作りました。

https://www.youtube.com/watch?v=GHPvgVZeqsk


その後、募金をしたり、呼びかけを続けたりしていましたが、心の中には悲しみがどうしても残ります。その時、ふと頭の中から子どもたちの歌声を思い出し、「花は咲く」を聴こえてきました。

 

しばらくパソコンの前に座り、「花は咲く」の歌詞を見つめていました。ヘッドホーンから流れてくる歌を聴いて、気がついたら、自分の目から涙が溢れ出ていました。あの時、僕が泣いていたのは、悲しみのためではなく、希望を感じたからです。

その時から「花は咲く」をいつか沢山の人の前で歌いたいなと思いました。番組でも言っていたのですが、「花は咲く」は東日本復興応援ソングですが、フィリピンのためにも歌いたかったのです。

 

☆伝えたいメッセージ☆

 

日本は、震災から、どういう風に立ち上がったのか… そのことを思い、「フィリピンも立ち上がれるのだ」と、歌を聴いてそう確信しました。

歌を通じて、又も僕が励まされ、力と希望をもらいました。

 

「花は咲く」は「今」日本語の曲ですが、いつか、この歌で僕が伝えたかったメッセージがたくさんのフィリピン人にも伝わるでしょう。これからどのような形で伝わるのか自分もまだわかりませんが、言語を超える「希望のメッセージ」、「言語の壁」を打ち破る奇跡… 音楽の力でそれを届けたいと思います。

 

☆この場を借りて、☆

 

日本がフィリピンにたくさんの支援を送ってくださったことに感はします。フィリピンのためにボランティア活動をたくさんしてくださった日本の皆様。そして、フィリピンのためにたくさん祈ってくださった日本の皆様に。心から感謝します。

 

☆――――☆――――☆

 

「花は咲く」って、その意味は

 

僕にとって… 

 

「たくさんの人が助け合うときに」、花は咲きます。

 

「苦しみの中、手を差し伸べ、励まし合うときに」、花は咲きます。

 

そして

 

「幸せを、

 

分け合うときに」…

 

花は咲きます。

 

最後に、

日本では、学校で子ども達が一年を通して、いろんな歌を歌います。

僕は日本の子ども達に向けて、

「もっと心を込めて、

そして誇りを持って、

日本の歌を歌って欲しい」と

伝えたいです♬

なぜなら、僕がこんなに日本の歌に励まされているから…

そして、僕がこんなに希望と幸せをもらっているから…

綺麗な歌声で、世界中に届くぐらい、情熱を持って毎日歌って欲しいです。

僕もそのぐらいの気持ちで日本の歌を愛し、力の限り歌い続けたいと思います。

 

Have a nice day♬