民族衣装バロン・タガログ | 夏目翔輝

夏目翔輝

( 旧名: デニス・マラシガン・タンカンコ )
「のど自慢theワールド」がきっかけです☆

皆さん!
春の季節が熊本で随分感じられるようになりました。

桜の花が咲くと、なんだか希望やパワーをもらえますね♫ 先日、熊本城に「花見散歩」に行ってきました。


「花は咲く」を聴きながら散歩を楽しんでいました。

「花は咲く」って、本当に良い曲だなぁ…
桜の花を見ながら改めて思いました。

今日は、
フィリピンの民族衣装「Barong Tagalog」「バロン・タガログ」について書き込みをしたいと思います。

皆さん、
「バロン・タガログ」って
知っていますか?

バロン・タガログはフィリピンの正装で、主に結婚式や「大事な集まり」に出席するときに着る服です。


僕は、2012年「のど自慢ザ!ワールド」に出たときに、「何年ぶりに」バロンタガログを着ました。

僕はフィリピンで

最後にバロンタガログを着たのは… (>_<)… 

いつ頃だったのかな……

…すみません… (((思い出せない)))(^^;)

それぐらい前のことなので…


フィリピンに居た頃でも、本当に「限られた時」にしか着れないので、バロンタガログを着ると、その日が特別になります。


バロンタガログの素材なんですが、バナナの葉やパイナップルの葉の繊維で出来ています。

シワができやすいので、着るときには、体が固まるぐらい、気をつけて動きます!特に座るときに、背中を椅子に当てないように背中をピンと伸ばします。


バロンタガログのデザインはいろいろありますが、ベーシック色としては「白」が一般的です。最近の技術ではバロンタガログの品質が上がり、「繊細さ」もますます細かくなっていて、フィリピンのファッションにも大きな存在です。

ネットでいろいろ検索してみると、欲しくなるようなデザインをたくさん見つけました☆

 

僕は、日本で、バロンタガログなんて着れないと思いましたが、のど自慢ザワールドのおかげで、久しぶりに着れて本当に幸せでした。国を代表する者として、民族衣装の姿で歌えて、本当に光栄でした。


話が少し深くなりますが…


日本で暮らしているフィリピン人が多く、その中で辛い思いをしている人も少なくない。故郷から離れ、家族から離れ…どんなに辛いことか、僕にはわかります。不安で眠れない夜、家族を恋しくて一人で泣くだけ泣きます。ホームシックになって帰りたいけど帰れない…そういう経験を僕もしたからこそ…外国に暮らす大変さがわかります。そんな彼らに、少しでも…ほんの少しでも、勇気や希望を与えたいという思いで、ステージの上でセいっぱい歌いました。日本語で歌いましたが、「バロンタガログ」を着て、「あなたは一人じゃないよ」というメッセージも伝えたかったのです。私の想いはそう簡単には伝わらないかもしれませんが、僕の心の中には、伝えたいメッセージが 常にあります。


最後に、日本の番組を通して、「バロンタガログ」は僕にとって、また更に特別な衣装になりました。バロンタガログを着て、コンテストという形で世界と戦いました。バロンタガログを着て、フィリピンを思います。バロンタガログを着て、勇気と希望を与えます。そして、バロンタガログを着て、「日本」と「フィリピン」を繋ぎます。


あの「バロンタガログ」は…

又…

いつ着れるのかなぁ………
 

その「特別な日」が再びやってくるまで、心の中で静かに待ちます。
 

Have a nice day♫