No.57 金沢だより<12月> | DEN

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「田」俳句会のブログ

金沢の街中にも、うっすらと雪が積もり、今年も残り10日ばかりとなりました。

東京の会員、知世さんに参加いただいた合同いずみの句会は、和やかで実りある句会でした。ささやかでしたが、田賞、新入会員、お互いの健康を祝う会を兼ねた納め句座となりました。



●小春日の剱岳

「剱岳を目の当たりにしたい」と絶好の小春日(11/18)、弟の車に便乗。朝夕、剱岳を見て育った私ですが、目の前の剱岳に圧倒されました。枯野や枯尾花も風情がありました。


剱岳全容



●納め句座

金沢の会員が一堂に会するのは久しぶり。初めて顔を合わす会員もあり、新鮮な句会でした。雪吊された樹々、雪囲いの灯籠、落葉など、「石亭」の庭を硝子戸越しに堪能できる句会場でした。


冬支度を終えた庭園



●能登半島「あえのこと」神事体験

今年最後の小さな旅、日帰りツアーに参加しました。全国屈指のイカの町、能登町・小木の、何かと話題になった「イカの駅つくモール」。能登町・柳田の「あえのこと」神事などを興味深く見学しました。


小木港のイカの駅

話題になった分、観光客が増えたとか。近辺の能登半島国定公園・九十九湾や海洋ふれあいセンターで楽しむこともできます。


あえのこと神事(合鹿庵にて)

毎年12月5日、一年間の収穫に感謝するとともに、翌年の五穀豊穣を祈願し田の神様を奉ります。失明された神様を丁寧にお招きし、ご馳走でもてなします。


能登のとある雪だるま

それではみなさま、よいお年をお迎えください。

朱雀記