金沢の街中にも、うっすらと雪が積もり、今年も残り10日ばかりとなりました。
東京の会員、知世さんに参加いただいた合同いずみの句会は、和やかで実りある句会でした。ささやかでしたが、田賞、新入会員、お互いの健康を祝う会を兼ねた納め句座となりました。
●小春日の剱岳
「剱岳を目の当たりにしたい」と絶好の小春日(11/18)、弟の車に便乗。朝夕、剱岳を見て育った私ですが、目の前の剱岳に圧倒されました。枯野や枯尾花も風情がありました。
剱岳全容
●納め句座
金沢の会員が一堂に会するのは久しぶり。初めて顔を合わす会員もあり、新鮮な句会でした。雪吊された樹々、雪囲いの灯籠、落葉など、「石亭」の庭を硝子戸越しに堪能できる句会場でした。
冬支度を終えた庭園
●能登半島「あえのこと」神事体験
今年最後の小さな旅、日帰りツアーに参加しました。全国屈指のイカの町、能登町・小木の、何かと話題になった「イカの駅つくモール」。能登町・柳田の「あえのこと」神事などを興味深く見学しました。
小木港のイカの駅
話題になった分、観光客が増えたとか。近辺の能登半島国定公園・九十九湾や海洋ふれあいセンターで楽しむこともできます。
あえのこと神事(合鹿庵にて)
毎年12月5日、一年間の収穫に感謝するとともに、翌年の五穀豊穣を祈願し田の神様を奉ります。失明された神様を丁寧にお招きし、ご馳走でもてなします。
能登のとある雪だるま
それではみなさま、よいお年をお迎えください。
朱雀記