金沢の新年は、時折の激しい吹雪の中、約20センチの銀世界で明けました。
1月5日発行の「俳句文学館」に、「田」にとり嬉しいニュースが載りました。「俳人協会賞四部門」の内、三部門に田会員三名の作品が候補に挙がりました。
・清水余人さん
『香日向』(協会賞・第一次予選通過)
・上野犀行さん
『イマジン』(新人賞・候補)
・笠原小百合さん
「廣瀬直人の桃源郷」(新鋭評論賞・候補)
おめでとうございます。私たちも元気を頂きました。
●お正月
わが家の小さなお正月を、家にある品で祝いました。夫の祖母伝来の「加賀起上り小法師」と加賀の正月の菓子「福梅」、珠洲焼の小壺に寒椿。二十数年前に韓国の市場で購入した「木製の番鳥」に、難を転ずるという「南天の実」を添えました。
起上り小法師
番の福鳥
●犀川の新年
元旦は道路の雪掻と車の雪卸に専念しましたが、正月二日は、からりと晴れた青空。相棒犬の信玄を連れて犀川河畔で、新年の季語を拾いました。犀奥のうっすらと雪を纏った山並。涸川となった犀川。冬木立に餌を求める寒鴉、寒禽の鋭声、桜の冬芽。雪の河川敷で雪遊びしている親子など。
下菊橋よりの犀川風景(遠景は手前より戸室山、きご山、医王山)
児童会館敷地の冬木立と寒鴉
散歩を満喫した信玄
北陸は今からが冬本番。明日からはまた、厳しい寒さと雪の暮しとなります。今年も信玄ともども宜しくお願いいたします。
朱雀記