前回の投稿からかなり日にちが立ってしまいました。
ブログに記載していないだけで、グーグルドキュメントには毎日記録を続けています。
分子標的薬のレンビマ。調べれば調べるほどぼくには無理だという結論に達しました。
レンビマを使って効果が出る場合もあるし出ない場合もある。
もし効果が出たとしても12カ月から18カ月で抗体ができてしまい使用ができなくなってしまう。
つまり効果が出たとしてもその期間だけでその後は今と何も変わらない。その期間、普通に過ごせるのですかというと、数々の副作用に苦しまなくてはなりません。
でもレンビマを選択しますという人がいるでしょう。
ぼくはいろいろ考えた結果レンビマを選択しませんでした。
★セカンドオピニオン
前回のブログにも書きましたが、K低侵襲がん医療センターのM医師にセカンドオピニオンを求めました。
1)肺の動脈の近くの腫瘍に関してサイバーナイフで照射は可能であるが、多発性転移であるため保険ではできない。しかし症状がでて緩和する必要が出てくれば、保険で照射は可能である。
2)腰への骨転移に対して2022年10月に外科手術の後23年2月にK中央市民病院で20Gyの放射線治療をしているので、いま当病院で放射線治療をする必要はない。
しかし、今後痛みが出てきた場合、今度は当病院のサイバーナイフで50Gy以上の放射線をピンポイントで照射できる。
こういうセカンドオピニオンを得ることができたので、正式にレンビマ治療を辞退しました。
するとどうなるかというと、今回の主科である内分泌内科と緩和ケア内科の受診が今後できなくなります。つまり市民病院をおいだされます。
8月12日現在その手続きを順番にすすめております。
緩和ケア内科から同病院の地域連携医療センターに連絡がいき、患者であるぼくはほとんど時間的にも精神的にも負担なく、話が進められていきます。
その点ではこのK中央市民病院も例外ではなく、親切なシステムを持った病院だと感じています。
今後の主治医となるホームドクターは僕の自宅すぐ近くに信頼できるクリニックがあるのでそこの医師にお願いしたいとK中央市民病院の地域連携センターの担当看護師に言いました。
するとすぐに内分泌内科のHTY医師と緩和ケア内科のN医師から紹介状をとりぼくの近くのクリニックに郵送したという連絡が自宅にありました。
さらに今は自覚症状はないものの、今後に備えて緩和ケア病棟を持つ2つの病院にも紹介状をつくってくれて、来週と再来週、見学会&面談(診察)に行くための予約をとってくれました。
ありがたいといえばありがたいし、次から次へと自分自身の人生の線路が敷かれ、なんか複雑な心境です。
ぼくの場合、近くに高性能な放射線治療装置をもつ病院があってよかったと思います。
そのおかげでレンビマ治療を回避する決心ができたと思います。
もし、K低侵襲がん医療センターからよい回答がもらえなかった場合は、関東の大船病院や宇都宮セントラルクリニックにサードオピニオンを求めなければならないと考えていました。
ぼくの読んだ本
宇都宮セントラルクリニック 佐藤俊彦医師著
大船病院 武田篤也医師著