手術入院まとめ | でめイングリッシュ

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最近は友人知人への病気の報告がメインです。
最初は
もう一度英語を勉強してみたい!
映画を字幕ナシで観られたらいいなぁ!
と、始めたブログだったのですが(^^)

★10月12日(水) 入院

翌日の手術に備えます。

 

手術日 2022年10月13日(木)

診断名 転移性脊椎腫瘍

手術名 腰椎、胸椎固定術(12胸椎~第3腰椎)

 

★10月13日(木)

午前8時45分ごろ手術室へ

 その直前手術室入り口で妻に貴重品を預ける。

 その後麻酔をかけられ睡眠状態へ

 

午後1時すぎ

妻が看護師から手術終了の知らせを受ける

 

午後1時半

担当医から妻に手術の説明

 

午後2時過ぎ

麻酔が覚めて妻から貴重品を受け取る

そのままぼくだけ術後管理室へ(コロナのため家族も付き添い禁止)

 

術後管理室から甲状腺の手術の時より早く病室へ戻されました

尿管が挿入されているのでおしっこには困りません。

ウンチは偶然便秘だったので、ベッドの上でウンチ という状況は避けられました。

 

痛みが激しく、薬を追加してもらいましたが、カロナールは気分が悪くなってきたのでことわりました。

薬 トラムセット配合錠 朝 昼 夕 夜中 手術前と一緒

  タリージェ 5mg 朝 夕       手術前と一緒

  セレコックス 200mg 朝 夕    手術後の処方

痛みにひたすら耐えた日でした。

ベッドから起き上がれないし、寝たきりになってそのまま衰えて死ぬのではないかと思った日。

 

★10月14日(金)

食事は食欲がなく食べられませんでした。

食べられないから栄養点滴を打たれ、結果、食欲がわかず食事をとることができませんでした。

この日は食事が一番苦痛でした。

フロアに食事が運ばれてくる音がするだけで、気分が悪くなりました

 

感染症のリスクがあることから尿管は外され、尿器(尿瓶)の使用に変更。

この日も便秘でうんちをベッドの上ですることは避けることができました。

 

★10月15日(土)

積極的な看護師と出会う。

車いすへの移動、車いすでのトイレへの移動、

車いすから手すりを使って、便座への移動

便座に座ってからズボンやパンツの下げの練習

そしてその逆のトレーニング。

 

これらを一気に朝食後やってくれました。

これは本来理学療法士の仕事なのですが、土日は理学療法士が休みのため

その積極的な看護師が教えてくれたのです。

 

これで尿瓶を使わなくてもよい。

これでうんちもトイレでできる。

やっと自由を手にいれることができた日でした。

 

中央市民病院の1Fには24時間営業のファミマがあります。

そうです。車いすを使って8Fの病棟から1Fのファミマへ買い物に行けるようになりました。

 

★10月16日(日)

車いすでトイレ以外にも移動できるようになり、靴下をはく必要が出てきました。

体が自由に曲がらないので、靴下をはくにはかなり工夫が必要でした。

リハビリを兼ねて、車いすを使って何度もトイレに行きました。

ナースステーションの周りをグルグル回ったりもしました。

日曜は外来がないので2Fの外来フロアにも行きました。

誰もいないので広々として気持ちよかったです。

 

悩みの種は病院食。月曜日に栄養士が来てくれるのでいろいろ相談しようと考えていました。

 

★10月17日(月)

痛みはかなり軽減されてきました。

今日は理学療法士によるはじめてのリハビリの日。

本当は手術の翌日の金曜日だったのですが、理学療法士の都合でキャンセル。

土日、理学療法士は休み。

だからやっと月曜日にリハビリとなったのです。

 

理学療法士によるリハビリ

車いすの扱いは看護師から習ったということで、いきなり歩行器の使い方。

「そんなの、立てるの?」とぼくは思ったのです。

車いすからトイレの便座に映るときは手すりをもって中腰で移れるようになったものの、

腰をのばしてまっすぐ立てるのか??

 

理学療法士はぼくを歩行器のバーに手をかけさせ無理やり立たせました。

 

おや?立てるもんだ。と思いました。

 

こうやって他人から自分自身の不可能の壁を少しずつ取り払ってもらうというのも大事だと思いました。

 

手術日の木曜日から数えて5日目にしてはじめて二本足で立つことができました!!

 

★10月18日(火)

この日も午後2時に理学療法士が来て歩行器でのリハビリ。

それ以外、つまり自分一人の時の移動はまだ車椅子でという生活でした。

一日に一回、主治医の回診はあるものの、暇すぎます。

とにかくベッドから離れて車いすで移動で違うフロアまでおりでそこでトイレに入るなど、自分自身でリハビリを重ねていました。

 

★10月19日(水)

この日のリハビリの後

「一人で歩行器を使ってリハビリをしてよい」理学療法士からと言われました。

ベッドサイドには専用の車いすがおかれていましたが、この日からは専用の歩行器が置かれました。

トイレに行くのも車いすではなく歩行器で。自動販売機まで行くのも歩行器で。

1Fのファミマに行くのも歩行器で。

歩行器を使った歩行練習を自分一人でひたすらやるという入院生活。

 

★10月20日(木)

昨日と同様、歩行器を使った個人でのリハビリ。

午後、理学療法士とのリハビリで、歩行器なしの歩行練習。

 

★10月21日(金)

退院が月曜日に決まったので、理学療法士によるリハビリは最終日。

歩行器なしでスタッフステーションの周りを6分間で何周できるかのテスト。

エレベーターホール(デイルーム)を挟んで、西病棟、東病棟と別れています。

ぼくは今回8F西病棟でした。

健康な人が普通のスピードで歩いてスタッフステーション1周は1分ぐらいだと思います。

 

月曜日に退院がきまったのでこれが理学療法士による最後のリハビリ。

 

★10月22日(土)~23日(日)

土日は担当医の回診も、理学療法士によるリハビリもありません。

おいしくない病院食を朝、昼、晩と食べて、あとは自由時間そのものです。

なんのための入院かよくわかりません。

病院の入院費稼ぎ???

 

ぼくは家での生活を想定して、自己流でリハビリを行っていました。

 

靴下をはくのがしんどい。少しでも楽な履き方はないのか試行錯誤。

紐靴(ウォーキングシューズ)をどのようにしたら一人で履けるのか。

 

帰宅してからシャワーを浴びる際、着替えをするわけですが、家の脱衣所での着替えを想定して病棟のシャワー室で練習しました。

1か月は浴槽には漬かることができません。手術跡から雑菌が入らないようにするためです。

 

★10月24日(月) 退院日

朝、起床と同時に病衣のズボンだけ脱ぎ、私服のズボンを履きました。

結構テンションが上がります。(^^)

朝食が終わるまで、病衣の上は着たままにしておきました。目立ちすぎるので。

朝食後、上も私服を着て、荷物をまとめました。

ああ、やっと退院です。

 

妻と一緒に帰り道、昼食をサイゼリヤで。

 

シャバの飯はうまい。