今回の手術までの経緯
最初1件目の整形外科クリニックで疲労骨折だといわれた腰痛。それは4月末から5月上旬でした。連休明けにクリニックに行きました。
コルセットをして安静にしていたらほぼ治ったように見えました。
8月中旬、また腰痛。こんどは前回とは違い、安静にしていても痛かったので整形外科を変更し、もう少しおじいちゃん医師がやっている整形外科クリニックに通院。
丁寧な触診とレントゲンで、
「これ、圧迫骨折ではないですよ。近くのクリニックがMRIを設置しているのでそこでMRI検査を受けてください。」と紹介状を書いてもらいました。
結果、L2に腫瘍ができ、それが脊椎の神経を圧迫していることがわかりました。
ぼくは色々な症状から椎間板ヘルニアだと考えていたのですが、もっと悪いということが判明してしまいました。
5月に最初のクリニックで圧迫骨折と診断されるも、レントゲンではそれほど腰椎はへしゃげておらず、骨密度も低くはありませんでした。
ヘルニアや今回のような腫瘍はレントゲンでは映りません。
CTかMRIの検査がひつようになります。
最初のクリニックの誤診であるとぼくは考えています。
今回の脊椎の手術も甲状腺がんの骨転移の可能性が高いので、中央市民で手術治療をおこないました。
今回の手術はL2の腫瘍を取り除きつつも、はみ出て脊椎を圧迫している腫瘍も取り除くという手術。その後固定術で脊椎を安定させるという手術です。
上の図のようにL2をはさむようにスクリューと呼ばれるねじのようなものが使用されます。
L2の腫瘍を取り除いた後、今回は人工骨や自家骨を使いませんでした。その理由は聞いていません。