先日 コリ水槽の為に作った濾過装置。
水中ポンプの目詰まりが発生したときに 水量が少なくなった為、
水漏れが発生する・・・というアホなトラブルがあったものの、
濾過性能的には充分な仕上がりです。
(根本的に 排水口の角度の問題だったので)
さて、今回は 若干構造を変えて もう少し小さいものを作ります。
前回が「なんちゃって オーバーフロー」だったのに対して、
今回は「なんちゃって 外部フィルター」です(笑)
「なんちゃって」・・・というのも、外部フィルターとは構造が少し違うから。
では、解説を・・・
・水槽から排出された水は 水中モーターによって 汲み上げられます。
↓
・汲み上げられた汚水は パイプを通って濾過装置の底面に流れます。
↓
・あとは①②③の濾過層を抜け、上部から溢れ出した濾過水が水槽に戻ります。
・・・ね?「なんちゃって」でしょ??
初めにモーターで汲み上げるところが 既製品の外部式とは違います。
結局 今回も「外部式っぽい 外掛けフィルター」なんですね(笑)
(濾過装置が外部にあるから 外部式という言い方もあるようですが)
構想のひとつとして、濾過装置内にモーターを入れようと思ったのですが・・・
(完全な既製品の外部式を作ろうと思ったが)
1:モーターの体積だけ 濾過容量が少なくなる
2:再起動時の注水が非常にシビア(呼び水が必要)
3:安いケース(本体)では、水圧に耐えられない。
この3点がネックとなり、モーターは外に出しました。
でも このお陰で構造がシンプルになり 停電にならない限り、
濾過装置は 確実に動き続けるのです。
・・・メンテナンスもしやすいし。
今回の制作費は・・・
本体(麦茶サーバ) ¥100
濾材置きネット ¥50
濾材置きネットの足 ¥100×2 (アクリルボルト×8本)
アクリルパイプ ¥50 (長さで算出)
塩ビジョイント ¥50
・・・計¥450です。
あと、水中モーターとして「水作・スペースパワーフィットS」
濾材は 「エーハイサブストラット+麦飯石」
全部でおよそ¥3000でしょうか?
異常なまでに加工が簡単な 今回のフィルター。
次回・・・最終章 製作&稼動編です。 (今回は短いのだ)