コリ水槽の為に コツコツ作ってきた濾過装置。

ついに 最終章 稼動編です。


昨日までの製作編で、シリコン接着剤を多用しました。

このまま濾過に使うと 接着剤の成分が水に溶けてしまうので、

事前に2~3回程度 水換をして、成分を溶け込ませておきましょう。 


テスト光景 (濾材は無し)

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今回の濾過槽の 容量は 約8リットル。

これでかなり水質も安定するはず。。。



では、各濾過槽の説明を・・・

完成図

①濾過装置 上部

ここでは 水槽から汲み上げられたゴミをウールで取り、

「ドライボール」でドライ濾過します。(←効果は狙ってないが・・・)

ボールは テトラEXフィルター純正のものを使用。

ショップでボールを探したのですが、バラ売りはしていなかったので(汗)


②濾過装置 内部(左)
上部のドライ層から落ちた水は ここからウエット濾過されます。

今回は「エーハイメック」を使いました。

細かなゴミの物理濾過と、生物濾過を狙っています。


③濾過装置 内部(右)

トンネルを抜けた水が ここに入り込みます。

今回は「エーハイサブストラット(レギュラー)」を使いました。

生物濾過を狙っています。

濾過水が仕切りの高さを越えると、次の層に流れていきます。


④排水層

このオープンスペースでは、ヒーターで水温調整します。

こうすれば 水槽の中はスッキリし、魚もヤケドしません。

活性炭や、水質調整材もココに入れます。
そして濾過された温水が 出口の水位を越えたら 排水されます。

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そして 肝心の注水用モーター。

今回使用した「イーロカ・PF-380」は、本体の背が高いので

コリ水槽から 頭が出てしまい、水を吸い込まない。。。

しかし、このレベルの水量が欲しい・・・。(ランクダウンはイヤ)


そこで、イーロカの不要な部分をカットします。

まず、標準の濾材やケースは ポイ。(・・・いや、保管)


ただ このままではモーターが丸見えで 魚にとっても危ないので、

濾過ケースに付いていた 仕切りキャップに加工をして接着。

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これで 魚の進入防止、ゴミの進入防止、小型化ができました。

(みなさんは 普通に水中モーターを買ってください)


後はホースをつないで、濾過装置の高さを 水槽に合わせれば 完成です。

(高さ調節には、発砲スチロールのブロックを使用)


問題があるとすれば・・・イーロカの騒音ですかね?

共鳴音っていうんですか?「ウワン ウワン・・・」ってムダに音がします。


ちゃんとした水中ポンプを買ってもいいのですが・・・

じっくり時間をかけて 防振対策でもしましょうか?



3日もかけて 長々と書いてしまいました・・・。

いつものブログを期待していた方、ごめんなさい。

ただ、みなさんのアクアリウム生活でも 役に立てばいいかな?

・・・って思います。


興味があれば、是非 自作してみてください。

買ったものとは違った、愛着がありますから。

(自分で作ったから、修理も改良も簡単だし)