昨日 構想と材料を説明しました。

・・・本日 ついに、製作編です。


※画像が多く、美しさは不要なので 画質を落としてあります。


本体には この収納ケースを使用。

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幅=45cm 高さ=21cm これは、コリ水槽と同じサイズ。

安定感と見た目を重視です。


本体の断面に合わせて プラ板(PP板)をカット。

今回は 本体も板も材質に PP(ポリプロピレン)を使いました。

材質が違うと、接着で問題が起こりそうだったので。。。

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PP(ポリプロピレン)用の接着剤で 接着します。

コニシの「GPクリヤー」 を使用。


左の板の下部は、水が通るように トンネル状になっています。
右側の板は、左に比べて 3cmくらい低め。

溢れた水を、大きなスペースに 自然落下させる為です。

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約1日、乾燥させます。

その後 水が漏れないように シリコン接着剤でコーティング。

今回は コニシの「バスボンド」 を使いました。

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シリコンを塗った後も、1日乾燥させます。

乾燥前に水を入れようものなら・・・きっと後悔します(笑)


次に、濾材用の足場を作ります。

園芸用のプラスチックネットに、アクリルボルトで止めます。

金属ボルトだと、錆びるし 水質に影響が出るので。。。

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粗目ネットだけでは濾材が落ちてしまうので、

落下防止に 細目ネットも使います。

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↓設置したところ

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この上に濾材が乗ることになります。

そのまま濾材を入れてもいいのですが、

水の通りを考えて この形にしました。


横穴を開けて、PP板でスロープを作ります。

排水はここから水槽へ流れます。

小さすぎると、濾過槽から水が溢れるので、

水中モーターの水量に合わせた 適度な大きさで。

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本体のフタに穴を開けます。

ドライ濾過にしなければ、この穴は適当で結構です。

ここへ モーターからの水を入れてください。

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穴を開けたのは、↓この容器を差し込むため。

この容器の中に 後でドライボールを入れます。

水槽からのゴミを取るために、ウールをボールの上に敷きます。

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黒い配管は、水中モーターに付属のもの。


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水中ポンプ 「イーロカ PF380」の場合、

使用できるホースは 内径Φ12用。

塩ビパイプだと、内径Φ13でぴったり収まります。


これで モーターから濾過槽に 水を入れることができます。



さて、この空っぽの容器を 濾過槽として機能させます。

どんな収まりになるのでしょうか?


・・・次回、最終章 稼動編で。