永劫に保たれるものなど存在しないのだが | Nature | Photography | Music | Art

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ANAのマイレージがいつのまにか貯まってきたため、久しぶりに沖縄に蒼の成分の補給を目的にプチ旅。

このところの沖縄はオーバーツーリズムが顕著なのであまり繁忙期には行かないようにしている。

海だけが目的であれば実は11月は隠れたベストシーズン。
観光客は少なくなり、海水温も透明度も高く、台風は一段落しているし、まだ季節風も吹いていない。とにかく悪いところがない。

今回の目的地である某所、以前から凄いと聞いていたので非常に楽しみにしていた場所。

防波堤の隅からエントリーして沖に数100mほど泳ぐとこんな信じられない光景が広がる。

 

 



長年、沖縄の多くの場所で珊瑚を見てきたが、これは最高峰のひとつじゃなかろうか…

 

 

このあたりは観光資源がほとんどなく、人がほとんど来ないのが大いに幸いしている。
正直なところ、慶良間などの珊瑚よりも元気がいいし、損傷や白化もほとんどなく完全な状態で残っているかなり奇跡的な海。


沖縄の海に魅せられて通うことン十年、各所で海水温の上昇や人為的な理由で珊瑚が壊滅しつつあるのをリアルタイムで実感している。

いつかはここもその餌食になってしまうのかもしれない。
そう言っている自身も文明社会で生活しているからには多少なりともそれに加担していることになるのだが。
今できるのはこの光景を映像で残すことくらい。