桜島・造形 | Nature | Photography | Music | Art

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日々好奇心の趣くまま

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以前から心底撮ってみたいと思ってる被写体・桜島。
もちろん普通にではなく、夜間の噴火の時に火山雷を伴って…というやつ。
とはいいつつ、近くに住むか少なくとも長期滞在しない限りは難しいだろうとほぼ諦めモードでもあるのだが…

折角鹿児島まで行ったので、今回もダメモトで挑戦してみたがやはり空振り。
とりあえず機会を無駄にしないように、次回に備えて撮影場所のロケハンをしておいた。

現在活動している火口は2つ、南岳火口と昭和火口で、昨今噴火が撮影できるのは昭和火口の方。
これらの火口は鹿児島市側からは見えずに東側からしか見られない。
島の東側には一応道路は通っているのだが、停められる場所が少ない上に植生が邪魔をするために「私有地に入らず、いい角度で、落ち着いて」火口が見られる場所は非常に限られている。

道端で撮影するのは落ち着かないし、夜間だとヘッドライトの邪魔が入る。
探索してみると、ちょっと奥まった場所で落ち着いて撮影できそうな場所を見つけた。

上述の通り夜間は惨敗だったので、夕暮れの桜島の火口を180mm~400mm程度で撮影したものを何枚か。
あまりにもダイナミックレンジが大きいのでHDR処理。

 

 



手前が昭和火口で奥が南岳火口の二重構造になっていて、クローズアップした火口周りの地形や模様の美しいこと。
おそらく存命中にこの山に登れる機会はないだろうが、このリムでテントを張って一泊したらどんな景色が見られるのだろうか。夢想してしまう。