ガイドさん曰く、休暇の長いヨーロッパ人はさておき、ここを陸路突破する酔狂な日本人はほとんどいないらしい。
とはいえ、ここの間は公共バスも多く走っているので長期バックパッカーとかは行っているのでしょうが。
前日夜着いた首都ウランバートルをほとんど散策もせず早朝に出発。
南ゴビ県の中心であるDalanzadgadまでの距離は500km以上。東京-大阪ほどの距離を丸一日かけて車でひたすら草原を走る。
唯一の救いはこの間だけは完全に舗装道路であることで、この旅唯一の揺れのない快適な(しかしちょっと物足りない)移動時間。
車窓にはいかにもモンゴルらしい広大な草原が広がっていて、いろいろな生き物が次々と現れて飽きない。
ゴビに近づくにつれて、こんな生き物も。
こいつ、最強の家畜だそうです。モンゴルの厳しい酷暑、厳寒、乾燥、絶食のすべてに耐え抜いてメンテナンスフリーで生き抜くそうで。
説明を受けて初めて知ったこと。フタコブは中央アジアあたりにしかいないらしく、初見かも。
そういえば以前にインドや中近東で見たのはすべてヒトコブだった。
夕方ついたDalanzadgadは南ゴビ観光拠点のそこそこ大きな唯一の街。
ここでガソリンと食料を補給してようやくここからが本番です。