【レトロゲーム】『電車でGO! プロフェッショナル仕様』で遊んでみたら・・・ | 後追い80's

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久々にレトロペディアを起動。

 

といっても、ファミコン時代の理不尽ゲーと戯れるほど時間にもメンタルにも余裕があるわけでもないので、時代が最も現代に近いPS1のゲームに逃げる(笑)

 

そんなわけで、今回はPS1の『電車でGO! プロフェッショナル仕様』で遊んでみることに。

 

 

いきなりオープニングで色んな車両が走る実写映像が流れて、思わず目を見開いてしまう。

 

こうした演出やゲーム内のBGMを含め、どこか昔のグランツーリスモに似たような雰囲気を感じた。

 

これは鉄道版グランツーリスモ的な立ち位置なのだろうか。

 

「鉄道資料館」という項目では様々な車両の写真を見ることもできるようになっているので、ゲームを始める前から地元の鉄道車両の写真を眺めて遊んでしまいました。

 

写真以外にも、映像や車両のCGモデリングなども見る事ができます。

 

PS1なのに頑張ってるなぁ。

 

肝心の本編に関しては、東北から九州まで様々な路線を走ることができるようになっており、まずは最北端の東北から始めることに(北海道と四国は収録されていなかった気がします)。

 

とりあえず一番低い難易度の秋田新幹線こまち4号E3系からスタート。

 

最も易しいはずなのに、いきなり難しい。

 

ルールや操作方法をろくに理解できていないのもありますが、まともに運転できない。

 

実は電車でGOシリーズはこれが初めてではありません。

 

20年ぐらい前にPS2でプレイしているのですが、当時も何だかよく分からないまま遊んでいたような気がします。

 

だから、昔プレイしたことがあるアドバンテージなんて1ミリも無し(笑)

 

 

このゲームって、減速する際など前もってお知らせしてくれたりと手取り足取りサポートしてくれるもんだと思っていたら、ギリギリにならないと減速表示を出さなかったり、何も教えてくれない事も結構あるので、トライ&エラーでやっていく覚えゲーという感じなんですよね。

 

120キロ出してる最中にいきなり制限速度60キロ区間になりますなんて言われたところで、そんなもん止まれるかーーー!って話なわけで。

 

かといってトロトロ走ってると制限時間をオーバーして間に合わなくなってしまうし…。

 

さすが「プロフェッショナル仕様」というタイトルは伊達ではないということか。

 

想像以上に手強いゲームだ。

 

でも、面白い!!悔しいけど面白いよチクショー。

 

「う~ん・・・不味い!もう一杯!!」(まさにこの心境w

 

 

電車の運転ゲーなんて、正直やる前はあまり気乗りしませんでした。

 

「鉄道というのは乗客として車窓風景や音などを楽しむものであって、運転したいものじゃないんだよなぁ」という考えなので、鉄道系のシミュレーターなんかにも興味が湧かなかったぐらいですから。

 

私にとっては運転といえばクルマで、過去に数々のドライビングゲームをプレイしてきていることもあり、単に決められたレールの上を指示通りに走って、指定位置で上手く止まれるかどうかぐらいしか醍醐味がない鉄道の運転ゲーなんてすぐ飽きるだろうし、眠くなるようなイメージしか持てませんでした。

 

実際、過去にPS2で『電車でGO!FINAL(記憶が正しければ)』や『トレインシュミレーター』をプレイした時もハマれなかったわけですし。

 

しかし、いざやってみると…これが面白いから困ってしまいました。

 

本当はもう鉄道関連の事に時間を費やすのはいい加減やめようという方向に気持ちが傾いていたのに、このゲームのせいで後ろ髪を引かれて心変わりしてしまうなんて…何たる自爆行為か(笑)

 

 

自爆と言えば・・・東北新幹線E3系でフル加速(クルマで言えばアクセル全開状態)していたら、いきなり駅のホームが目の前に飛び込んできて、連結待ちしていた「やまびこ」にフルスピードで思いっきりカマを掘り散らかすという、とんでもない大惨事をやらかしてしまいました(笑)

 

これには思わず自分でも大爆笑。

 

連結待ちしている車両に全開スピードで突っ込むなんて前代未聞の事件でしょう。

 

でも、現実世界では最近やたら鉄道関連の事故が多発しているから、こういうネタもあんまし笑えなくなってきてるのが悲しいところ…。

 

 

東北はカーブだらけでクネクネしていて、しかもそこを新幹線のスピードで通過するもんだから、さながらアトラクションのようで楽しい。

 

しかも、雪が降っている銀世界で、線路沿いに鹿なんかもいたりして、とても良い風景の中を走れるから癒し効果もあるのでございます。

 

まあ、操作が忙しすぎて風景を楽しむ余裕なんて全く無いんですが、この路線は今の映像クオリティでリメイクして欲しくなってしまいますね。

 

各路線によって車内アナウンスやメロディが異なるのも良いです。

 

 

初日はオーバーランばかりで、まともに停車することすら叶いませんでしたが、翌日に今度は「ほくほく線快速・HK100形」でプレイしてみたら、ようやくまともに止まれるようになってきました。

 

しかし・・・ブレーキが強すぎてガコーンと緊急停止状態になってしまうと、バブル期のボディコン姉ちゃんみたいな乗客からちゃんとしてよねと説教を食らうのはイラッとします(笑)

 

しまいには「何よ、この電車ときました。

 

おんどりゃああ、ちゃんとやれるもんなら最初からやっとるわぁぁぁ!

だーっとけ、このスットコドッコイがぁぁぁあ!!と心の中でそっと叫ぶ(そっと叫ぶってどんな表現w)。

 

まあ、ギクシャクするような運転をした時は言われてもしゃあない。

 

問題は、自分でも割と上手く停まれたと思った時です。

 

珍しく上手く停車できたと、初めて手応えのようなものを感じて自己満足していたら、コギャル風の女子高生らしき乗客から「ちょっとどういうつもり」とイチャモンつけられましたからね…。

 

結果を見ると、たったの1メートルオーバー。

 

このゲームはたった1メートルの誤差も許さんとおっしゃるのか!!

 

厳しい…厳しすぎる。

 

まだ一度も誤差0メートルで停車できたことはないので、停車する度にコギャルからダメ出しを食らうという、大変屈辱的なゲームとなっております(笑)

 

コギャルから虐められたい趣味のある方は是非ともどうぞ(笑)

 

 

そんなわけで、まだ北の方の難易度低めの路線しか運転していないのに、まだまだたくさんの路線が残っています。凄いボリュームです。

 

しかも覚えゲーだから、全部制覇しようと思ったらかなりの時間を要しそうな雰囲気。

 

このまま続けるべきなのか、ここで手を引くべきなのか(笑)

 

実はここ数ヶ月、PS4の『鉄道にっぽん!路線たび 叡山電車編』を買おうかどうかずっと迷っていて、「いやいや、俺は(鉄道の)運転に興味があるわけじゃないし」と言い聞かせて却下していたのですが、こうなってくると再び…。

 

 

 

電車でGOをプレイした後、気分転換として久々に『グランツーリスモ2』をプレイ。

 

フリー走行は面白いんだけど、いざレースしようとなると、現在乗っているS2000では戦えるカテゴリがほとんど残っておらず、あとはもうハイパワー車に乗り換えるしかない。

 

う~ん、ハイパワーなスポーツカーって興味がないんだよなぁ。

 

軽量コンパクトで2リッタークラスのスポーツカーが一番楽しいと思うので。

 

憧れのNSXを買おうにも持ち金が足りないし…。

 

GT2はこの辺が潮時かな。