昨日、面白そうなアクションRPGの動画が公開されました。
1人称視点のファンタジーアクションゲームで、タイトルは『Alkahest(アルカヘスト)』。
まず、こういったゲームトレーラーというのは肝心のゲームプレイに関する部分が全く出てこないか、ほんの少しチラ見せする程度のやつが多くて、大半はどうでもいい情報ばかりで見るべき部分が少ないものが多いんですが、この動画は全般的に見所しかないという極めて珍しいトレーラーとなっているのが凄いと感心しました。
このトレーラーを作った人はこちらが求めているものが何かをちゃんと分かってるなぁ、と。
1人称視点のファンタジーゲームでここまでクオリティの高い戦闘描写は見た事がないので久々にワクワクしました。
本当にこのクオリティで動かせるようなゲームが実現したら、没入感がえらい事になりそうです。
そもそも1人称視点のファンタジーゲーム自体がそんなに多くはないと思うし、代表作とも言える『スカイリム』だってもう13年も前のゲームだから、さすがに戦闘描写は時代を感じる部分がありますからね。
本日、ゲーム内容に関する情報も記事になったので少し見ていきましょう。
>物理エンジンを駆使した創造的な近接戦闘と高度にインタラクティブな環境。敵を崖から蹴り落としたり、頭に木を落としたりと、多彩な戦術が可能です。
敵を崖から蹴り落とす➡大好物でーす(笑)
頭に木を落としたり➡何それ面白そう♥
動画で見た通り、近接戦闘が凝っていて楽しそうな印象です。
>魔法の代わりに錬金術を使用。レシピに従うか、収集した材料を自由に混ぜて使用します。投げる、武器に塗る、NPCのポケットに忍ばせる、自分で飲むなど、さまざまなシナリオで結果が予測できません。
この「錬金術」というのが、このゲーム最大の目玉となりそうな要素ですね。
>リアリズムと信憑性に焦点を当てた設定、ファンタジーの要素を持つ泥臭い中世
う~ん、リアリズムはどうでもいいかな。
ファンタジーでリアリズムとか言い出したら、途端につまらなくなってしまう印象があるので。
まあ、逆に何でもアリになってしまうとバランスが崩壊してカオス化してしまうので、ファンタジーにおける世界観の創造はその辺のバランスが最も重要というか、作り手のセンスが問われる部分なのではないかと思います。
>個人的なドラマ、政治、興味深い派閥やキャラクターを絡めたストーリー。
政治だとか派閥だとか、そんなもんは腐りきった現実社会だけでお腹いっぱい。
そもそも、この手のゲームにストーリーなんて求めていないので、そこはどうでもええです(笑)
楽しく爽快に暴れる事さえ出来ればそれで満足なので。
何かこの発言だけ切り取るとジャイアンみたいな性格だと誤解されそうですが(笑)
>イマーシブシム要素:攻撃的なステルス、ゲームプレイタスクへの非線形的なアプローチ、多くのガジェットと意外なメカニクスの組み合わせ。
単調な戦闘にならないように様々な工夫が凝らされてそうな期待が高まります。
>「無駄に広いマップや退屈なサイドクエストは一切なし」、「量より質」
す、す、す、素晴らしい!!!!!!
まさに私がずっと言ってきた不満を全て把握しているかのようです。
無駄に広いだけのマップは面倒くさいし時間の無駄だと愚痴ってきたし、宝探しなど非戦闘系のサイドクエストには興味がないとも言ってきたし、クリアまでの時間が無駄にかかり過ぎるゲームは好まないという事も言ってきただけに(最近のゲーマーはやたらボリュームの多さに拘る人が多いですが)「量より質」という方針こそが最も理想的だというのは常々思っている事なので、本当に分かってらっしゃるとしか言いようがありません。
ゲームトレーラーを見た時点でセンス良いなと珍しく感心したけど、この基本コンセプトを知ってますます期待感が高まりました。
逆に現時点では懸念すべき部分すら思い当たらないほどです。
今の時代、これほど素直に期待できる物なんて極めて稀ですよ。
>『Alkahest』はPC(Steam)/コンソール向けに発売予定。日本語にも対応するとのこと。
最近は面白そうだと興味を持ったゲームに限ってPCオンリーという事が増えているので、本作もそれに該当するのかなと半分は諦めていたのですが、コンソール向けもあって日本語にも対応予定というのは素晴らしい朗報です。
これはもう楽しみでしょうがない。
FPSは「First-person shooter」の略称ですが、このゲームはシューターではないので何と呼ぶのだろうと疑問に思っていたら、トレーラーの説明欄で「first-person fantasy」という表記が目に入りました。
つまり、略称するとFPFになるんでしょうか。
このゲームを皮切りに、FPFという用語が普及するぐらい1人称視点のファンタジーゲームが増えてくれると嬉しいんですけどね。