魔王になれるRPG『ダークハーフ』
今年に入ったらレトロゲームで遊ばなくてはと思っていたので、最近は隙間時間を作ってレトロゲームで遊ぶようにしています。
「遊ぶようにしています」なんて言うと義務感のように思われるかもしれませんが、こうでもしないと格ゲーとFPSを延々とやり続けて、レトロゲームで遊ぼうとする気配もなさそうなので、半ば強引にでもやらなきゃいけないなと。
まずは毎年のようにやらなきゃと思いながらも、結局やらずじまいに終わってしまうRPGを今年こそは再開しようと思い、以前購入したきり放置しっぱなしになっていたスーファミの『ダークハーフ』をプレイ開始。
魔王になって庶民を殺しまくれるというユニークなコンセプトに惹かれて購入したわけですが、序盤を少し触っただけで2年間放置(笑)
物語は7日間に区切られていて、勇者ファルコ側と魔王ルキュ側を1日ずつ交互にプレイしていく形式となっています。
とりあえず、魔王ルキュ側で1日目を終えたところまでプレイしましたが、それだけでも結構な時間を奪われました。
私がRPGになかなか着手しなかった理由は、まとまった時間がないとプレイできないと分かっていたからで、実際にこうしてやってみても、やはりちょっとした空き時間で遊べるものではない事を改めて痛感しました。
しかも、どんどん進めていきたい、話の続きが気になる…といったような面白さも特に感じられず…。
続きをプレイするのが面倒くさいというのが正直な感想です。
しかし、一旦始めてしまったのでそう簡単にギブアップするつもりはありませんが、実はこのゲーム、難易度が高いらしいので、久々に遊ぶRPGとしては選ぶソフトを完全に間違えてしまったかもしれません。
物語は長らく封印されていた魔王ルキュが復活するところから始まります。
復活したてで元の力が戻っていない魔王様は、庶民たちの魂を食らうことで力を取り戻そうとします。
まずは街に出向いて、庶民に話しかけると次々と容赦なく魂を吸い取って骨にしてしまいます。
とあるお家にお邪魔したところ、おばちゃんから「ここは宿屋じゃないよ。さっさと出ていきな」と邪険に扱われたのですが、そこは魔王様…即座におばちゃんを骨にしてしまいました。
すると物陰に隠れていた子供たちが出てきて、「お前が悪の親玉だろ。弱い者イジメなんかして何が楽しいんだ」と言ってきたので、ここも躊躇なく骨にするんだろうと思いきや、黙って踵を返して去っていく魔王様…。
図星を突かれると意外に気にする性格のようで、ちょっとだけ親近感が湧いた瞬間でした(笑)
しかし、それ以外の庶民には容赦がありません。
次に酒場を訪れ、喧嘩腰の男や必死で女性を口説いている最中のナンパ師などをどんどん骨にしていきます。
そして、杖をついたおじいちゃんに話しかけてみると「お迎えがきたのか。痛くしねえでくれ」と全てを悟りきった様子で、「案ずるな」と言って一瞬で楽にしてやる魔王様…。
ヨボヨボの爺さんに対しても情け容赦ないヤツだと思うか、慈悲深いお方だと捉えるかはプレイヤー次第です(笑)
しかし、酒場の主人に「ご注文は?」と聞かれ「お前の魂だ」と答えると、鳩が豆鉄砲を食らったような主人が思わず「え?」と声を漏らした次の瞬間、断末魔の叫びと共に白骨化してしまった時には、さすがの私も同情を禁じ得ませんでした…(嘘こけ!ケラケラ笑っとったくせして白々しいw)。
当初は魔王になって庶民を殺しまくるのが楽しみだったけど、実際やってみると全然気持ち良くない(笑)
せめて殺すか殺さないかの選択ぐらいは、こちら側にさせてもらいたかった。
子供を殺さなかった事には一抹の救いを感じたものの、善良な人間や老い先短いじいさんばあさん達まで殺すのは実に忍びないですからねえ(でも人間の魂を吸わないとエネルギーがどんどん減っていくシステムなので、いずれにせよお命は頂戴いたすと思いますがw)。
戦闘システムは、特に変わった特徴もなく普通です。
魔王は基本的に打撃による攻撃はなく、魔法による攻撃のみですが、その際にダメージを与える範囲をパターンの中から選択できるぐらいでしょうか。
途中でモンスターの家来がついて一緒に戦うようになったりしますが、今のところはそんなに面白いとは感じられません。
むしろ、これが本当にあのエニックスが手掛けたRPGなのか?と疑ってしまうぐらいの凡作にしか思えないというか。
とりあえず、次は勇者側の1日目をプレイしていく予定です。
どこかの時点で面白くなってくれることに期待したいものですが。
懐かしの『カトちゃんケンちゃん』
他には、PCエンジンの『カトちゃんケンちゃん』も始めました。
子供の頃に持っていたソフトですが、全クリなんて到底出来なかったので、クイックセーブという文明の利器に頼って子供時代のリベンジを果たそうという魂胆です(笑)
現在、ステージ4-1まで進んだところで、多分ちょうど全体の中間地点辺りだと思われます。
当時(88年頃)から難易度が高く感じていましたが、今プレイしてもやっぱり難しいですね。
プレイ開始時に志村さんか加トちゃんを選ぶのですが、私は志村さんでプレイしています。
加トちゃんは途中で空き缶を投げて妨害してきたり、ゲームを進める際のヒントをくれて体力まで回復してくれたりと、敵なのか味方なのか分かりません(笑)
令和の今となっては下品に感じられるであろう昭和の笑いが含まれた、色んな意味で面白いゲームです。
こんなにあったのか洋画系ゲーム
他には、とにかく洋画系のゲームを色々と試遊してますね。
海外版のファミコン(NES)を見ると、こんな映画がゲーム化されていたのかと驚くようなゲームがたくさんありまして。
『インディ・ジョーンズ』なんて3種類(それぞれ異なるメーカー)ぐらい確認できたのですが、どれも大して面白くないという(笑)
他にも、横スクロールアクションで『リーサルウェポン』や『プラトーン』まであったりして、『アンタッチャブル』はTPSっぽい縦方向のシューティングゲームなんですが、十字キーでのエイム(照準)がシビアで手を焼きます。
動画を見ると横スクロールや見下ろし型アクションのステージなんかもあって凝ってるし、ちゃんと映画に沿った内容になっていて、意外にちゃんとしてるんだなと印象が変わりました(笑)
他には『ビートルジュース』なんて物まであったりして、何だかよく分からないクソゲーの匂いがプンプンする横スクロールアクションでした。
『ベストキッド』もありましたね。まずは映画1作目の空手トーナメントから始まって、そこで優勝すると、今度は映画2作目の沖縄に移って横スクロールアクションが始まるという変なゲームです。これもクソゲー臭が凄いのですぐにやめましたが(笑)
他にも色々とプレイした気がしますが、適当に触っていくだけなので全ては覚えていません(笑)
今日プレイしたのはPCエンジンの『ダイハード』なんですが、これがまあまあ面白くて、ステージ3まで進んだところでセーブして終了しました。
ファミコンでも出ていた『怒』に似たタイプの見下ろし型の縦スクロールアクションですね。
死なずにどんどん進めるユルめの難易度が私向きだなと(笑)
レトロゲームはこれぐらい気楽に遊べる難易度の物が好みなので。
あと、洋画ではなく邦画ものですが、PCエンジンの『ガンヘッド』もやってみました。
映画の『ガンヘッド』は未見ですが、私の大好きな永井真理子さんが主題歌を歌っているのでBGMとして使われていないか確認する程度の気持ちだったのですが、シューティングが超苦手な私が死なずにサクサク進める爽快なゲームだったので、ステージ2までクリアした時点でセーブして終了。
これは珍しく面白いシューティングかも。
一口にシューティングゲームと言っても色々あるんですね。
今までは大体1面で即死するパターンだったので、こうやってアイテムでどんどん火力が強化されていって、弾幕で圧倒していける爽快なシューティングであれば、たまに遊ぶのも悪くはないかもしれません。
ちなみにこのゲームは映画のガンヘッドとはほとんど関係がない内容らしく、ゲームの雰囲気からして永井真理子さんの曲も一切使われていない可能性が高そうです(笑)