私の今年の漢字はズバリ!
「膿」
今年はどんな1年だった?
今年はビッグモーター、ジャニーズ、宝塚に始まり、ダイハツの不正問題に終わるという、とことん膿が出まくった年でした。
昨年も良からぬ1年でしたが、今年はそれを余裕で更新する勢いの最悪な年だったといいましょうか。
ジャニーズ問題ではマスコミやテレビ局の腐敗が表面化して一切の信用が置けなくなり、コンプライアンスにうるさいはずの大企業が社会正義など持ち合わせておらず上辺だけだということも明るみになりました。
もはや何も信じられないような世の中になりつつあります。
しかし、それらの問題も霞んでしまうほど酷いのが自民党です。
私は以前からずっと自民党を糾弾していますが、今年は裏金問題などが発覚した事によって、ようやく国民も目を覚まし始めたように見えます。
自分たちは好き放題やり散らかしておきながら、金の使い道は絶対に透明化しようとしないくせに、国民にはマイナカードを作らせて管理下に置こうとしたり、インボイス制度を強いたりとやりたい放題の独裁政権。
そして、ようやく「独裁」だとか「民主主義じゃない」といった言葉も目にするようになったのも、まだ今年の話です。
私はもう10年ぐらい前から言い続けているので、そうとうな今更感があるわけですが。
こうなってしまったのも国民の責任です。
国民が政治を監視する義務を怠ったせいで、ここまでの惨状を招いてしまった。
政治は国民を映す鏡だと言われますが、あれは本当にその通りだと思います。
この醜悪な政権は今の世相を表しているようにしか見えませんから。
こんな骨の髄まで腐りきった連中に私達が生きていく社会のルールをあれこれ決められるわけですから、とても我慢できることではありません。
しかし、デモや暴動すら起こさずじっと耐え続けるだけ・・・ならまだしも、どんな不祥事が発覚しようとも喉元過ぎれば何とやらですぐに忘れやすく、そもそも社会の事には無関心だったりと、この国民性が変わらない限り、ますます悲惨な世の中になっていく一方でしょう。
私は政治が腐敗していることよりも、そっちの方に絶望しているわけです。
そして、国外に目を向けるとウクライナに続いてイスラエルでも戦争が始まった年でもありました。
毎日ニュースを見ていても、本当に良い話なんて何もありません。
加えて、AIの脅威に晒される時代も見えてきており・・・
このような状況になっても尚、どうやって未来に希望を見いだせるというのでしょうか。
私には皆目見当がつきません。
こんなディストピアに生きているものですから、今年は特にテンションが上がることがありませんでした。
これまでなら、世の中が酷かろうとも趣味を楽しむ時間だけは幸せを感じる事ができていたのですが、初めてその感覚すら失ってしまったほどですから。
趣味に生きる者として、これはあまりにも重い事態です。
そして、悲しいことに来年以降も良い年になるなんて希望的観測が持てません。
現実的な視点で見ると、今後は更に酷い時代になっていく一方だとしか考えられませんから。
自民党は更に増税してくるでしょうし。
来年が良い年になる要素が何も見い出せません。
一体どうすればこの惨状を変えていけるのか。
そんな事ばかり考えています。
今年は様々な所で膿が出ましたが、この流れが今年で終わるとは思えません。
まだまだ出ていない膿はたくさんあるでしょう。
今年の漢字が「膿」なら、来年は「腐」になるのではないか。
そんな予感しかしませんが、個人的にはそんな汚れきった空気に負けず、来年こそは趣味面で新しい扉を開いて、今年は感じられなかったような喜びや刺激や興奮や幸福感を求めていこうと思っています。