ジャイロキャノピー、しばらく乗らなくなるとキック連打しないといけなくなる対策 | 日々の地平線の先に ~スーパーカブ、モンキー、DAX等の4miniの改造、整備、制作、実験の軌跡~

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素人がバイクをいじり壊してます!
4MiniのDAX、モンキー、カブを実験台に…
パカな事を飽きずに15年近く色々やってきました。

プロのようには出来なくたって…やったことに価値があるんだわぁ〜
そこのあなたも楽しいミニバイクライフ始めないっすか〜?

とりあえず、ジャイロキャノピーの持ち主の方が苦言してました


「ジャイロキャノピーをたまにしか乗らなくなって、一つ大変なことがある」


「それはな、すぐにエンジンがかからないことだ」


「久しぶり乗ろうとするとどうにもならない」

「キック50回しないと掛からない」

「セルもかなり回さないと掛からない」

「だからバッテリーが死んだ」

「一度掛かれば再度すぐ掛かるんだけどな」


そうなんだよね

Dioと同じような状況です


どーやら、原因は負圧コックみたい

ジャイロに付いているのは、負圧ポンプではなくて負圧コックだったということなのでしたが…そんなことはどーでも良い




この負圧コックは

インマニとかキャブレターに負圧がかかっている時にガソリン少しだけ流れる仕組み


キャブレターの中のガソリンが揮発すれば

セルもキックも結構使わないとキャブレター にガソリンが溜まるまでエンジンかからないな

そりゃバッテリーダメになりやすいね


キックを1発した時はすこーしだけガソリンが流れる訳で…


キック50回くらいしてやっとキャブレターにガソリンが溜まりエンジン始動


嫌になり乗らなくなるという悪循環発生


でも、ジャイロキャノピーって負圧ポンプ使わなくても重力でガソリン落ちるんだよね

直結でも良いと思うがオーバーフローしないように安全装置なのでしょうし、これがあるおかげでキャブレターのジェットの腐りというか詰まりも防止できます


まぁ、元の機構を生かします

とりあえずこうしよう


材料は

内径5ミリの燃料ホースと


汎用のオンオフの燃料コックと



3ウェイホース継ぎ手(外径6ミリ)

ちなみに外径5ミリは緩くて失敗してます



この3つ


ということで

このようにバイパスのコックを付けた



まず

負圧ポンプとガソリンタンクのホースの間に3ウェイコネクタというか継ぎ手を使いました


キャブレターと負圧ポンプの間に3ウェイコネクタを噛ませて


そんで、バイパスした間にオンオフの燃料コックを追加


仮止めでタイラップにしてましたけど

最終的にホースクリップで付けました

人ものなので手抜きはやめときます


まー、それだけで

キックする前にコックをONしてから10秒ほど待ってコックをOFFにしてからキックすれば

あら不思議、キック1発でエンジン始動するんですよ


これだけでかなり楽になりました


古いジャイロ系の人はやった方が良いかもですよ