レイチェル・カーソン 『沈黙の春』 | Delie(デリエ)~ペーパークイリング~

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こんにちは!
ボタニカルクイリング・ジャパン認定インストラクター
「Delie」のNaomiです。
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レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読みました。

最近問題になってる「ジェンダー問題」、私個人の意見として、私たちが口にしている食品に何か問題があるのではないかと思い、歯科医師の先生に話したところ、この本を紹介されました。



こんな記述がありましたよ。

「DDTのスプレーを受けた蚊は雄雌モザイクと呼ばれる不思議なものに変わってしまう。雌でもあれば、雄でもあるという奇妙な蚊だ。」



怖い話ですよね。


個人の生命よりも遥かに大切な財産、それは遺伝子



男女問題が出てきたから、男女の区分はやめましょうと言われています。

私は、そこに問題を感じているわけではありません。男性だから、こう!

女性だから、こう!

といった考え方は必要ないと思っています。


ただ、人間は子孫を残すという役割があり、そのためには男女が必要なのです。

それとも、子供が出来ないカップルは、人為的に子供を作る、子供をお金で買ってくる時代になるのでしょうか。


そもそも、こういう事が起こっている原因は何なのかという事です。環境汚染、食品問題。

経済社会の中で薄々感じていても、見て見ぬふりをしなくてはいけない何かがあるのです。



この本の中で、ヒ素についての記述がたくさんありました。

1964年に刊行された本にこのような記載があり、私たちが記憶に残っている、和歌山カレー事件は、1998年に起こっています。

シロアリ駆除のために置いていたヒ素がカレーに混入されたとされる事件。

こんなに殺傷能力のあるものが、一般家庭に保管されているなんて、怖い話ですよね。



とても難しい本でしたが、考えさせられる内容の本でした。

とはいえ、人一倍、虫が苦手な私は殺虫剤の水溜りができるほどふりかけてしまいます。

どうすればいいんだろう。


でも大嫌いな、ゴキやカメムシにも存在価値があるのだろうかと、スマホで検索してしまいました。


だからといって、私の嫌いな気持ちは今更どうしようもないけど、やはり少し考え方を変えるだけで、何かが変わるかもしれません。


たくさんの人が少しだけ考え方を変えたら、何十年か先の地球は少し変わっているかもしれません。