11月23日14時 サントリーホール
指揮:キリル・ペトレンコ
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op. 132
R. シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op. 40
今秋の来日オケのうちペトレンコだけは聴こうと思っていた、
今日も最初にプログラムを惰性で買う、何か昨日と大差ない薄っぺらな冊子だが昨日の倍の2千円也、ベルリンフィル価格なのか
売り子のお姉さんは2千円出しているのに必ず「一冊でいいんですか」と訊いてくる、そう云われて「じゃあ3冊貰おうか」という輩がいるのだろうか
どうも席取りが上手くいかず随分前の席になってしまった、
全体が俯瞰できないが、オケは14型対向か、コンマスは樫本さん
ペトレンコ登場、やや小柄だが堂々とした印象だ、
レーガーの変奏曲は実演で聴くのは初めてだが、もしかしたらレーガー作品を実演で聴くこと自体初めてかもしれない
数年前N響定期でブロムシュテットがPf協をプログラムに採り上げていたが独奏予定のPゼルキンが亡くなってしまい、急遽ステンハマルのPf協と差し替えになったことを記憶している
その時も、今回も演奏予定の作品を予習しているのだが、地味な印象が強かった
しかしベルリンフィルの実演を聴くと何とも優雅な曲に聞こえるから不思議なものだ
ペトレンコの指揮ぶりは表現力が豊か、全身を揺らしながら右手のタクトだけではなく左手の手からも信号を送る
レーガーの変奏も1stVnの最後列だけが演奏するパートがあるなど、かなり細かく作り込まれた作品であることが分かった
重なるときは重なるもので、N響の12月のB定期でもルイージが同曲を採り上げている、どのくらい違った演奏になるのかある意味楽しみだ
休憩後は英雄の生涯、まあこれだけ優秀なオケなのだからという期待が大きすぎたせいか、何か普通の演奏に聞こえてしまった、
確かに各パートは上手いが、余裕がありすぎて熱演感がなく、感動しにくい演奏になっているように思える
席が前過ぎたので樫本さんのソロは滅茶苦茶よく聞こえたけど、どうも金管と弦が分離して聞こえてしまったこともある
カーテンコールも数回でオケはあっさりtステージを後にしていった、そういえば最近ベルリンフィルは滅多にアンコールをしなくなった

11月22日19時 サントリーホール
指揮:アンドリス・ネルソンス
ワーグナー
楽劇「トリスタンとイゾルデ」から 前奏曲と愛の死
ブルックナー
交響曲第9番 ニ短調
今秋は海外オケの来日ラッシュだが、何か名曲プログラムが多く、高い金を払ってまで行く気になる公演は少ないのだが今日の演目は外せない
ゲヴァントハウス・ネルソンスを聴くのは初めて
2階席に向かうと、プログラム千円を求める長蛇の列、私も一応並んだけど何とかして欲しい、会場は8分の入りか
今日の演目は外せないと言ったけど、今日の演目はあるあるの演目で先日もシティで聴いたばかりだ
トリスタンはゆったりと演奏されたが、上述のように池田さんの声楽も入れた演奏に感銘を受けたので、それほどの感動は無かった
ネルソンスは0を含むブルックナーの全集をDGから出しているが、最近は数多の指揮者が全集を出しているので聞いてなかったのだけど、、、
当たり前だけど、管楽器の奏者の安定感が半端い、そういえば他オケと比べ、FlとOb以外は男性率が高かったな
今日は、間違えのない正統派の演奏だった、
特に第1主題など、ネルソンの拘りが見られたので、全集で聴いてみようと思った
でも立派すぎる演奏で、感情移入は出来なかった

11月18日14時 東京芸術劇場
指揮:井上道義
ソプラノ:髙橋絵理
メゾソプラノ:林 眞暎
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:読売日本交響楽団
マーラー/交響曲第2番 ハ短調 「復活」
ミッキーのマエストロシリーズ、昨年の大地の歌は良かった、特に池田さんの歌唱には魅了された
しかし、今年に入りまず井上さんが長期入院、さらには池田さんの病気降板などのトラブルが重なり開催が危惧された
それでも、井上さんは退院され演奏活動を再開されているということだが、今日は退院後の演奏会を初めて聴く
ブログなどをみると本調子ではなく、まだロキソニンを服用しているようなので心配である
さて今日、明日とは山手線が一部区間運休ということで、普段のルートで池袋に行くことが出来ない
勿論工事を迂回するルートは複数あるのだが、乗り換えにどれくらいかかるとかは、その場でなければ分からない点も多いので、どのルートを使うのか迷うところだ
ということで、良かれと思ったルートで行ったのだが、思ったより時間がかかり、池袋に就いた時には50分を回っており、何とか開演前に会場に滑り込んだ
16型のオケの後方には椅子がずらり合唱団は曲途中で入場するようだ、2階左のバルコニーにマイクがあるのは、その裏に金管楽器が控えているということか?
登場したマエストロは元気いっぱいという感じではないが体調には問題なさそうだ、力強くタクトを振り下ろす
第1楽章が終わり、このタイミングで合唱団が入場、ミッキーらしく迫力の演奏であったが、私の体調が今一つで有ったせいかあまり心に響かない、
そして、その後2、3楽章の記憶が全くない、そこそこの音響で演奏されていたと思うのだが、、、
私の意識が復活してきたのは4楽章のメゾソプラノの歌唱あたりから、今回代演となった林さんの歌唱が子守歌のように聞こえた
5楽章になって、力図良い合唱で、ようやく覚醒、
しかし一体何をやっているんだ、楽しみにしていた演奏会だったのに半分寝てしまうとは
演奏後、聴衆からは大きな拍手だったが、私は半ば呆然としていた
ミッキーのターンを見て、私は早々に会場を後にしたが、会場の拍手は外にまで響いていたので、多分参賀が有ったのだろう
