0月13日19時 サントリーホール
指揮=マクシム・エメリャニチェフ
トランペット=セルゲイ・ナカリャコフ
リムスキー=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」作品36
アルテュニアン:トランペット協奏曲
アンコール
J. S. バッハ:G線上のアリア
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35
エメリャニチェフ、定期の演奏が素晴らしかったので名曲シリーズも聴くことにした
チケットは完売だそうだが、会場には多少空席があった何故だろう
一曲目の「ロシアの復活祭」は演奏機会が少ない曲、
久々に聴いたがやっぱり面白くない、コンサートの採り上げられないのも宜なるかなである
今回は舞台の最後部には6台のCbが並ぶ、ということはオケは14型か
2曲目のアルテュニアンは初めて聴く曲、
アルメリアの作曲家だそうだが、民族的メロディーなのだろうか、
トランペットの奏でる旋律が耳に心地よく、なかなか楽しい曲だった
アンコールで、エメリャニチェフがやおらチェンバロの反響板を開けたのには吃驚、チェンバロが置かれていたのに全く気付いてなかった
弱音のトランペットが奏でるG線上のアリアは極上だった
後半のシェエラザードは16型に増強、Cbも8台に増員、
前半のゆったりとした感じから、後半の盛り上がり迄、エメリャニチェフのタクトにオケも緊張感を持って追随しており、文句のない演奏だった、
でもシェエラザードは曲が良すぎるからな、
エメリャニチェフ近いうちにまた聴きたい
9月7日14時 サントリーホール
指揮:カーチュン・ウォン[首席指揮者]
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109
連日のブルックナー、今日は9番
当初プログラムの発表が有った際は、9番とだけ書かれていて、4楽章版が演奏される予定だが、どの版を用いるのか決まっていないのかと思っていた
しかし、途中で3楽章の通常の演奏形態であることが明記されるようになった
ウォンが首席を務めるハレ管弦楽団のコンマスが、今日のゲストコンマスで、来月のハレのコンサートでは4楽章で演奏されるという
あくまで想像だがウォン自身も、9番をどの形式で演奏するのが良いのか決めかねている部分があり、
それに対する、1つの解答が、まず3楽章で演奏してみてから、次に4楽章で演奏するという、今回のスケジュールとなったのでは
解答と言ったても、一応の答えが出るのは来月のハレの演奏会が終わってからになるのだが、どのような答えが出るのか興味深い
会場に入ると一昨日を再現するかのようにステージ最後部にはCBがずらりと並んでいる、
しかも一昨日が4台だったが、今日は増殖している、まあ16型だろうなとは思っていたが、よくよく数えてみるとCBは10台だ
管楽器は昨日と同様な3管編成、そして登場したハレのコンマスが若い、日本にも若いコンマスが出てきて欲しい
さて肝心の演奏だが、全休止をたっぷりとった演奏で70分を越えようかというものだったが、どうも私にはピンと来なかった
荘厳でスケールの大きい演奏を意図しているのかもしれない、ホルンも良かったし金管を中心に派手に鳴らしていたが、うるさく感じてします
また、ゆっくりとした演奏のテンポが崩れそうになる、危ない場面も見られた
ウォン自身もブルックナーは大好きだと言っており、、ウォンにはどうしても多くを期待してしまう
演奏後の客席は沸いており、ソロカーテンコールも有ったようだが、
来jん的に今日は消化不良、次回以降に期待だ
9月6日19時 オペラシティ
指揮:高関 健
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(第1稿・新全集版ホークショー校訂)
秋シーズンの開幕はブル8から、今回は新しく出版された初稿版の演奏だという
楽譜の話となれば、高関さんのプレトークは聴き逃がせない、今回はいつも以上に熱が入り時間も長かったような、トーク後には男子トイレには長い列が出来た
肝心のトークの内容だが、要するに、8番は初演の前に出版されているが、この出版稿はブルックナーの許可を得ない弟子たちによる改ざんが含まれていることが分かった
そこため、今回のホークショー校訂では、それらの改ざんを除いたものだと云うのだ
そして、ホークショー校訂は現在流通している初稿より結構長く、練習では88分かかったそうだ
その他、余談として、少年時代に初めて買ったブル8のレコードがよりによってクナッパーツブッシュ盤で、手持ちのスコアと全然合わないので、カラヤン盤を買い直したという話が受けていた
ということで、演奏は多分14型に3管編成でホルンとTp増強、ハープも3台と申し分ない、コンマスは戸澤さん
いや、愉しい体験だった、音楽を愉しむというより、自分の知っている演奏との違いが随所に現れるので、間違い探し感覚での鑑賞であった
シンバルを鳴らすのは弟子たちの助言によるものだと思っていたが、初版の方が派手に鳴らしまくっていたのは意外だった
高関さんのブルックナーには、それほどシンパシーは感じなかったのだが、今日の演奏はこれまでの中で一番共感できたかも
演奏後は会場に集結したブルオタたちから万雷の拍手、ソロカーテンコールも有った、
会場を出る人々は、口々に「長かった」と言っていた、本当に「長かった」でも「良かった」


