3月28日14時 第一生命ホール
指揮:濱田芳通
声楽・管弦楽:アントネッロ
フルート 柴田俊幸
オーボエ 小花恭佳、小野智子
バセットホルン 満江菜穂子、戸田竜太郎
ファゴット 長谷川太郎、鈴木禎
ホルン 塚田聡、五十畑勉
トランペット 斎藤秀範、金子美保
トロンボーン 南紘平、野村美樹、石原左近
ティンパニ 井手上達
ヴァイオリン 天野寿彦、阪永珠水、廣海史帆、大光嘉理人、
髙岸卓人、堀内麻貴、長山恵理子、瀬下莉瑚
ヴィオラ 伴野剛、本田梨紗、福田道子
チェロ 武澤秀平、山根風仁
コントラバス 布施砂丘彦
オルガン 谷本喜基
ソプラノ 金沢貴恵、今野沙知恵 、鈴木麻琴、中川詩歩、中山美紀
アルト 高橋幸恵、中嶋俊晴、新田壮人、野間愛
テノール 川野貴之、小沼俊太郎、田尻健、中嶋克彦
バス 清水健太郎、牧山亮、松井永太郎、山本悠尋
曲目:モーツァルト
アリエッテ≪手に口づけ≫K.541
交響曲第41番ハ長調 K.551 「ジュピター」より
第1楽章
≪天の元后≫ ハ長調 K.108より「私たちのために祈ってください」
第2楽章
第2楽章
モテット≪踊れ喜べ幸いなる魂≫より「アレルヤ」
第3楽章
オラトリオ≪解放されたベトゥーリア≫よりアリア「お怒りでしたら、慈悲を下さい」
第4楽章
≪レクイエム≫ ニ短調 K.626
Ⅰ.イントロイトゥス
Ⅱ.キリエ
Ⅲ.セクエンツィア
Ⅳ.オッフェルトリウム
≪ミゼレーレ≫イ短調より第1節「神よ、私を憐れんで下さい」
Ⅴ.サンクトゥス
Ⅵ.ベネディクトゥス
Ⅶ. アニュス・デイ
Ⅷ.コムニオ
今回の濱田芳通&アントネッロは、オールモーツァルトプロ
利用路線の電車に遅延があり、小走りで会場に向かうが、東京は昨日の雨から一転春の陽気で汗をかいてしまったが間に合ってよかった
会場は満席で、聴衆の年齢層は高め、兎に角、席に滑り込む
演奏予定では、≪天の元后≫ ハ長調 K.108より「我らのために祈り給え」、≪交響曲第41番≫ ハ長調 K.551 「ジュピター」、≪レクイエム≫ ニ短調 K.626、ほかとなっていたので、最初に数曲の歌唱があり、ジュピターと勝手に想像していた
しかし、プログラムを見ると歌とジュピターの各楽章とが交互に演奏されるようだ、
定刻を過ぎアントネッロ入場、そして濱田さんと松井さんが入場し、見事な歌唱が披露され、ここで拍手
続く、ジュピターの第一楽章だが、実にゆったりと間を取った演奏だった、ここでも拍手
そして、中川さんが入場し、見事に歌い切り、アントネッロの演奏が続く中で退場、ここで聴衆は拍手するタイミングを失った
結局、以降も中途の拍手は無しで進行していった
公式プログラムには濱田さん自身により「このようなガラ・コンサート形式のプログラミングを彷彿とさせるものでもあります」の言があった。
後半は、アントネッロの背後に歌手陣が並び、特定のパートで、そのうち数人がステージ前面に出て歌うというスタイルで進められた
本日の演奏は、サンクトゥスの直前にモーツァルト13歳時の作品≪ミゼレーレ≫が挿入されました.
≪ミゼレーレ≫は伴奏なしで歌われました。
曲が終わり、本日はリコー打を全く手にしなかった濱田さんが完全に手を下ろしたタイミングで、私を含め数名が拍手したのだが、濱田さんが止まったままだったので、一旦は拍手はやめました
そして、少し間を置いて濱田さんが申し訳なさそうな表情で客席を振り返り、ここで大きな拍手となりました
今日は、拍手のタイミング翻弄されました

3月25日19時 東文
指揮:マレク・ヤノフスキ
ヴァルデマール王(テノール):デイヴィッド・バット・フィリップ
トーヴェ(ソプラノ):カミラ・ニールンド
農夫(バリトン):ミヒャエル・クプファー=ラデツキー
山鳩(メゾ・ソプラノ):オッカ・フォン・デア・ダメラウ
道化師クラウス(テノール):トーマス・エベンシュタイン
語り手(バリトン):アドリアン・エレート
管弦楽:NHK交響楽団
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:エベルハルト・フリードリヒ、西口彰浩
シェーンベルク:《グレの歌》
今年の東京春祭では例年ワーグナーシリーズを仕切っていたヤノフスキが合唱シリーズに回り大曲グレの歌を振るという
そして、ヤノフスキの春祭出演は今回が最後だという、これは聴かないわけにはいかない
例年より開花が早かった桜は予報によれば本日が満開ということだが、生憎の雨天で公演には花見客の姿は見られなかった
前回ノット・東響の演奏を聴いたのは、調べてみたら2019年なので、もう6年以上前になるのか
ステージ上には20型の大編成のN響と合唱団、コンマスは郷古さん
続けて、歌手とヤノフスキが登場、
今回の演奏の詳細は各種レポートが出るだろうから、私は個人的な薄い感想を述べるに止める
ヤノフスキは、ここ数年と全く変わらない風情、全体的にテンポが落ちるような印象全くなく、バトン捌きも俊敏
前半のトリスタン和音に満ちた第一部では。山鳩のダメラウが見事な歌唱だった、
そして、合唱団が入場する後半に曲は大きな盛り上がりを見せた、語り手のエレートは気持ちの入ったナレーションだった
前半も後半も一切のフラ拍はなく、今日の聴衆は質が高い
カーテンコールが繰り返され、花束贈呈があった
ヤノフスキはインバルや、デュトワより若いのだから、N響定期にはまた来てほしい

3月19日19時 サントリー
指揮/ピエタリ・インキネン
ピアノ/キット・アームストロング
ラヴェル:ラ・ヴァルス
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番 ハ短調 op.44
アンコール
サン=サーンス:左手のための6つの練習曲 op.135 より第2番 フーガのように
プロコフィエフ:交響曲第3番 ハ短調 op.44
前日フィル首席指揮者のインキネンが都響に初登場、
その選曲が素晴らしい、日フィル時代はこのようなプログラムは無かった
日フィルの任期終盤にはコロナの影響もあり、出演機会が少なかった、サントリーではクレルボを聴いたのが最後だ
最初のラ・ヴァルスは人気の演目だが、インキネンがどのようなアプローチを見せるのか興味深い
演奏は実に軽快、名前のせいか陰キャラだと思っていたが実は陽キャラだったのか
16型の都響も全開だ、コンマスは水谷さん
2曲目は演奏がレアなサン=サーンスPf協4番、つい先日5番を聴いたばかりだが、演奏されるのは2番か5番が相場なのだが4番は初めて聴く
ピアニストのアームストロングも初めて聴く、30代前半だが、音楽院卒業後、複数の大学で物理・化学・数学に修士をとったという異色の経歴を持つ、今回の曲目もアームストロングの提案という
4番は元々は交響曲として構想されたそうで、全2楽章だが、それぞれの楽章が2つの部分を持つという、交響曲オルガンと同様の構成をとる
実際の演奏を聴くと先日の5番に遜色ない魅力的な曲想で、特に2楽章は名ピアニストでもあったサン=サーンスの演奏テクニックの見せ所満載
天才アームストロングの演奏は一点の曇りもない、インキネンも14型のオケで好サポート
後半はこれも演奏がレアなプロコの交3、
インキネンは指揮台に登るや否や16型に戻したオケに敢然とタクトを振り下ろした
全く隙のない緊張感あふれる演奏でインキネンの統率力もすごいが、それに付いていく都響も流石だった、
インキネンと都響は相性がよさそうだ、来シーズンの客演陣には名を連ねていないが、近い将来また都響でタクトを振ることを予感させられる演奏だった
