6月15日19時 サントリー

【演奏曲目】
サティ:グノシェンヌ第1番
D.スカルラッティ:ソナタ へ短調 K.466 L.118
グラス:エチュード第6番
ショパン:エチュード へ短調 op.25-2
     ノクターン ハ短調 op.48-1
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
ラフマニノフ:前奏曲集 op.23から 第5番 ト短調
       12のロマンスから なんという苦しみ op.21-12
メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):劇付随音楽「夏の夜の夢」 op.61より スケルツォ
アデス:オペラ《パウダー・ハー・フェイス》による演奏会用パラフレーズ
ラヴェル:ラ・ヴァルス

【アンコール】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」から 第1楽章
サンカン:トッカータ
レクオーナ:スペイン組曲「アンダルシア」から 第6曲「マラゲーニャ」
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 (遺作)
メラルティン:バルカローレ op.59-1
シベリウス:13の小品 op.76から 第2番「エチュード」
マルケス:ダンソン 第2番
ブルーベック:トルコ風ブルー・ロンド
コズマ(ガーナ―編):枯葉
アロム:ディスプレイスド・エチュード
ブラームス:インテルメッツォ 嬰ハ短調 op.117-3
チャイコフスキー(S.フェインベルク編):交響曲第6番 ロ短調 op.74「悲愴」から 第3楽章スケルツォ
ショスタコーヴィチ(ユジャ・ワン編):弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110 から 第2楽章 アレグロ・モルト
シューベルト=リスト:糸を紡ぐグレートヒェン S.558-8
モーツァルト(ヴォロドス、サイ、ユジャ・ワン編):トルコ行進曲

ユジャが来日オケと演奏するコンチェルトは何回か聴いたことはあるがリサイタルは聴いたことがなかった
そんな彼女の来日リサイタルに行ってきた
何と日本でのリサイタルは2011以来だという、
また今回のコンサートの演奏曲目は当日まで分からないという
個人的には初めから曲目が分かっているスタイルの方が良いのだが、ユジャはここ数年その形式だというので仕方ない

チケット購入後、休憩なしで弾くので曲間の拍手などは控えるようにとのメールがあった
そしてリサイタルの1,2日前に、リサイタル中に入場は難しいので遅れないで来るようにのメールが来た
というわけで、私も30分前にはカラヤン広場には着いたのだが、入場は18時半からだったので、広場は人がごった返していた

と云う訳でわたしもとっとと入場、階段下で電子チケットの認証の後に紙を1枚渡される
今日の演目ではなく、秋に行われるユジャとマーラー管の公演チラシだった
東京公演に先立つ、大阪公演、横浜公演の曲目は8割同じだったので、骨子となる曲は同じだろうが残りはユジャの気分次第ということなのだろうか、
スタインウェイにタブレットが置かれ、後はユジャの登場を待つばかり

ステージに現れたユジャは、珍しく緑の衣装、前回見たときはお辞儀の角度が浅かったが、今日は深いお辞儀だった
その後の2時間余りのパフォーマンスは凄まじいものだった
最早事件であり、その事件の目撃者となりえた僥倖に感謝する
途中で1回拍手をした輩がいたが、直ぐに止めたので許してやる

大阪、横浜からアンコールが充実していることは予測されたが、想定以上だった
最初の月光の後には直ぐ拍手が起こり、ユジャも一旦退場したが、
以降は、2-3曲続けて演奏してから、拍手が起こり席を立つというパタンが続いたが、
演奏によっては、聴衆が我慢できずに拍手し、ユジャは起立して拍手を受けた後に、再びピアノに向かうこともあった
ユジャが最後のトルコ行進曲を弾き始めたときには、会場には軽い笑い声すら起きていた

記憶に残る一夜となった

6月14日14時 NHKホール

指揮 : ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン

ピアノ : コンラッド・タオ

ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 前奏曲
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K. 453
アンコール
ラヴェル(コンラッド・タオ編)/組曲「マ・メール・ロワ」 ― 「妖精の園」
バルトーク/管弦楽のための協奏曲

今日は振り替え、ズヴェーデンはN響と初共演だそう、私も聴くのは初めてだ
私は行かなかったが、先日フランス放送フィルとの来日公演を終えたばかり、
7月にはアーティスト・イン・レジデンス[を務める台湾のエバーグリーン交響楽団との来日公演も予定されている

最初はマイスタージンガー前奏曲、ズヴェーデンはN響を良く鳴らしていた、
オケは16型、コンマスは長原さん、

2曲目は12型くらいに縮小したオケで、コンラッド・タオは名前を聞くのも初めて
94年生まれだで今年32歳になる中国系米国人で、プロフィールでは、コンポーザー・ピアニストと紹介されている
ステージに登場したタオは、立派な顎髭を蓄え貫禄十分だ
17番はモーツァルトのPf協の中では演奏されることはあるが、その機会が少ない曲
そんなことを書いておいて、ネットで調べたら、モーツァルトPf協レコーディング数ランキングで17番は何と7位
ちなみに1位から順に、20, 23, 21. 27, 24, 9, 17, 25, 12, 22 だそうだ、

モーツァルトPf協の長い序奏が始まる、流石ズヴェーデンだ音色はすっかりモーツァルトだ、
そして、続くタオのピアノも全く淀みのない演奏だった、
アンコールに現れたタウは日本語での挨拶の後に自身の編曲によるラベルを演奏した
先日のミュンヘンフィルでシャニが連弾した曲だ
モーツァルトとは打って変った、力強い打鍵に吃驚、
演奏後には聴衆からは更に多くの拍手がおくられた

今日は後半前の男子トイレ行列が酷かった、本当に何とかならないものだろうか

後半のオケコンは16型で、
金管は万全でなかったが、ズヴェーデンの指揮に応えた引き締まった演奏が展開された、
終演後は、万雷の各種だった、
韓国のソウル市立響の首席指揮者も務めているので、日本には呼びやす環境にある
再演が望まれる指揮者が増えた


 

6月13日18時 サントリー

指揮:オスモ・ヴァンスカ

ベートーヴェン:交響曲 第8番 ヘ長調 op.93
ラフマニノフ:交響曲 第2番 ホ短調 op.27

本日は梯子、前プロの終演が予想より遅く17時前、勝どきから六本木一丁目の移動は大丈夫の筈だが初めてなのでちょっと焦るが、余裕をもって到着、
ホールも満席では無いがいい感じで席が埋まっている
ヴァンスカは昨年も東響で聴いているが、迫力の演奏だったように記憶している

今日は前半の小規模なオケと後半の大規模なオケを対比する意味で前半にはベートーベンの8番と思っていた
しかし、ステージ登場したオケは何と16型、コンマスは小川グレブ・ニキティン
事情は詮索しないが何時からか解明したらしい、でも面倒なので、今後はニキティンで通させて頂く

演奏自体は整然としたもので、改めてヴァンスカの統率力の高さを認識させられた
しかし、8番はそんなに頻繁に聴く曲ではないが、違和感はあった、異議をとなえる根拠はない

そして、後半は管楽器打楽器を増強して、ラフマニノフ2番、ひたすら甘い演奏だった
3楽章の初めのソロクラリネット、ヴァンスカと首席奏者だけの時間が暫く続いた
ヴァンスカは元オーケストラの首席クラリネット奏者だったという、彼の意に沿うように吹けていたのだろうか
そんなことを考えながら、漫然と聴いていたのだが、さすがにホロリとなる瞬間もあった

演奏後には大きな拍手だったが、あまりにゆっくりとした演奏だったので、早々に席を立つ人も多かった
ニキティンが礼をした後も拍手は残っていたが、私は今日は疲れていたので退散した