9月12日18時 NHKホール


指揮 : ファビオ・ルイージ
ヨハネ(テノール) : ミヒャエル・ラウレンツ
神の声(バス) : ダーヴィト・シュテフェンス
ソプラノ : 迫田美帆
メゾ・ソプラノ : 藤井麻美
テノール : 伊藤達人
バス : 加藤宏隆
オルガン : 新山恵理
合唱 : 新国立劇場合唱団
合唱指揮 : 冨平恭平

フランツ・シュミット/オラトリオ「7つの封印の書」

昼のサントリーホールのコンサートは、途中で眠らないように、昼食なしで臨んだ
終演後、久々のなか卯に寄ってから、NHKホールに向かう

「7つの封印の書」は、第2000回記念公演の候補の3曲の1つだった、第2000回には選ばれなかったがルイージとしては推しだったのだろうか
そして、この演奏がレアな曲のコンサートが9月にN響と東響で重なったということで話題にもなっている

オケは16型、コンマスは長原さんbン、Cbは10で主席はゲストだったような、
以下は、反省文、曲の内容の理解が不足していました

良い演奏だったと思う、ヨハネと神の声の歌手は良かった
しかし、内容が入ってこなかった
プラアボにレクチャーが有ったので。それを参照して東響には臨もうと思う

 

 

9月12日14時 サントリー

指揮:カーチュン・ウォン

ショスタコーヴィチ:交響曲第7番《レニングラード》 ハ長調 op.60

ラザレフの振る予定だったレニングラードをカーチュン・ウォンそのまま引き継いだもの、代演ではあるがむしろ楽しみであった、
今日も東京は天気は良くないが、気合で傘を持たずにホールへ向かう、客入りも上々だ
オケは16型、コンマスは扇谷さん

暗譜が多いカーチュンだが、今回は小型の楽譜を置いての指揮だったが
いやはや期待を上回る好演だった、カーチュンはオケを完全にコントロール、
弦楽器は一糸乱れぬサウンド、木管楽器は完ぺき、金管もほぼ完ぺき
そして、スネアドラム、最初はリズムが聴き取れないほど微かな音量だったが、少しずつ少しずつ輪郭を明確にしていった

全体にゆったりと演奏されていたように感じたが、演奏時間は75分程度に収まっていた
演奏後にカーチュンが最初に立たせたのはやはりスネアドラムだった、
最近、。惰性の様なソロアンコールが多いので、そうした場合は早々に会場を後にしているが、今日は最後まで残った
カーチュンはスネアドラム奏者はじめ数名を伴ってステージに現れるのであった

話は全く変わるが、先日来期の日フィル定期のラインナップが発表されたが、
私は、全く食指が動かないプログラムだった
 

9月8日19時 ミューザ川崎

ピアノ:イ・ヒョク

チャイコフスキー:四季 Op.37a
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
スクリャービン:幻想曲 Op.28
カプースチン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.54
アンコール
チャイコフスキー:ノクターンOp.10-1
スクリャービン:エチュードOp.8-12
スクリャービン:エチュードOp.2-1
ショパン/アムラン:Minite Waltz

今夜はミューザの夜ピアノの開幕戦
韓国の若い男性ピアニストは逸材揃いだが、イ・ヒョクは初めましてだ
何とも魅力的なロシアプログラムなのだが、2階席より上は空席が目立ったのは残念

四季は1-12月の12曲から成るが、それぞれ音楽に合わせた短い詩であるエピグラムが添えられている
本日の演奏では、各曲の演奏前にイ・ヒョクがエピグラムの邦訳を読み上げてから演奏は開始された
イ・ヒョクの日本語はたどたどしく、聞き取れない部分も少なくなかったが、演出としては素晴らしいと思った
プーシキンやトルストイなどの詩が採り上げられていたことに気付かされた

一月の「炉端にて」、イ・ヒョクのソフトタッチの美しい音色が際立つ、
緩急の曲が織り交ざる四季だが、狩の歌やトロイカのようにテンポが速い曲は、強奏されることなく軽やかに駆け抜ける
四季は昨年、松田華音で聴いたが、イ・ヒョクの演奏は華音の演奏より更に優しく聴こえた
何とも平和な気分で前半を終える

後半はスクリャービンの5番から、
4月に同じミューザでイム・ユンチャンの2、3、4番を聴いているので、どうしても比較してしまう
イ・ヒョクの演奏は端正だが、イム・ユンチャンの演奏が荒々しいものだったので、どうしても大人しく聴こえてしまった
終曲後に程なく拍手が起こりイ・ヒョクも立ち上がったのだが、本当は幻想曲は続けて演奏したかったのではないだろうか、

続く幻想曲は初めて聴いた、幻想曲との表題ではあるが、ピアノ協奏曲のように聴きやすい作品だった
解説によると、しっかりとしたソナタ形式で書かれており、チャイコフスキーの影響もみられるという

そしてカプースチン、ピアノソナタ2番は手持ちのCDに収納された2楽章のスケルツォはカプースチンらしいJazzyな作風だったが、全曲は未聴だ
特に予習もせずに聴いたのだが、良く分からなかったというのが正直な感想だ
最近リサイタルの演目に載ることも多くなったといい、実際先日ピアノ協奏曲4番を聴いている
しかし、ピアノソナタが採り上げられるのは機会は少ないように思える
実際、ぷらあぼでカプースチンをキーワードに検索しても、本日と同じプログラムのイ・ヒョクの公演以外にはピアノソナタを採り上げるリサイタルは見つからない
兎も角、カプースチンのピアノソナタを果敢に採り上げたイ・ヒョクはなかなか肝が据わっているように思う
なお、来年はカプースチン生誕90年のアニバーサリイヤーなので、演奏機会が増えることが期待される
武蔵野さん、企画を期待しています

アンコールは2曲目の悲愴で終わると思いきや全4曲!
ホールを出ると時計は21時半を回っていた、夜ピアノを堪能いたしました