6月23日19時 サントリー
指揮=上岡敏之
ピアノ=田部京子
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ハ短調 作品65
当初予定のアチュカロさんが転倒による負傷で出演不能となり急遽、田部さんが代演することが前日に発表された
アチュカロさんの負傷の程度については情報が無いが、ともかく回復を祈るのみ、そして直前の依頼に応えた田部さんには感謝
開演前に一波乱あったが、会場は満席では無いがそこそこの客入りだった、
上岡さん、田部さんが入場、田部さんのドレスが美しい、コンマスは林さん
グリーグはゆったりとした演奏だった
田部さんは派手さはなかったが、全く疵のない演奏で、上岡さんの伴奏も良かった
終演後、田部さんには事情を知る聴衆から大きな拍手が送られたが、さすがにアンコールは無かった
問題は後半のタコ8、オケは16型
出だしは普通だったが、途中から大減速、
開始時間は確認していないが、おそらく20時くらいと思われる
終演は21時30分くらいだったので、何と演奏時間90分!
ゆっくりと演奏しただけなのに、終演後の大拍手はどうしたものか
日本の未来が心配だ

6月21日17時 サントリーホール
指揮:カーチュン・ウォン[首席指揮者]
ソプラノⅠ(罪深き女):船越亜弥
ソプラノⅡ(懺悔する女):吉田珠代
ソプラノⅢ(栄光の聖母):三宅理恵
アルトⅠ(サマリアの女):花房英里子
アルトⅡ(エジプトのマリア):中島郁子
テノール(マリア崇敬の博士):宮里直樹
バリトン(法悦の教父):青山貴
バス(瞑想する教父):加藤宏隆
合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団、武蔵野合唱団、東京音楽大学合唱団、杉並児童合唱団
マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》 変ホ長調
私は千人はあまり好きではなかったのだが、
今年の初めのインバル都響の演奏を聴いて考えが変わった
さてホールに入ると入場した児童合唱団はP席前方に、女声がLAとRAに、男声がP席後方という配置、独唱陣はP席最前列に並んだ
2月のインバルもサントリーホールだったが、児童合唱はステージ上のオケの背後で、、合唱団はP席に収まっていたような気がするので、合唱団に人数が多くなった印象だ
オケは16型のフル4管編成ホルンは8、ハープ4、コンマスは田野倉さん
果たして、第1部は大迫力の合唱だった、独唱陣はオール国産だったが、皆さん熱唱されてました
曲が盛り上がり第1部が終わると、ちょろっと拍手が出ましたがすぐ止みました
そして後半、ウォンの指揮は的確に思え、独唱陣も宮里さん、船越さん、吉田さんの歌唱は印象的だった、
オケも熱演でだったが、今一つ共感できなかったのは直前に見たワールドカップ日本戦のテンションを引きずっていたせいかな
ソプラノⅢの三宅さんの声に何度か左後ろを振り返ったのだが位置は確認できなかった
終曲前にはウォンは、客席のバンダに向き直して指揮をしていた
終演後に聴衆から寄せられた喝采は大変なものだった、
これでウォンのマーラーチクルスも番号付きは残り1番となった

6月19日19時 NHKホール
指揮:尾高忠明
ヴァイオリン:HIMARI
シベリウス/アンダンテ・フェスティーヴォ
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
アンコール
リスト(ナタン・ミルシテイン編)/メフィスト・ワルツ 第1番 から
ラフマニノフ/交響曲 第3番 イ短調 作品44
N響定期のラストは正指揮者尾高さんが締める、人気のHIMARIも登場
HIMARIは以前に一回だけ、去年のノット、スイスロマンドの来日公演で聴いた
そのときもシベリウスVn協だったんだよな、今日は出来れば別のやつが聴きたかったな
HIMARIということで客入りはすこぶる良い
最初のアンダンテ・フェスティーヴォは初めて聴く、カルテットの原曲を弦楽合奏とティンパニ用に編曲した作品だそうで、シベリウス自身も愛し、自身の指揮するコンサートでのアンコールピースだったという
如何にもシベリウスという澄み切った音楽で、後期交響曲に良く聴かれる弦に合わせて小さく叩かれるティンパニが効果的
N響の弦楽アンサンブルの精度の高さが光る、コンマスは長原さん、ティンパニは久保さん
そしてVn響、HIMARIは何となく少し大人になった気がした、白いドレスは前回のコンサートと同じ
感想は前回聴いた時と同様だ、音が美しいのは天賦の才か、もう少し音のダイナミックレンジが広がれば言うことは無いのだが
アンコールでは驚異的なテクニックが披露された
後半のラフマニノフは16型で、
前半に続きN響の弦楽アンサンブルが良く、今度は甘い旋律を歌い上げる、Vn、Vcのソロも素晴らしかった
ただし、先日のオケコンの時に比べ管楽器の出来がFl、Obを除き今一つに感じられた
尾高さんの指揮は安定感があっていい、私はラフマニノフには刺激は求めません
昨年は一時体調を崩された時期もあったが、小さくお尻を振ったチャーミングな指揮ぶり、お元気そうでよかった
