12月1日19時 オペラシティ
チャイコフスキー:「四季」op.37a
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
アンコール
チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 op.5
チャイコフスキー:6つの小品 より「ナタ・ワルツ」op.51-4
シチェドリン:ユモレスク
早いものでもう12月、オペラシティのホワイエには恒例の假屋崎さんのクリスマスツリーが飾られていた
松田華音のリサイタルは、可能な限り行きたいのだが、なかなか機会に恵まれず、去年の暮れの武蔵野以来だ、
ステージに現れた松田さんは相変わらずの満面の笑顔だ
前半はチャイコフスキーの四季、全曲を実演を聴くのは初めてだ
ロシアで多くの時間を過ごした彼女ならではの、雰囲気のある演奏を堪能しました
後半のリストが凄かった、没入型演奏スタイル松田さんならでは迫力の演奏なのだが、
決して荒っぽくならずに、細かい一音一音を正確に弾き上げていた
ロ短調ソナタは多くのピアニストが取り上げるが、今まで聴いた中でも、ベスト3に入る演奏だった
アンコールの最後には、今年亡くなったシチェドリン
松田さんのピアノで協奏曲1,2番は聴いたが、3番以降は聴く機会があるのだろうか

11月29日18時 NHKホール
指揮:ファビオ・ルイージ
ヴァイオリン:レオニダス・カヴァコス
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77
アンコール
J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 ― 「サラバンド」
ツェムリンスキー/交響詩「人魚姫」
今日は梯子、すこし時間を潰したいのだが、最近は町の喫茶店が減り、ようやく見つけても満席だったりする
そこで、少し早めにNHKホールに向かい、1階のカフェに行くが、ここも混んでいる、何とかならないか
閑話休題、最近ルイージは名曲プログラムが多いが、今日は珍しく良いプログラム
前半は、名手カヴァコスによるショスタコーヴィチ1番、オケは14型で、コンマスは郷古さん
緩急、強弱が錯綜する曲をカヴァコスは完璧に弾きこなす、特に長く伸びる弱音は見事だった
そして後半は16型で人魚姫、2、3年前に読響定期で上岡さんの指揮で聴いているがあまり印象に残っていない
ツェムリンスキーのマーラー夫人となるアルマへの失恋が契機となった作品らしいのだが、
そもそも、人魚姫のストーリーとマッチしていないのでは、
ツェムリンスキーは失恋した自分を「私って人魚姫みたい」と思っていたのか???
などと、くだらない妄想をしながら聴いていたが、
今日のルイージの演奏は熱演で、何度も指揮台上で跳躍がみられた
そして、ルイージも郷古さんと同じく靴の裏が赤いのが確認できた

11月29日14時 サントリー
指揮:山田和樹
バリトン:加耒徹
ソプラノ:熊木夕茉
合唱:東京音楽大学、harmonia ensamble
ドビュッシー:バレエ音楽『遊戯』
武満徹:マイ・ウェイ・オブ・ライフ−マイケル・ヴァイナーの追憶に−
ラヴェル:ボレロ
プーランク:スターバト・マーテル
入場時にプログラムに添えられたチラシを見ると、何とネーメ来日中止
何でも7月に転倒して、その後の経過が思わしくないとのこと、ネーメのフルトベングラー2番が聴きたくて会員を継続したようなものなのに
代わりの指揮者もプログラムも未定だが会員券は販売するという、でももしラザレフも来れなかったら、批判の嵐になるだろうな
さて、今日の公演は山田さんらしい邦人作品を交えたプログラム
1曲目の遊戯は、ドビュッシー最晩年の作品で、ディアギレフ依頼のバレー作品だというが、あまり評判は良くなかったという
私は実演では今まで1回か2回くらいしか聴いたことがない
オケは16型、コンマスは田野倉さん、演奏は普通だった、もう少し躍動感のある演奏が聴きたかった
山田さん、割にフランスもの好きなようだが、デュトワやソヒエフのようにオーケストラに魔術をかける域には達していないようだ
2曲目の武満作品はレア、おそらく2度と聴く機会はないだろうと思う
P席に合唱団が入場し、男女が同性が3人以上隣り合わないように整列、
こんな配置は初めて見た、歌いにくくは無いのか?これは武満の指定なのか?
主役の加耒さんは堂々の歌いっぷりだが、全然歌詞が頭に入ってこなかった、ちゃんと予習すべきだったか、残念
後半最初のボレロは山田さんの奇妙な動きを堪能した、広上さんの後継者に名乗りか
最後のプーランクで、再度合唱団入場、今度も男女混成の配列だったので、この配列は作曲者の指定ではないようだ
続けて現れた熊木さん、こういうことを書くのは不適切かもしれないが超美人でした
プーランクのスターバト・マーテルは初めて聴いたが、緩急の対比がはっきりした聴きやすい曲だった
熊木さん歌唱も良かったですよ
