2月16日19時 サントリーホール

指揮/エリアフ・インバル
ソプラノⅠ/ファン・スミ
ソプラノⅡ/エレノア・ライオンズ
ソプラノⅢ/隠岐彩夏
メゾソプラノⅠ/藤村実穂子
メゾソプラノⅡ/山下裕賀
テノール/マグヌス・ヴィギリウス
バリトン/ビルガー・ラッデ
バス/妻屋秀和
合唱/新国立劇場合唱団
児童合唱/東京少年少女合唱隊

マーラー:交響曲第8番 変ホ長調《千人の交響曲》

インバルの第3次マーラーチクルス第2弾は千人
私が初めてインバルを聴いたのは1979年に日フィルを振ったマーラー9番だった、それから47年近く経過したと思うと感慨深い
その後、インバルはブルックナー、マーラー、さらにショスタコーヴィッチの交響曲全集を完成させ、わたしもCDはずいぶん買った
だが、若い時分はコンサートホールから足が遠のき、コンサートにそれなりの頻度で通うようになったのはこの10年くらい、
都響の第1、2次マーラーチクルスは全く聴いておらず、インバルの千人も今日初めて聴くのだ

私はマーラーの交響曲の中で千人が一番苦手で、好んで聴くことは無い、
2年ほど前に、N響ルイージで聴いた演奏も、まったく頭に入ってこなかった、ルイージはマーラー指揮者ではないと思う
しかし、インバルは正真正銘のマーラー指揮者、期待大

まず、P席に合唱団が入場し、続けてステージ最後部に児童合唱が入場、
オケは16型で、コンマスは矢部さん、隣に山本さん、左手には、ハープ4台、オルガンのコンソールも
最後に歌手、そしてインバルが入場、

とにかく凄かった、インバルは全身マーラーの指揮ぶり、
千人を初めて最初から最後まで、緊張感を保って聴くことができた、歌もオケも最高
2階席のバンダの位置は予告されていたけど、隠岐さんは何処にいたのか確認できなかった

フラブラなど無く、盛大な拍手が湧き起こった
そして、3回目か4回目のカーテンコール、矢部さんの弓の合図で弦楽でハッピーバースデーの演奏が始まり、合唱も加わり、インバルの90歳を祝うイベントが有った、
その後、ソロカーテンコール、さらに矢部さん、山本さんを従えて再登場した


 

2月13日19時 NHKホール


指揮:ゲルゲイ・マダラシュ
トランペット:菊本和昭(N響首席トランペット奏者)

コダーイ/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
フンメル/トランペット協奏曲 ホ長調
ムソルグスキー(近衛秀麿編)/組曲「展覧会の絵」

マダラシュは2、3年前の定期でN響に初登場し、ハーリヤーノシュなどハンガリー作品を好演
その後ブロムシュテットのサポートとして来日したが、その時は幸いにも定期は振らなかったので、今回が2回目の登場

最初は得意のハンガリー作品、オケは16型、コンマスは郷古さん
わりにゆったりとした曲で、最近生活が不規則だったせいか途中でぼーっとしてしまい、気が付くと終わっていた、いかんいかん

2曲目は菊本主席を独奏に迎えたフンメルのTp協、オケは2回り縮小、
フンメルはハイドンと同時代の作曲家だが、私はこのTp協しか聴いたことがない、まあ聴きやすく、いい曲なんですけど
菊本さんは期待通りの出来、3楽章のテクニカルなパートも難なく吹きこなしていた、マダラシュの伴奏もぴったりと合っていた

後半の展覧会は、16型に戻して、ステージ上にはピアノもある
最初のプロムナードが弦楽合奏で始まり、途中でTpが加わったときは、ふーんと思って聴いていたが
その後は、ラベルと殆ど変わらず、非常に退屈だった
マダラシュが近衛秀麿編を演奏したいと云う訳がないので、事務局からの提案だろう
去年、山田、バーミンガム市響で聴いたヘンリー・ウッド編は、それなりに面白く聴けたが
近衛秀麿編は全く聴くに値しなかった、こんな曲振らされてマダラシュが可哀そうだと思いながら、憤然と帰路に就いた

2月11日14時 サントリーホール

指揮:高関 健(常任指揮者)

マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」

今年に入って殆ど降雨がなかった東京だが、週末は雪が積もり、今日も雨模様だったが、開演時には雨は上がっていた
シティフィルのサントリーホール公演はいつ以来だろう、飯盛さんのブルックナー4番以来か
今回の特別演奏会、案内が来てすぐ申し込んだのだが、席が結構前のほうでちょっと不安

それにしても、最近はブームと思うくらい演奏頻度が高い「悲劇的」
個人的には、振替ミスで去年のウォン日フィルを聴き損なったのが痛かったのだが

さて、本日の公演についてはホームページのプログラムノートが公開されていた
演奏に使う楽譜の版や、2、3楽章の演奏順序など、知りたい情報は書かれていた
プレトークがあるというので、プログラムノート以上に何か話があるのだろうかと思いながらも、一応間に合うように行った

高関さんが最初に実演で「悲劇的」を聴いたのは、カラヤンBPOの普門館と聞いて、懐かしい記憶が蘇った
カラヤンBPOの「悲劇的」は、私も聴いた、
その前の来日公演のベートーベンチクルスも普門館で、十代の私は、一体何でカラヤンは、こんなホールが好きなんだと思った
その事情については後日知ることになるが、ここではこれ以上深入りしない
プレトークでは本日のオケの構成についても述べられた、弦が60、管が40、打が12で、高関さんが113人目

プレトークが終わり、112人が戸澤さんをシンガリとして続々と入場した
さて肝心の演奏だが、危惧した通り聴こえのバランスが悪かった、
2台のチェレスタやハープの音は尖鋭に聴こえたのだが、、、
また、席が前だったのでハンマーが良く見えなかった

演奏は悪くなかったけど、次回の復活も同じ席なんだ
まあああいっか!