ワインじゃないお前は酢 -123ページ目

海と山 6

海岸は少し引き潮にて岩場のあちらこちらへ取り残された小魚とクラゲ。岩場に出来た水溜まりは引きこもりの天国らしく、しかし小さな水溜まりは熱にやられて自然磯料理の危機なり。

流木に目を置き、ぼうと話す。
「マザー牧場に行くか」
「何でよ」
「バンジージャンプが出来るよ」
「やったんだ」
「やったことあるよ」
「楽しいの」
「一瞬だからなんとも、まあ悪くない」
興味はあるが気持ちがひとつ沸かないままとうとうと話す。バンジーの機会もそうは無いから良いのだが。

そこで友人は山男らしい一言。
「木でも切るか」
その話、乗った。

早速チェーンソーを取りに家へと引き返す。

だらだら君

歩くと湿気に包まれること夏の定型なので、たまには抵抗の無い温水プールに入っているのだと心頭滅却めいて挑めば、暑い。転嫁するにもものを選ばないといけない。

友人らの自転車熱が自分がうるさく言うので引火して、少し展望がよくなる。
まず自転車に乗せて速さを実感させる。訪問販売に通信販売よろしく、熱が高い隙に鉄を打つ。


二子新地にて酔っ払いより切符の購入を妨害される。
人が買おうとすれば前をふせぐ始末で、自ら酒の失敗を思い出す。双六ならば一回休みのていで、都合の良いときだけライオンやワニにゴジラあたり噛みついてなんぼの者へ変身出来ないか、科学の未熟を呪う。

母、徳永英明の野外コンサートへ繰り出す。
代打にて一家の料理を1日受け持つ。どんとこいで豚しゃぶの冷製サラダを作る。それはよしとしてご飯。1人用の炊飯釜と違い、研ぎ方が慣れない。

先月もタイムロスに身を任せて過ごし、たっぷりとしたものだった。

隅田川花火大会

お台場の埠頭より戻りまして、銀座を越えて浅草橋。

あー
野次馬根性を呪う。
厩橋から墨田区へ入ると通行規制で自転車は降車せよの警備員と周囲の陽気で陰気な視線を浴びる。

蔵前橋へ行く。
通行止め。このやろう。

後ろから通してくれるって聞いたぞと言いかがりみたいな野次が飛ぶ。振り返って違う道を探そうとした刹那、根負けした警官が道を開ける。

やっほいと橋を渡り、国道4号まで迂回する。今日はよく漕いだ。

後ろからバコンと花火が爆発をする。

花火もようさん、人もようさん、警察もようさんおるわ。