先日せおっちと星組生が宝塚市のイベントに参加されてましたね!
Youtubeでライブ配信されてましたが、てっきりいつでも見られるものと思ってたら
その場限りの配信?だった(しばらくは観れていたそうですが…)
タカニュで少しだけでもその場の様子が知れてよかった!
そんなこんな、せおっちたちが頑張っていた時間帯私は月組に。
月城君、海ちゃんたち月組生を見届けてきました。
月城君たち退団者を生で観るのは今回で最後しかと目に焼き付けてきました。
その前に、いつもながら殿堂に。柚カレー君の時は時間がなくて行けなかったけど
月城君ヒストリーが。懐かしのお衣装とかも観れて大満足!
110周年ということで、それぞれのトップさんのサインも。
なかなか大々的にできないので寂しいですけどね・・・
110周年記念幕、は今回からでしょうか。それぞれの組マークがくるくる回ってます。
場所は本当に久々に花道かぶりつき席!視界とかセットや舞台が斜めからだから
中々見ずらいところはありますが、これはこれでめっちゃ楽しい
ということで、簡単に感想をば。まずはお芝居の『Eternal Voice』
正塚先生といえば渋いハードボイルド風だったり、なんてことないさりげない
軽妙洒脱な掛け合いだったり、少し摩訶不思議な世界観だったり。
演じる側は勿論、観る側も求められるものが高いという印象。
どちらか言うと舞台が暗いというイメージなので(内容だったり、舞台セットだったり)
退団公演のイメージがなかったりしますが、わたるさん、水さん、あさこさん、
たにさんと一昔前までは結構担当していたんですよね。
もうちょっと前だと真風君で再演した『バロンの末裔』などもそうですね。
あれは本当にナンバーといい名作だったなぁ~
そもそも大劇登板がちぎさんの『私立探偵ケイレブ・ハント』以来、実に8年ぶり!
小劇場はちょくちょく担当されてますが、ほぼほぼ再演なので『ケイレブ』より後は
『パーシャルトラベル』『デビュタント』ぐらいしかやっていないんですよね。
しかも、その公演が月城君の雪組大劇最後の作品なのですから、
何とも運命を感じる組み合わせです。
そんな久々のハリー作品大劇新作、内容自体は正塚先生らしいくすっと笑える会話に、
実は正塚先生が好きそうな近代イギリスとオカルト、淡々とした色んな話が
組み合わせっていくと、割と王道なハリー作品という感じ。
ですが、セットというか後ろの映像というか、本当に正塚作品!?と思うくらい
豪華になってる~!映像の取り入れ方というか、セットの使い方というか、
中々ずっと自分のやり方を通すというか時代に即してのアップデートが
出来てない演出家が多い中で、正塚先生の御年で新たに挑戦されていることに
ちょっとびっくりしつつ嬉しくなってしまいました
次がまた8年後と言わず(というか、正塚先生8年後やったらいくつや・・・)
これからも大劇で先生の作品が観たいですね。
続く