月組『Eternal Voice』『Grande TAKARAZUKA 110!』② | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

月組感想の続きなのですが・・・2週間前ほどの感想が消え去るほど、

ここの所本当に本当に忙しかったえーん頭がパンクしそうや・・・

 

なので、本当にザックリした感想のみです。

脚本について。大きな筋があるというより、いろんな道筋があって最後

一つの話に終着するような感じ。だいたいの話の流れとしては

・首飾りの謎を解きたいユリウス

・力を解明したいアデーラ

・超常現象を解明したいヴィクター

・プロテスタントを追いやりたいカトリック系貴族

・その貴族たちのたくらみを暴きたい国家機関

・カトリック系貴族に加担してメアリー・スチュアートの恨みを果たしたい魔女

・その期に乗じて勢力を伸ばしたいバチカン

 

と、それぞれの思惑が交差していきます。なので、大きな話の流れに

身を任せることができず、個々の話を短い時間できちんと成立させていく必要があるので、

一人一人がきちんと演じていかないと、話が取っ散らかってしまう。

 

さらに、ここはハリー芝居。自然なやり取りを「演じる」って本当に難しいと思います。

普段レベル(という言いかたもあれですが)で演じても大げさに思えるし、

自然にやってみせたところで、芝居にメリハリがつかなくなる。

 

一般人のやり取りを切り取って見せたところで通常は面白くないように、

やっぱりそこはある程度演じて見せないと、大勢の客を引き付けるって

難しい事だと思います。(特に客との距離がある大劇では)

 

そこは芝居の月組。次はどんな展開?とどぎまぎしながら舞台に惹きつけられ。

合間合間に入るくすっと笑わせる間もお手の物ですね!

 

さて、話はヴィクトリア朝。コナン・ドイル然り、オカルト話が知識人始め

世に広まり信じられていた時代。勿論多くが似非オカルト現象なわけですが、

今回の話は「本物」として描かれているわけですが・・・

実はあまりその辺の流れが1回ではよくわからなかったえーん

 

・ユリウスやアデーラは結局どんな力があるのか

ユリウスは予感めいたもの?アデーラは過去を見通す力?

・超常現象研究所ではアデーラの何を研究してたの?

・エゼキエルとマクシマスは結局メアリー・スチュアートのなんだっけ・・・

・エゼキエルとマクシマスの力は本物だったわけだが、ヴィクトリア女王に

結局呪いの力は効いたのか、それともヴィクトリアもメアリーの力を引いているので

失敗したのか(あるいはエゼキエルがへっぽこだったからw)

・ユリウスとアデーラの力が合わさったら結局どんな力が生まれるのか

 

特に最後は、どうなって決着ついたんだ?って感じだったので、

この辺は一体どうなっているか、解説できる方教えてほしい笑い泣き

 

まぁそれでも、なんだかんだでラストはハッピーエンドになり、寂寥感がありつつ

心にあったかいものが広がるのは正塚作品って感じですね。

 

 

続く右矢印