② の続き個人の感想!最初は南部に住まう人達について。
(最近感想といいつつ人物考察もしていましたが今回はほぼ無しです!だって『風共』なのでw)
南部の青年とご令嬢たち(如月蓮・他)
男は仕事、女は家庭。北部は百姓の集まり、南部は騎士。一見すると選民思想的でいい気はしませんが。
別に彼らは自分が上の立場と思っているわけではなく、古き騎士道精神に乗っとり、ただ愛する故郷
愛しい人々を守らんとする善き男であらん。そんな南部魂を純粋に信じ込んでいるだけ。
ただそれだけを守ろうとしてきたために、守るべき故郷、守る相手がいなくなったとたんにどうしていいか
わからない。ただあるのは己が身に残った傷跡のみ。多くの仲間が犠牲になり、生き残った友たちも
自暴自棄になる中、亡くなった仲間のためにもあくまで気高く、守るべき故郷は心にしまい生きていく。
光を失っても敗残の土地に光を見つけ仲間を諭す、そんなルネにやられました
ルネって険しい顔を一度もしていないんですよね!1幕の「75$」の時も屈託のない笑顔といったら。
「南部の男たるもの、自分の守るべき相手のためなら金銭に糸目をつけず!」と言わんがばかり。
(その後のしどりゅー君の25$の時のドヤ顔といったらww)立ち振る舞いがイギリス紳士にプラスして
中世の騎士のような。優しいだけじゃない、芯の強さも垣間見えた役作りでした。
考えたら蓮君、今まであまり貴族然としたお役ってなかった気がする。露店のあんちゃんだとか、若者達の
リーダーとか、髭のおじいさんとか(笑)でもリュシアンカッコよかったしな~もっとこんなお役が見てみたい!
そのルネの恋人メイベル。メラニーが皆の天使だったとしたら、メイベルはルネたちの天使
微笑みを浮かべ後ろにそっと寄り添う姿が。ルネの事だから普段から姫扱いしてくれそうだし←それ中の人w
仲間にレイラ君、桃堂君、天華君。桃堂君痩せてシュッとしてきたな~それにデカいからよく目立つ(笑)
天華君も顔立ちがハッキリしてますね!今度から注目してみてみよう台詞回しはまだまだですが、
その中でもレイラ君は安定していますね!そして彼もデカいからよく目立つ(笑)
忘れてはいけないファニーとチャーリーのニュータイプwしどりゅー君はお気楽貴族が良く似あう
この高貴な感じ、誰かに似てるな~おもったら、、、月組のゆりやくんでした白鳥さんは可憐な感じが
よくお似合いで。でもつい『ロミジュリ』の凄い顔を思いだすので“白鳥君”っていいたくなる(笑)
南部の紳士淑女の諸君(美稀千種・万里柚美・他)
南部の騎士魂に姫よとあがめ荒れてた女性も、いつのまにかおばは、、立派な貴婦人に
貴婦人方にしてはちょっと若いですが、押しの強さはどのおば様方にも負けていません(笑)
あんなにおっとりしていたゆふちゃんが、あんな気の強いおばさまになるなんて
そんなおば様たちの中に「あれ?可愛い女性がいる~」と思ってみてたらマイケルでしたw立っていたら
可愛いのに、動いたらマイケルだった途中で頭飾りが落ちてしまい、拾う姿は男前でした。
南部に生きる人たちの代表とも言える存在、それがミード夫妻。お二人が南部男、南部女の象徴と
言ってもいいぐらいでしょう。(或いは縮図とも)お二人は医療に携わっているので他の人よりは広い視野を
持っていますが、博士は不器用で真面目で優柔不断、夫人も南部の人間として譲れない部分がある。
その二人の息子フィル。ええ声で歌っていたのに、しゃべるとずいぶんかわいい声だったw(そういや
宙verもそうだったな)そんなフィルも2幕では行き返ってしどりゅーと仲良くニュータイプになってました(笑)
続く