⑤ の続き
アルバート(彩凪翔)
今回のverでは若きカリスマトップダンサー。かといってエラみたいな凝り固まった考えのように
一心不乱に取り組むわけではなく、“楽しむ時は楽しむ”“楽しませる時は楽しませる”と
その場その場でスタンスを使い分けている。(もちろん競技ダンスを行うときは勝つための
努力を怠らないでしょうけれど、根本的には“ダンスが好き”なんでしょうね)
エラからコンビになってくれるよう打診を受けた時、エラに足りないもの(父親にも指摘された事)
を即座に見抜きます。自分たちが何故ダンスをしているのかを。そして打診を断り
もちろんアルバートとしては“エラと組んでも勝てない”という気持ちもあったんでしょうけれど、
エラに初心に帰って素晴らしいダンサーとして復帰して欲しいという想いもあったと思います。
(別にエラ個人にどうこうっていうより、同じダンスの世界で生きるものとして)
そして、目が覚めたエラに対して今度はその手を取ります。自分が向いている方向とエラが向いてる方向が一致したと感じたんでしょうね今なら自分のパートナーとして相応しいと。
まっつさんの代役と言う事で、今回翔君にとっては舞台人として大きなターニングポイントだったと
思います。数少ない出番の中でもどれだけインパクトを与え“アルバート”でいられるか。
代役出演と言うことを考慮すれば「翔君頑張った」と言ってあげたいです。でも、純粋に
観たら「あと一歩」と言わざるをえません。水準には達してるだろうけど、何かが足りない。
技術面からみて歌やお芝居が~というのはあるかもしれませんが、今回思ったのは“役としての
オーラ”でしょうか?もちろん翔君はパッと目を引く華がありますあのイケメン揃いな
“社交男子”に混ざっても一際輝いて見えます。
でも、“アルバート”ではそれだけではいけません。これは勝手なイメージなのですが(なので
もしかしたらトンチンカンかもしれません)社交ダンス界において誰もが(あのエラさえ)
一目を置くカリスマ的存在。“一列に並んで一際輝く”ではなく“列から飛び出た”存在でなくては。
さらに自分のダンスの技術はもちろん、自分の生き方も絶対的自信を持っており“自信”という
点においては、隣のきんぐの方が「俺何も間違ってないから」と自信満々に見えました。
ちょっと色々書かせていただきましたが、これらは経験や立場がものを言うものですし、
今回の経験(代役を務めあげたことも含め)が今後大きな財産となってくれるはず
これから雪を支える大きな戦力として、翔君には期待を込めて「レバンガ」と言いたいです!
ダンス教室同期生(鳳翔大・彩風咲奈)
性格は全然違うのに何故か気が合う二人(というよりレオンが一方的にコミュニケーション
とっているだけですがそんなレオンに振り回されながらもジャンも満更じゃなさそう)
でも、案外似たところがあるのかも・・・
“至って普通の会社員”と書いたらヘイリーとダブりそうですが、ヘイリーが全てが平均的な
人なのに対し、ジョンは“顔は良いのに何をやらせても残念なイケメン”扱いで(笑)
きっと仕事でもうつむき加減(決して某ラテン男と違って仕事ができないってわけじゃなく、
ただ自分に自信がないだけと思うが)婚約者に対しても「NO」と言えない人。
事実、婚約者の希望で興味もない社交ダンスを習いに来てますし、それでもジャンなりに
婚約者のために一生懸命レッスンを受けているが(少なくとも何気なしに体験したヘイリーや、
本気でやる気があるのかなレオンよりはw)にもかかわらず、一番上達が遅いと言う
(2カ月でアレは相当運動神経が悪いと見たww←そして競技会では人が変わったように
キザリまくる鬣白馬どんな秘密な特訓が行われたと言うのか)
ヘイリー達との出会いのお陰か、はたまた特訓の成果かwフェアウェルパーティでの自信に満ちた
態度に、ジョンも成長したのだなとそういや結婚式にはヘイリーたちも呼ぶのだろうか?
大さんって今まで“色濃い役をこれでもかってぐらいキザに演じる”イメージが強いですが、
そんなキザを封印して薄~い(でも舞台での存在は濃い)役を見事に演じておられました!
スタイル抜群で眼鏡をかけても地味なスーツでも隠しきれないイケメンなんだから、
もうちょっと早花姐さん優しくしてあげて~って母性本能くすぐりますねw
チャラ男で、『Shall We』三大ウザキャラに入るんじゃないかとw(後の二人はドニーと
ウザッキーww←でも3人とも好き)「♪リフレイン」で町を歩いてる時からチャラ感満載で、
「歌舞伎町でよく観るわ~」て(笑)(でも、考えたらホストって日本独自の文化な気が)
一見すると「お近づきになりたくない」人ではありますが、付き合って行くうちに「あいつ
実は良い奴かも」と思わせてくれる。人を信じやすく、誰とでも気安く付き合える
ヘイリーやジョンとなんてお友達になりそうにないのに、なんだかんだでずっと交友関係が
続いてますし、ドニーのダンスパーティー破りにも付き合ってあげたりと何かと世話好きで
(まぁレオンとしては「別に~皆でワイワイやった方がハッピ~みたいなぁ」って思ってそう
ですが)ドニーやジョン、ヘイリーは広義的には“同じ側”ですが、別世界のレオンが混ざる事に
よって“ちぐはぐ感”が増し、より其々の個性が際立つように思います!
そんな良い奴がホストの世界でのし上がれるかは疑問ですがw(踊れた方がいいってことで
社交ダンス教室に通っちゃうとことかw)バーバラの娘コニーと上手くいくといいですね
(でもオカンが“あの”バーバラですけどねwwご愁傷様)
咲君は今まで“抜擢に答えてそれなりにやってるけどあと一歩”感が拭えませんでした。
ちょっと前の真風君を見ているようなそれが今回、一皮むけたように思いました
(今までが正統派役が多かったので、このように色役の方が向いてるのかも。。)
キャラ的に絶対作っているはずなのにw自然な演技!(『BJ』で鍛えられたのかな?)
やり過ぎると悪い意味で目につきますが、そこらへんのバランス感覚が“正統派”として
育出られた強みいなのかもしれませんね!今後も咲君の色役が観てみたいです
二人の小芝居も面白くて、でも隣にはドニーとバーバラもいるし。。。正直、目がいくつあっても
足りません(どこかのシーンで二人でダンス振りを必死に確認してるとこがツボでした)
続く