かなりご無沙汰なのですが、海外ドラマ紹介第6弾!
とは言え、紹介と言っておきながら実はこのドラマ。万人にお勧めできないのですが(後述)
主人公はこの方!
恐らく知らない方はいらっしゃらないと思います。レオナルド・ダ・ヴィンチ
ルネッサンスを代表する芸術家にして発明家・思想家等あらゆる分野に通じ、“万能人”と呼ばれ、
人類史上もっとも多才な人物とも言われております。
一方、青年期は意外にも彼に関する記録は少なく(膨大な手記が消失したためとも言われている)
謎のベールに包まれております。フィレンツェで活躍していた彼にスポットを当てたのがこのドラマですが・・・
「・・・ちょっとあんた、どこぞのどいつよ」はい、若かりしレオちゃんです(笑)
まさかの皮ジャンチョイ悪男!洞察力や発想力は抜群ですが、なんだかいつもラリッてます
ちゃっかり剣なんかも使っちゃうしいつ切れるともしれない、危ない男です
まぁトンデモ設定といっちゃトンデモではありますが、話の筋は上手く史実と絡ませており
(ダヴィンチのパトロンであるメディチ家とパッツィ家&ローマ教皇との対立や裁判の末投獄etc)
明らかに虚構だろうに「本当にこんな人だったかも」と思わせる説得力があります。
史実と言えば以前『ロミジュリ』の時にお話 した“教皇派”であるメディチ家ですが、ローマと対立し
更に同じ“教皇派”であるパッツィ家との血で血を洗う争いは中々興味深く(というか、同じ教皇派でもこれなら
“教皇派vs皇帝派”なヴェローナはそりゃ大変だわ~と思っちゃうロミジュリ脳ww)
映画並みのクオリティ高い映像とそれなりに時代考証されてるであろう舞台セットや衣装
(まぁ皮ジャンは置いといてw)で描かれるため、個人的には見ごたえがありました!
メディチ家の面々始め脇もなかなか面白く、特にこの二人の存在は外せません。
劇中でも謎の存在である彼女の名はルクレツィア。宝塚ファンの方は耳にしたことあるんじゃないかとw
そう、『TAKE FIVE』でずっと話題にあった“ルクレツィアの肖像”の彼女ですね
この無駄に濃い顔のイケメンさんは敵役なのですが、何だか憎めない人です(拷問とかしちゃうけど)
この怪しい具合が憎めないでしょ?(笑)
と紹介してきましたが、、、描写が結構アダルティでしてエログロ系?といいますか。
この上の怪しい人、実はローマ教皇の甥でしてさっきも言ったように拷問が・・・グロい
ダヴィンチさんは兵器開発者でもあるのですが、その兵器で体が吹っ飛ぶ描写とかも
(まぁ、言うほど描写はきつい方ではないと思いますが・・・)
男性も女性も上半身まっぱは当たり前(ほら、芸術の街だしw)ローマ教皇は愛人(少年)とテルマエ・ロマエ
しまくって、観てるこっちが照れるのが間違ってる?って思うぐらい皆さん潔い裸っぷり。
まぁ麗しい男の方ならともかく「ハゲたでっぷりおじさんの尻なんて見たくねぇ~!」ってのが本音(笑)
更に言うと、シーズン1がクリフハンガーで終わってしまい、次シーズンまでモヤモヤが残ることに。
洋ドラではよくあることですが、クリフハンガーにもほどがあるだろってぐらいのブツ切り具合で
『ロミジュリ』で例えるならば“マーが死んでロミオがナイフを取り、ティボに突進したところで幕”
「・・・ティボはどうなったのっ」って感じでしょうか
こういう訳で万人にはお勧めできないのですが、面白くないわけではないので(言い繕いw)
予告編(英語版)はコチラ 少しでも興味が湧いた方はどうぞ
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本日『第65回エミー賞』受賞式が行われました!まぁ私の予想なんぞ殆ど外れてましたが
生中継でしたので同時通訳だったのですが、しゃべってる声と被ってほとんど聞き取れなかったのと、
ちょくちょく挟んだ寸劇も殆ど棒な通訳だったため(わかるんです!一生懸命なのは)
全くもって笑えなかったという(だって「わ~面白いね」って棒読みで言われてもさぁ)
そんな中でも一番笑えたのが、ケヴィン・スペイシーのカメラ目線というwww
彼は『セブン』の犯人のイメージが強いですが、個人的には『ユージュアル・サスペクツ』の印象が強いです!
(一番好きな映画はと言われれば答えに窮しますが、一番やられたと思った映画はと聞かれたら
『ユージュアル~』を挙げますね!それほど、彼にはやられました)
そして追悼コーナー。やっぱりグッとこみあげてくるものがありますね・・・
スー先生ことジェーンは彼をこう評しました。「彼は完璧ではないが愛すべき青年だった」
私は本当の彼を知りませんが、本当の彼を知ってる彼女がそう評すならその通りなんだと。
きっと“フィン・ハドソン”を地でいっていたのでしょうね・・・
シーズン5の3話で彼の追悼話をするそうですが、まともに観れる自信がまだないな