星組『ロミジュリ』新公映像が流れました。
贔屓目もありますが、ここ最近の新公ではかなりのハイレベルではないでしょうか?
礼真琴さん。初主演と思えぬほどの舞台度胸、そして耳に心地よい歌声に情感あふれる踊り
素晴らしいの一言ですね!いや~凄いっす(笑)ただちょっとココが課題かな~と思った点も
あったのですが、それはまた実際に本公観てから述べたいと思います。
見た目は大人になる前の青年と言うよりは15~6の少年見えてしまいましたが中身は案外しっかりと
いうか(ちえさんの方が見た目とのGAPもあるためかw中身のもろさが際立ってた)どちらかと言うと。キムさんのロミオに近いように感じました。 衣装は月組さんand初演のお衣装が多かった気がします。
最後の挨拶は「泣かないって決めてたとに~」泣いてしまってほんまプレッシャーも役替わりで
体もきつかったろうに、本当によく頑張らはりました
城妃美伶さん。『ジャンルイ』の時にロザリーの芝居が本当に良くて注目していた人
『南太平洋』では「でかっ!」と「うん。□」←ゴメンナサイ(笑)の印象が強かったのですが
礼君と並んでたら思いのほか小さくてビックリ!・・・うん、ちょっときっとガタイがゴニョゴニョw
それはそうと、ジュリエットはちょっと違うかんじでしたが、お芝居も歌も及第点!ちょっと和音美桜さんと、
礼ロミオが音月ロミオに似てたから美海さんを彷彿とさせられました
伸びシロも感じられるし、これからも楽しみです
妃海風さん。『南太平洋』の力強い歌声とはまた違う柔らかい声に、こんな歌い方も出来るんだと驚愕
もちろん、乳母をやるには若すぎるしちょっとしたセリフとかはまだ向上の余地がありますが、
新公で演じるには難しい役どころをしっかりと演じられておりました!
ちょっと白華乳母にも通じるところがあって、彼女の行く末が少し案じられますが・・・
(個人的には、出来たらどこかの娘役のトップさんになってくれたらな~と。ええ、あちら目線です)
夏樹れいさん。シャープさが増して更に顔が美弥ちゃんに似てきた気が(笑)ポンチョ君の方が
何割増しか濃いですがwちょっとした佇まいや台詞を言わない時の動作にも気を配られているというか、
色気があるんですよね歌ももっと声量が出ればいいですが、気持ちのこもった歌でした
もっと使ってくれたらと思う人その1。
漣レイラさん。月組組長と並び、抱かれたいジュリ父NO1(笑)この学年であのエロさは貴重
もうチョイ髪短くても良い気がしましたが、そうなると根津ちんに見えちゃうもんねw
あとは、お歌がもっと低音が出ればいいのですが・・・
夢妃杏瑠さん。ジュリエットの母と言うよりはお姉さんってかんじですが、安定の歌とお芝居です!
もっと使ってくれたらと思う人その2。
十碧れいやさん。何がビックリって、普段優しいオーラ満載のホンワカポコ君が妖艶だったこと
今までポコ君の踊りって観たことなかったのですが(目は二つあるくせに1箇所しか観られないから)
なかなかどうして、指先の使い方や足の運び・表情の作り方が上手いと思いました
本公の赤のメンバーにも生かされそうですね!
皆のヒーロー、ひろ香祐さん(笑)町の相談役と言うよりは頼れる兄貴風でしたがw
持ち前の美声を披露ヒーローだけに
紫藤りゅうさん。なかなか声も出てビジュアルもよかったですただ、本役のコピーに
見えなくもないところが惜しかった・・・もっと自分色出せたらいいですね。
麻央侑希さん。見た目は「お~」押しの強さも流石ただね・・・どうにももどかしくてレバンガ!
アメンバーさんのとこでも力説したのですが“伝説の新人公演”と呼ばれるものは過去にも何度か
ありましたが、伝説が伝説たる所以は本公もそれ以上に素晴らしいものだったから
新公メンバーの頑張りなり技量なりももちろんありますが、本公舞台からのパワー、本役さんからの
直接的・間接的影響を受けて更に舞台を昇華することが出来る語弊がある言い方ではありますが、
本公がこけたらたとえ技量的には素晴らしいメンバーであっても新公を成功させるのは難しい。
(本公が素晴らしくても新公が必ずしも素晴らしいものになるとは限らないのですが)
そんな新公からまた刺激を受けて、本公舞台がグッと進化していくわけで新公が素晴らしければ
素晴らしいほど、本公もパワーアップするのだと思ってます(あくまで自論ですけどね)
今回の新公。“伝説の~”になるにはあと一歩だと思いますが、テレビ越しのダイジェストでも
本当に素晴らしかったですそういう意味では、本公がどれほどパワーアップするのか楽しみですね
そして、あと一歩なところ。皆さん優秀で、そして真面目。上手いことには何も言うことありませんが、
ちょっと小さくまとまり過ぎてる部分もメンバーの数が初演とほぼ変わらないことを思うと、
本公や初演のパワーから考えればパワー不足な部分も否めませんでした。
(実際に生で観ればまた違う感想でしょう。あくまでダイジェストで観た感想です)
もう技量的には新公レべルを越えたことを十分証明できたのですから、東京では失敗を恐れずに
もっと体当たりで臨まれたら、それこそ“伝説の新人公演”となる可能性は十分ありえるでしょうね
出来ると信じてるからこそ、つい過度に期待してしまいます