② の続き
氷のような顔をして内では炎を燃やす白ばらの人(凰稀かなめ)
テルさんが・・・燃えてるよこんな熱い演技するテルさん久しぶりかも(モンテは見ていないので)
久しぶりにちえさんとの演技ですが、役柄としてはあってもそこには甘えも妥協も一切ありませんでした。
ちえテル時代を生で観てましたが、その時には感じなかったぶつかり合いと言うか昨日も言いました
緊張感が劇場に張りめぐされてて、「テルさん、トップなんやな」と今更ながら改めて実感しました!
今回、テルさん稽古期間少なかったはずですよね?フェルゼンに2度も振られた時の切ない表情と言い、
1幕ラストでフェルゼン演説の際の一筋の涙と言い、アンドレを意識してからというもの触れられただけで
ビビるところと言い。ありゃ、完全にオスカルが降臨してました
何より、バスティーユで階級章を捨ててから最期までの怒涛の演技と言ったら!!
「シュトワイヤン!!!ゆこ~!!!!!」が気合1000%のテルサンでした
(たとえ周囲に比べダンスがあれでも気力とオーラで十二分にカバーw)
テルさんは2次元を3次元にする天才ですよね本当に劇画から出てきたみたいです。
白服にマント翻した時は、一瞬「ラインハルト様?」って思っちゃいましたが
そして・・・でかい(笑)数名を除き、バスティーユのどの衛兵よりでかいという。
宙のときはそんなに感じなかったので、宙男どんだけでかいんだとww
オスカルは実はかなり女性らしい心の持ち主。育てられ方次第ではたおやかな貴婦人になっていたかも。
そんなオスカルの女性らしさをオスカル自身が自覚してくるか、あるいは無自覚か
まさカルはあくまで無自覚。というより、男とか女とか垣根なしに考えてそう。
だから、女性の部分もあまり隠そうとしてないし、そりゃ世の男性がほっとかないわよ的な(笑)
(みりドレの「おまえは間違いなく女だ!(だから、そんな顔他所でしないでくれ~)」なんて、
苦悶の声が聞こえてきそうw)
一方、テルカルは自分の女性である部分を自覚していて、必死に出さないようにしている。
だからこそ、普段は氷のようにクールで男と見紛うほど凛々しい(むしろ雄々しい)が、
好きな人や信頼できる人の前ではつい甘える表情を出してしまう。
ゆえに、フェルゼンに対しどんだけ詰られようと必死に仮面を被って取り繕うところは痛々しくって泣ける
本心では、誰かにすがって泣きたかったんだろうなと。
みりカルは観てないのですが、どちらかと言えば無自覚。そして男であることに疑いを持たなかったが、
フェルゼンへの恋、アンドレの想いを受け止めて女性であることを自覚した・・・かな?
そんなテルカルさんのツボ!弦楽器はあまりよくわからん私でも分かる弾けなさ具合(爆)
一弾きでどんだけ音出るねん(笑)笑う場面じゃないのに笑っちゃったやないの
続く