今年のおせちも定番のものを作りました。30日から準備し始めて、2日の宴会に向けて作っていきます。
全体像はこちら。毎年風景が変らない〜笑。
まずは一の重。
手前から黒豆チョロギ乗せ、にんじんラペ焼き胡桃乗せ、五色なます(大根、京にんじん、キクラゲ、ゆず、白滝)いくら乗せ、内藤あんこの芋餡使用の栗きんとん、かまぼこと伊達巻きは市販品。今回の市販品はこの二品。
ニの重は海老煮。
角上魚類で買ってきた海老を麺つゆで煮て、そのまま、汁に漬け込みます。
煮物は炒り鶏。干し椎茸はひとつまみの砂糖を入れて前日から戻して使います。牛蒡、滋賀の赤こんにゃく、たけのこ、蓮根は下茹でしてから、鶏肉を炒めたものに加えて椎茸出汁で煮ます。干し椎茸も一緒に入れて、沸騰してあくとりしたら保温鍋に突っ込んでしばらく放置。その間、カツオ昆布だしとったり、にんじんの型抜きして煮るとかの他の作業。保温鍋の方が柔らかくなったら、ラカント、みりん、醤油で味付け、水分飛ばして、また保温鍋に突っ込む。味が染みたら出来上がり。
今回、滋賀の物産展で買った赤こんにゃくがいい感じ。、普通のより歯応えも良く、色合いも良くて、見栄えがします。
こっちの一の重。
さっきのと同じ内容。かまぼこと伊達巻きはなし。
ニの重はぶりの照り焼きとカニの千種焼き。
ぶりは角上で買ってきました。みりんと醤油は同量に、ゆず皮を入れて漬け込みます。水分を拭き取って焼いて、両面焼いたらつけ汁を入れます。脂の乗った美味しいブリでした。
千種焼きは卵と生クリーム、カニ缶、型抜きにんじんの周りをみじん切りにしたもの、キクラゲがなくなってしまったので、しめじのみじん切りにミツバ。これにだし汁と薄口醤油と塩で味付けてシリコンの型にラップ敷いて流し込んであとは蓋をしてチンするだけ。90秒✖️3回くらい。間は中身をよく混ぜるのがポイント。それだけでできあがります。生クリームがいい仕事。味濃い系おせち料理の中でホッとする蒸し卵。彩りも綺麗。イタリアンパセリを飾ります。
三の重は今年のメインともなる八幡巻。多分、一年で1番いいお肉を使います。オオタニで八幡巻用の脂の少ない薄切り肉をとオーダーします。
中身の牛蒡とにんじんは下茹でしてから出汁で煮ておきます。
肉で巻いてから、焼いて、麺つゆで絡めて味付けします。盛り付けは1/4に切って、クレソンをそえます。多分一個当たり100円以上になるので、これが今年のメインかも。
定番の北海道風の甘いお赤飯。余った栗も散らしました。
角上のサーモンのマリネ。アボカドといくらを合わせました。
黒豆、クリームチーズ、胡桃を合わせて、オリゴ糖をかけました。これは何かのおすすめレシピをやってみました。
胡桃はオーブンで焼いてから細かく刻んで散らしたので、香ばしくて美味しいです。
うちの締めはラーメン。煮豚と煮豚の汁に漬けたゆで卵は作っておきます。あとは普通の生協で買った醤油ラーメン。お椀で一人分の麺を半分ずつ使います。
オオタニの煮豚用のももで作りました。脂が少なくて肉肉しい。これも毎年の定番。
お雑煮もつけたし。こんな器に入れました。
うちのお雑煮は普通のお雑煮。
カツオと昆布で出汁を取って塩、醤油、酒で味付け。酒塩した鶏肉を茹でたもの、大根とにんじんを梅型で抜いて、下茹でしたものを出しに入れて、薄味で煮た百合根を加えて、ミツバとゆず皮で香り付け。
お餅はこごめ餅をレンチンしてものを入れました。
今年は一つ一つを丁寧に作ることを意識しました。出汁をちゃんと取るとか、下味をつけるとか、下茹でするとか。いつものご飯を丁寧に作って、お重に詰めた感じです。食べる人が新年の初めに美味しいと思って食べてくれること、その人たちの健康とか幸せを祈りながら、作るのがおせちなんだと思いました。
作っていて、楽しかったです。
ごちそうさま〜。