あせらない・がっつかない
【あせらない・がっつかない】
ある程度人気のキャストさんなら、もう口説かれるのはお腹一杯なんですよ。一日に何十人もの男性と喋って、その中の何割かに口説かれるという異常な状況にいるわけです。口説く客の中には、露骨なエロオヤジもいれば、本当に真面目な人もいて、「いい人なんだけど要望に100%は答えられない」と悩む状況も彼女たちには多々あったはずです。
それをいちいち本気にとらえてたら精神的にもたないんで、彼女らは理解不可能な行動をよくとります。
都合よく携帯が壊れたり、突然実家から親が来たりしますよね(笑)。
いや笑ってる場合じゃなくて、もうしょうがないんですよ。
一種の病気ですから。リハビリするぐらいの気持ちでもって接しないと、この病気は治りません。
カウンターに座ると、キャストと客の間にはカウンターがありますが、キャストさんは仕事上、その距離を物理的な意味ではなく、精神的な距離としてとらえています。
客からその距離を近づけようとする場合、いきなりカウンターをまたいで行く人がほとんどだと思います。それをやっちゃうと「その他大勢の客」になってしまいます。
またがなくてもいい距離まで近づけるよう努力した時に、キャストさんもちょっとカウンターの敷居を小さくしてくれるはずです。
弱ってる時がチャンス
【弱ってる時がチャンスです(爆)】
彼女が弱ってる時はチャンスです。
例えば、「最近疲れがとれないんだぁ」と言ったら、普通の客は「大丈夫か?あまり無理するなよ」と声をかけます。
それじゃあ、ダメです。他の客と一緒のことをしたらダメなんです。
私なら「ちょっと待ってろ!」と言って、アリナミンDとかユンケルを買いに行って渡します。
優しさとは言葉よりも態度と行動です。
例えば、「今日風邪ぎみで調子悪いけど頑張って出勤します」とメールが来るとします。普通の客は「大丈夫か?あまり無理するなよ」と返信します。
私なら、店に行って、アリナミンDとかユンケル+のどに効くお茶なりを買いに行って渡します。
忙しい人なのにわざわざ会いにきてくれて、体調まできづかってくれたと感動するはずです。
ヘルプにも優しく
【ヘルプにも優しく】
ヘルプの子が来ると態度が豹変してしまう人がいます。いかにもつまらなそう態度をとったり、ヘルプの子のドリンクを頼まなかったり。
夜のお店は、狭いネットワークですから悪い情報はあっという間に伝わります。
「○○さんのお客さん最悪!」
裏では何を言われているかわかりません。
でも、ヘルプの子にも優しい態度をとると、指名嬢の中での貴方のポイントが確実にUPします。
「○○さんのお客さんいい人ですね」「○○さんのお客さん優しい方ですね」
ヘルプの子が指名嬢にそう言ったとします。これはもう確実に、貴方のイメージはいい方向に上昇しますよね。
私はヘルプの子には細心の注意をはらって接します。正直、疲れますが(爆)。