【バブルの逆襲―現役ソープ嬢舞子のウサ晴らし】
昔、私が大好きだったサイトがありました。
それが「バブルの逆襲―現役ソープ嬢舞子のウサ晴らし」というサイトです。
せつなさとヒリヒリするような痛みを感じるサイトでした。
とっくの昔に閉鎖してしまいましたが、単行本を読むことが出来ます。
『私はストレス解消のためホームページを立ち上げた。タイトルは「バブルの逆襲」。バブル崩壊がきっかけで風俗嬢になった私が文章でお客さんに逆襲するという意味が掛けてある…。』
キャバクラ嬢に恋してしまった人は、一度この本を読んだ上で、もう一度本当にその子が好きかを考え直してみた方がいいかもしれません。
後ろから金属バットでぶん殴られるぐらいの衝撃を受けます。
これを読むと、嬢に対して不適切な行動なんて絶対出来なくなりますよ。
普段は大人しい子です、多分
【普段は大人しい子です、多分】
キャバクラでは彼女たちは喋ることが仕事です。
あっちの席では、ワイワイがやがや騒いで、こっちの席ではまったりお喋り。
彼女たちには本当に関心させられます。私なら絶対勤まりません。
でも、私がホステスさんならメールだけで、かなりのお客さんを呼ぶことが出来る自信はあるんですが・・・。
それはさておき、彼女とプライベートで付き合いたいと思ったら、お店と同じように接してくれることを期待すると肩透かしをくらいます。
仕事の反動なのか、普段は思いっきりLOWな子は結構いるみたいです。
私のオキニのL嬢と休日に会うと、あまり喋りません。
「だって、プライベートだから無理して喋る必要ないじゃん!それに、でかさんは人に気を使ってるのを見抜くクセがあるからどうせバレルし。」だそうです。
何だかバカにされて適当に扱われてる気がするんですが、まあ結構長く続いているんでこれはこれでいいんでしょう。
キャバクラでドレスで着飾っている彼女とプライベートの彼女はちょっと異なる生き物だと思っていて差し支えないと思います。
重い告白はちょっと・・・
【重い告白はちょっと・・・】
これは聞いた話ですが、昔、私のオキニのA嬢が勤めるスナックに必死に通っていた男がいたそうです。
その男は、札幌まで4時間はかかる北海道のとある田舎から、週末になるとススキノにやってきていました。
彼女に惚れて、彼女が席に着くと必死にそのことを伝え、プレゼントをして、彼なりに必死に努力をして、数ヶ月後に、店を出る見送りの時に告白をしました。
「真剣に付き合ってほしい」と。
答えはNGでした。
この少ない情報からでも、彼のいけないところを四つ指摘することが出来ます。
1.店の中で惚れたことを口にする
別に「うん、お前のことが気に入った」ぐらい軽く言えばいいんですけど、店の中で真剣になられても困ります。彼女は仕事中なのです。
2.見送りの時に告白した
はい、同じく仕事中です。
3.「真剣に付き合ってほしい」は重い言葉
「真剣に付き合ってほしい」とか「まじめに付き合って」はどうも強制的だ。拘束ともイコールだ。
愛だの恋だのは、人間の自由意志にかかわることで、それを強制されると、途端に重く負担に感じる。
「真剣に」「まじめに」という言葉を使うと、その先の展開がとても狭く重苦しいものになってしまう。
4.YESかNOの返事しか求めていない告白はダメ
付き合ってくれるか、くれないかの二者択一を迫ると大抵後者を選びます。その方が自分の身が安全だからです。
意外とキャバクラ嬢は保守的でナイーブです。
どうしても告白して楽になりたいんなら、あくまで店外で「俺の気持ちをわかっていて欲しい」ぐらいにとどめるのが無難。
最後の必殺技(口説き文句)は絶対に射程距離に入ってから使わないと、すかされること必死です。
というか告白までにどれだけのことをしているかで返事は大抵決まっているのです。