生ハムとランブルスコ
新富町駅からすぐのところにある美容室兼生ハム専門店というダブルカッターのお店『Salumii land(サルーミサンド』さん。
ここは僕の知る限り最も美味しい生ハム屋さん。
なんてったって賞味期限1時間。
こうやって盛り合わせにしていただけます。
そして皿を持って行くと
この骨董品の皿にも盛ってくれます。
こちらはハモン セラーノ。
どれもふわふわに薄く切ってくれるのですが味はしっかりしているのでどこにもない味です。
これには素材ももちろんですが、生ハムカッターがすごい。確か100万円くらいするんですよね。
合わせたのはランブルスコ。
それも単一畑。ランブルスコにクリュの概念を持ち込んだのはメディチエルメーテ。
この組み合わせは最高です。
ランブルスコとしては高いけどこのワインはすごい。
味はしっかり濃いけどタンニンは弱発泡の泡で抑えられていて酸が加わるのとクリーミーさが出るので生ハムの薄さでタンニンは少なめでよく、脂は酸で切ります。
王道の組み合わせですがちゃんと根拠があるのです。
鳥料理ぼたんでワインを頂く @淡路町
明治30年創業の老舗『鳥料理 ぼたん』さん。老舗のお店が並ぶ神田須田町にある1軒です。
このあたりは関東大震災で多くの建物が被害をうけた地域で、この時に再建した建物が大体昭和初期で、こちらのお店も昭和4年に再建されたんだそうです。
その後先の大戦の大空襲もこのあたりと両国の一部だけは免れ、100年近くの建物が今もなお残っているということになります。
その中でもこのぼたんさんは最上級の木を使っていたために現在でも大規模な修繕は行われていない当時のままの建物です。
その時から変わらぬ、鉄鍋に銅製の板を張って備長炭で焼き上げるという鳥すき焼きが名物のお店です。
現在の当主が革新的で現在はInstagramを導入したり、新店を初めて出したりと精力的で、それまでほとんどのお客さんがビールだったのをワインを置くという画期的な展開にされてきました。
まずはギリシャのキリ・ヤーニのソーヴィニヨン・ブランを。
そしてすき焼きにはピノ・ノワールということでオーストラリアのショウ+スミスのピノ・ノワールを。
これがすき焼きの甘濃いタレにちょうどいいのです。
歴史と伝統と革新も感じた夜でした。素晴らしいお店です。

























