久々にパンクしてしまいました。

職場を出て帰宅の途につきかけてちょっと。小さな橋を渡ってすぐに道路上に散らばる砂利みたいなものを踏んだ。

とくに気にせずに走っていたが直後、
ガタタタン

お、久々のこの感触!
後輪がパンクしていました。

幸いなことにまだ薄暗くなりかけで、かつ今日はそんなに寒くなかったのでわりとスムーズに直せました。

とはいうものの30分弱かかったんですけどね。


パンクを直し、再び走り出す。

家の側まで来たとき、久々の感覚になった。

自転車と一体化できている感覚。サドルにしっかり骨盤が固定できて安定している。

スイスイ走れる。

よっしゃ段々ピーク時の感覚を取り戻しつつある!


ペダリング理論やフォームの理論は様々あります。僕も以前『走りの質』とか『江口流ペダリング』でごちゃごちゃ書きました。

ただ最近思うこと。あれはどんだけ読んで真似しようとしてもなかなかできるものではない。

自転車が上達するにはひたすら乗って乗って乗りまくるしかない。

乗りまくった先で、『あ!この感覚はあそこに書いてあったやつだな』みたいな感じでやっと気づいて体得できるんです。

さらに一度体得してもしばらく乗らないと、その感覚は体から失われてしまう。

もしも理論さえ分かっていればうまくなるんだったら、一度体得したらどんだけサボって久々に乗っても思うように走れるはずですよね。

でもそうじゃなかった。(僕の場合は)

体得したのち継続することが何よりも大切。

継続は力なり。

二月からの一時間インターバルトレーニング開始に向けていい流れです。


話は変わりまして最近とても素敵な本を読んでいます。

佐々木正美先生が書かれた『子どもへのまなざし』というもの。

PRISM研修の最初のレポート課題として早川先生から読むようにと指定された本。

子どもとのかかわり方だけでなく自分と周りの人との人間関係についても深い気づきを与えてくれる本です。

今まで子どもを喜ばせたいというスタンスをもって指導していたつもりでしたが、流れ的に沈んでいるときなどになるとなかなか子ども本位でいけなくなってしまっていました。

また気持ちのムラの中で、いつもいつも喜ばせてあげようっていう姿勢ではいられません。

でもこの本を読んで子どもを喜ばせるべき意義が見つかったんです。

小さな子どもの要求は可能な限りかなえてあげなくてはいけない。
子どもは身近な大人との信頼関係を築けて初めて自分を信頼することができ、周りの人も信頼してとの豊かな人間関係を築いていくことができる。
大きくなってからでは遅く、小さいときに身近な大人との信頼関係を築けていないとその後の人生で人間関係をうまく築けなくなる。
だから幼い子を育てる母親や保育者は育てるという行為に責任感をもってたずさわらなくてはいけない。

まじか!?

小さいときの大人との関係がその後のその子の人生に多大な影響を与えるとは!

気持ちのムラとかいっとる場合じゃないわい。
自分のしている仕事の責任の重大さに気づきました。

なにがなんでもこどもを喜ばせてあげなきゃ!

あと、過保護はいけない。ある程度自分でやらせるようにつきはなさなきゃ!と思われる方も多いかもしれませんが、それも実は違うということなど、子どもとかかわる人にとって、かなりためになることがわんさか書いてあります。

まだ読んでいる途中ですが、自分の仕事にとりくむ使命感みたいなものをよりはっきりさせてくれた一冊になりそうです。

子育て中の保護者や教育者には是非読んでいただきたい一冊です。

佐々木正美先生は児童精神科医として30年以上さまざまな子どもたちとかかわった中や、保育士との交流の中や、様々な子どもの追跡調査の中などでたくさんの気づきを得られ、それを『子どもへのまなざし』の中に書かれています。

読み終わった後、きっと自分自身の子どもに対するまなざしが優しいものになっていることに気づくでしょう。


あと子どもとの関係をうまく築くためには、自分自身も様々な人との人間関係を豊かに築けなくては難しいらしいです。
大人自身も人を信頼できなければ自分を信頼することはできない。


最近人とのかかわりがややわずらわしく感じてしまっていましたが、そんな自分自身の内向きな考えの愚かさに気づかされました。

周りの人との関係を良いものにする努力をし、自分自身の豊かな人生を、そしてそれ以上に自分がかかわる子どもたちの豊かな人生を願いたい。


明日は学習発表会という演劇会みたいなもの。子どもたちがお父さんお母さんの前で練習の成果を存分に発揮できるといいな。
そして夜にはRishiさんの誕生日パーティー@クラブRADIX

楽しみ。

色々なきっかけが重なって、やっと久々にエネルギーが上向きになってきたきがする。ありがたいありがたい。
さっきまで太田川の近くの中華料理屋で呑んでました。

今年から一年間勉強させていただく東海市民病院早川星朗先生主催のPRISM研修(自閉症などの発達障害のある人にかかわる人のスキルを向上させる研修)。

僕は五期生として参加するのですが、それの顔合わせを兼ねた新年会だったんです。


一期生から四期生の先輩方や同期の五期生の方の何人かと話しました。


みんなすごい人ばっかやw


専門性が高く、情熱もある方々が多くかなり刺激になりました。

僕には熱しやすく冷めやすい情熱と、ハリボテ並の知識しかないんで、みなさんにがんばって着いていこうと思います。


実は最近自分自身の子どもとのかかわりについてちょいと行き詰まりを感じてました。子どもの伝えたいことを読みとることが苦手です。

自分のしていることに精一杯でなかなかうまく読みとれない。

先週末に呑んだ高校の恩師からは、こどもたちの気持ちをよみとるにはこちらがフラットな状態じゃないといけない。リラックスしていないとあかんと教わり、

江口は昔から力みすぎているとご指摘いただきました。

たしかに僕は気がつくと無駄に力んでいることが多い。もっと力抜かなきゃな~と思い今週はすこし自分なりにゆとりをもって子どもたちにせっしてみたつもりだがまだ違和感がある。

でも以前よりは少しずつ何かが変わり始めている気がしている。

火曜水曜と久々に11:11を偶然見るなど流れは再び上向きになりつつあった。


そして先ほど参加した新年会。

専門性の高い先輩の話からいろいろ学ぶことがあった。

最近、応用行動分析をベースにした自分の指導のスタンスですら自信を失いかけていたが、

先輩の話を聞いていたら、これからの一年の研修の中で様々な知識を得て実践していけば、自分の指導スタンスがブレにくくなれるんだと思う。

これからやな。


縁がめぐっているしこっからまた流れがくるわーい。

ちなみにこの研修に参加するきっかけになったのは大学の同級生の紹介という縁でした。

そして今日の新年会で、医療関係者の同期の病院に僕の学年の子がかよっていることが分かりました。さらにさらに医療関係者の四期生の先輩の病院にもうちの学年の子が通っていました。

あ、この嘘みたいな偶然のつながりすごいわw
これは間違いなくこの研修に参加する縁というか運命だったんだなと改めて強く思いました。


早川先生の元、必然の流れで集えた同期の皆さんと一緒に学ばせていただき、子どもたちを支援するスキルを少しでものばせたらと思います。

五期生の、のくのくさん、さーちゃんさん、えきさん、プルメリアさん、kikkikiさんよろしくお願いします。

とりあえず数ページしか読んでいない最初の課題本「子どもへのまなざし」を早く読まなくては!


おっとジャンルが自転車なのに自転車のこと書きそびれるとこやった!

冬休みでなまっていた筋力と持久力が通勤トレーニングで大分戻ってきました。

高負荷高スピードを維持してこげる時間も長くなってきた。

継続は力なり。
低下していまいました。
筋力、持久力、ペダリングスキルなどなど。

12月のサイクルミーティング後、引きかけていた風邪が完全に悪化し、二週間ほど乗らず。
久々に一日乗ってからすぐに冬休みに入る。

そのまま二週間の冬休み中に全く乗らなかった。
寒がりかつめんどくさがりなので通勤という目的がないとなかなか乗れない。

先週仕事始めでかなり久々に乗ると。



心肺がむちゃくちゃしんどいわ、かなりの筋肉痛になるはさんざんでした。
イメージしている速さで走れないし。

やはり継続は力なりなんですね。

とりあえず一月は通常の通勤ルートの往復のみにとどめて、自転車に体をならし、
二月から通勤の行きで一時間のインターバルトレーニングを再開し、三月のリトルワールドサイクルミーティング最終戦と四月のパナソニックヒルクライムに向けて調整していきます。

いや~それにしてもあんなに寒い年末年始でもトレーニングを怠らないローディーの方々は本当に尊敬します。

へたれローディーの僕は通勤という強制力をフルに活用してがんばります。
そして今年の年末は同じ失敗をしないように努めたいと思います。
12月12日、リトルワールドサイクルミーティングに参戦してきました。

自転車に乗るなら楽しく楽にのんびりとというスタンスを打ち立て、片道12km弱の往復の通勤トレーニングのみで臨んだ今回。

なんだか知らないけど、変な力みはなかったしいけるんじゃないかと思ってました。


スタートラインに並び、前から2列目の右端という好位置をキープ。今回のビギナークラスは90人を超える参加。位置取りは大事!

スタートの合図が鳴り響きローリング一周+三周回のレースがスタート。

ローリングが始まりまずいきなりやってくるのはリトル名物三段坂。

いきなりオレンジウィンドブレーカーのローディーがなぜかローリング中にもかかわらずとびだすwww

先頭集団が笑いの渦に。「おおっと~誰も追わないぞ~」「逃げ成功か~!!!」「ゲラゲラゲラ」なんてなごやかな雰囲気につつまれる。僕も腹がよじれるくらい笑ってた。

三段坂が終わり最初の下り。下りが苦手なのでやや抜かれるも、先頭集団後方をキープ。

そう、前回のサイクルミーティングと鈴鹿エンデューロで集団走行の大切さを学んだのでドラフティング効果を最大限に活用してやるのだ、ひっひっひという気持ちで下りの後のドイツカーブやアップダウンを乗り切る。


そしていよいよ二周目つまりほんちゃんの一周目スタート!集団のスピードが一気にあがる。

三段坂を先頭集団の中で上りきる。続いての下り、しゃああああああ~!!!余裕で50kmに到達。

こわっ!

自然とブレーキに手がのびちょいちょいぬかれていく。

魔のドイツカーブを抜け、アップダウンに。あ、gcscジャージ!

かろうじて先頭集団にくらいついていこうとしている僕の目に、ブログでお世話になっているシュレク兄さんたちのチームジャージがうつった。

がんばってついていかなきゃ!


二周目。三段坂の入り口ですでに先頭集団が2、30メートル先を行っている。

なにくそ!ぬおおおお!千切れかけている人達の中を必死でこぐ。

苦手な下りとドイツカーブを抜けると前方に僕のあこがれでもあるGIANTのTCR ADVANCED SL RABOBANKに乗っているローディーを発見。

まけてられるかこんちくしょああああ!無我夢中でこいで抜く。

アップダウンの最中そいつに後ろにぴったりつかれていることに気がついたが関係ない!

かけひきじゃねぇ、これはDefy1乗りとしてのプライドだ、こいつには絶対負けない!


三周目、ラストラッブ。三段坂の入り口に入ると先頭集団ははるか先に。もうあそこに追いつくのは厳しい、あとはいかに順位を上げるか。

ギアを落として必死で漕ぐ漕ぐ漕ぐ。ラボバンクのやつなんかに追いつかれてたまるかい!

坂の途中で序盤におもしろかったオレンジローディーを2、3人前方に見つける。

抜きたい!

下りに入り、ドイツカーブも抜ける。

前方に見えるローディーをおいつつ後方も確認。

必死で追いすがってくるローディーが2人程。

この距離なら抜かれん!むしろ俺が前のやつを抜く。

一生懸命スピードを上げるも、おそらく自分と同じような気持ちであろう前方のローディーもスピードを上げているのでなかなか差が縮まらない。

まぁいいかこのままの順位でと思い気を抜いていた瞬間、怒濤のスプリントで僕の脇を抜きさっていいくローディーの風を感じた。

まずい!

必死で自分ももがく!もがく!もがく!
が、時すでにおそし。勢いに乗っていたローディーに後からもがいた状態で抜き返せるわけもなく、そのままの順位でゴール。

91人中25~30位


ラボバンクには勝ったものの、先頭集団からは二周目ではや切り離される惨敗。

しかも最後の最後でもがこうとすらしていなかった自分の甘さが抜かれるという結果を招いた。

なんとも後味が悪いレースとなった。

楽に楽しくという理想のもと、トレーニングや調整の手を抜いたツケが一気にきた感じだった。

仮に同じ結果だったとしても自分なりに納得したトレーニングをして臨んだ上での結果なら充実感があったはずだ。

楽しむためにはやはり楽をしてはいけない。真剣に取り組んだ先にこそ楽しさ、充実感は待っている。初心に帰ってがんばろう。


と、個人的にはふがいないレースだったが、gcscの総合エースMさんがビギナー1位となり、記念すべきgcscの初勝利に立ち会うことができた。本当におめでとうございます。

僕も三月のリトル最終戦に向けがんばります。なにげに今んとこ皆勤賞だし、最後は納得いくレースにしてやる。


そして話はかなり変わりますが、12月の頭にパナソニックヒルクライム2011に申し込みをしていました。

先週事務局から抽選の結果が。


当選


いよっしゃああああああああ!ヒルクライマー江口の初ヒルクライムレース。やったるでー!

リトルの日以降、ひきかけていた風邪が完全に悪化しずっと乗っていませんが、流れはきています。

パナソニックヒルクライム2011、最高の舞台にしてやります。