これ、生きていく上でも、人間関係でも、さらには自転車に乗る上でも大事だと分かりました。
以前も書きましたが僕は体の使い方が不器用でわりと常に力んでしまっています。
高校の恩師I先生や大学の後輩かつ同じ職場のK君から力を抜くことの大切さを教わりました。
不器用なりに時々力を抜くことを実践してみるとかなりいい感じなんです。
人と話していてなんともいえない緊張感があって、落ち着かない時って誰にでもありますよね。
そんな時はおそらく無意識の内に肩に力が入っています。
なんとかその状況を打開しようと焦るほど力んでしまいその場の妙な空気は増長します。
そこであえて肩の力を抜くことで、心にゆとりができて冷静になれたりします。
そう、こころとからだって僕らが考えている以上に密接な関わりがあるんですね。
緊張したりストレスを感じる場面ってきっと無意識に体が力んでいる。
そこに気づけばいかに力をうまく抜くか考えると案外うまいこと乗り越えられるかも。
自転車で高速巡航する瞬間、段々えらくなりますよね。
息があがってきて苦しくなる。
そこでさらにがんばろうとすると、もしかしたら気づかぬ内に上半身に力が入りすぎている。
すると高速巡航を維持するのはキツくなる。
そう、高負荷をかけているときほど実は力を抜くことが大事なんです。
上半身や肩の力を抜いてみると、呼吸が楽になり本当に力を入れるべき脚にすべてのエネルギーを動員できるんです。
お試し下さい。
おそらく今書いていることは身のこなしが軽やかでスマートな方は無意識の内にできていると思いますがw
最後に恩師に言われて印象てきだった言葉を-
『教師に一番大事なのはいかに子どもの今の状況を見極めるかということ。
子どもの変化に気づくためにはこちらはフラットな状態でいなくてはならない。
江口みたいに体かいつも力んでいる状態だと、脳がその力んでいる行為でいっぱいいっぱいで子どもの細かな変化に気づけない。』
『人の性格はその人の姿勢を見ればいっぱつで分かる。
人間関係や仕事をうまくこなしてる人は体の力も抜けている。
逆もしかり。』
こころとからだの関係は想像以上にでかいみたいです。
気づかせて下さったT先生、そしてよき後輩のK君、ありがとう。
自転車の走りの質、さらには色々なプレッシャーのかかる場面でのふるまい方が向上しそうです。
いや、しそうですというか現在その効果を正に体感しています。
みなさんももしよければ、苦しい瞬間、ストレスを感じる瞬間、なんだか落ち着かない瞬間、
意識して肩の力を抜いてみて下さい。
彼女の旅みやげのバリのビンタンビールを呑んだので、心地よく眠りたいと思います。

生きると言うことは色んな葛藤もあるからいつも絶好調ってわけじゃないけど、色々経験して成長していけるからなんだかんだやっぱりおもしろい。
『よかったことの現実も、悪いことの現実も、次へ向かう糧にしたい』高橋尚子
ではおやすみなさい。