人生を変えた一冊 | 水の中。

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海外小説のレビューと、創作を。

よく聞く言葉ですが、読書は他者への共感を育て、人生を豊かにしてくれますが、人生を変えたりはしないものだと思います。
でも、あえて思い出深い一冊を挙げるとしたら、何でしょう。
あなたにも、これだ!という作品がありませんか?

長年、本読みとして生きてきて、すばらしい作品にたくさんめぐりあえたはずなのですが、どう自分の過去をさぐっても、私の場合、こういう結果に。

1位 「魔獣狩り」 夢枕獏

次点 「竜の柩」 高橋克彦

これしか浮かんできません……。

このテーマで素敵な話をするはずが、どうしてもどうしても、この二作に!!
いえ、この二作が駄作だと言っているのではなく。

「魔獣狩り」。サイコダイバーシリーズの第一作目ですね。今もシリーズは続いていたかと思いますが(途中で脱落したので不明)、こどものころ読んだコレはとっても面白かった!
空海の即身仏をめぐる、エロスとバイオレンスの伝奇アクション。大傑作だと思います。

「竜の柩」。これは何回も読み返しました。小説としてではなく(エッ)、ここに出てくる仮説だけでゴハンが三杯食べられるくらいの大好物です。最近、続編の「霊の柩」を読んであっけにとられましたが(鹿角は帰って来ちゃダメだろ……)。

そういうわけで、やっぱりこの二作に人生を変えられなくて、本当によかったと思います。
(何の話だったっけ……?)