海外単身赴任で一番つらい事!?
それは「病気」になった時と思います…
まあ誰に聞いても間違いないかと思いますね。
先日、仕事の飲み会がありました。新たな出会いもあって良い飲み会でしたが、
下手に気分の良い人がたくさんでしたので、ついつい飲み過ぎに…
もう歳なんで、翌日はお約束の二日酔いでダウン。起き上がるのもダルイ。
その翌日が大事なスラバヤ出張の為、無理して会社には行かず在宅勤務としました。
で、在宅勤務中に発熱!?、ただの二日酔いではない気配ムンムンです。
でもそーは言ってられんので、薬を飲んで半ば強引にスラバヤに出発です。
でもね、初日はなんとか我慢出来たけど、やっぱ無理でした・・・
出張先でも薬飲んで頑張ったんですが、どーにもなりませんでした(汗)
翌日、しんどさにギブアップ! 予定をキャンセルして空港へ一人でタクシーで…
なにも考えられず、目についた一番早い便を取ってジャカルタまで戻りました!!!
CITILINKだったんだけど、便が遅れなかったの奇跡だと思う。ホント助かった。
乗り込んだ瞬間に寝てしまい、気がついたらジャカルタの手前だった…
今思うと気を失うような感じだったと思う。病気で泊まりの出張はこたえるわえ。
で、嫌々だけど医者に行きました。飲み会参加なんで報告の義務がありますよね?
そうなんです、この頃はまだ「コロナ」だと思ってました…
運転手には予定変更の連絡を入れ、空港まで迎えに来てもらいまして、
少し体調が回復したのもあって、そのままタケノコクリニックを予約訪問しました。
頼むぜタケノコくん。。。
正直、現地医療への興味から日系相手の病院は避けていたのですが…
もう身も心もそんな余裕はなく、細かな症状の説明のできる日系オンリーですね。
でもまあ結果的にはこの選択で一番良かったです。ハイ。。。
喉が痛いので「溶連菌」熱があるので「インフルエンザ」、僕指定で「コロナ」、
この3つの検査を実施しました。僕自身は絶対に「コロナ」だと思ってました。
でもですねPCR検査の結果を教えてくれたインドネシア人の優しい女医さん、
「Influenza Positive!」
インフルエンザだと~ この国で!?
溶連菌もコロナもまさかのNegative!?関係なし!?
ええ、自分でも信じられませんでした。そして少しだけ安心しましたね。
だってインフルエンザの方がまだ訳がわかって良さそうなかんじ。
それからニコニコとお薬の説明です⇒ココで日本語通じて良かったと。
「アビガン、初日だけは8錠x2(1回)ね。翌日は3錠x2回(朝・晩)づつね」
8錠?8って言った?ここまではインドネシア語だったけど、思わず日本語で聞き返した!
じゃあやっぱり8錠x2=16錠飲めと。嘘だろ!?でしたが間違いありませんでした。
実際はこんな感じ!
下痢止め、解熱鎮痛剤、抗ヒスタミンなども追加で合計20錠以上…コレが初日の1回目
どないなってんねん!
今回、出されたお薬全景。インフルエンザだけじゃあない。。。
実はインドネシア初、いや人生初の食あたり下痢にもなっていまして…
まあそんなに酷くはなくて何とかなるレベルなんですが、負担を少し重くしてました。
原因は前日夜に食べたコイツ。普段ならなんて事の無い料理なんですけどね。。。
SOTO KIKIL(ソト・キキル)ですね。コイツが原因ですな。
医師の問診で食べた物を答えた時に全員が「う~んそれだ!」となったのがコレ。
脂分か、材料にダメージがあったか、インドネシア人はココナツオイルとかよく言うけど、
何にせよ普段なら「現地人が驚くタフさ」の僕の胃腸も病気で弱っていたらしく、
へなちょこな食あたりも少しやっちゃってました!
精神的にも弱ったところには効いたぜ、しかし。どないやねん。
意外な事実が判明した所で、最後のひと踏ん張りですね。
接触した人達へのインフルエンザ感染の連絡と、翌日も絶対休みなので業務の連絡です。
もう頭には家のベッドで休む事しかなく、つまらん電話で起きるのは絶対に嫌だったので、
家まで帰る車の中で全ての連絡事項を各方面に入れて、後は夜まで死んだように寝ました。
それが水曜日なんですが、それ以後は長いような早いような…
1日ずっと寝てまして、薬が切れそうになると補給、また就寝の繰り返しでした。
ええ本当にしんどかったです。薬が効いてると何とかなるんですが切れだすと…
いやはや、たった一つ良かったのは「寂しい」と思う間もなかった事かな。
※という訳で前回の記事は病気の前の予約投稿での投稿なんですよ
ただ3年のこちらの生活で培った人脈により…
心配してくれた管理人さんを中心に、食事をはじめ身の回りの世話をしてくれまして、
とてもとても助けられました。情けは人の為ならず、本当にそう思いましたね。
彼らの”善行をなす”とか従っといて良かった。困った時にはこうやって自分に返って来る!
異国での病気で気持ちが弱ってたところに、彼らの助けは本当にありがたかったです。
今の僕には、なんか頼れる人達がいて安心できるって嬉しかったなぁ。
以上、大分回復して元気になった現場からでした!
ポチっと頂くとより回復します!(笑)