連続小話『OLホステスは見た!』第2話です。
気楽にお付き合いくださいませ
容姿はNHKのアナウンサーっぽいと言われます。
民放アナウンサーでないのはなぜだろう
そんな私がOLをしていた20代半ばに迷い込んだ、夜の街でのお話です。
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ここから今日のお話。
新卒で入社した広告制作会社は2年目。
ルーティン化した業務にはすっかり慣れ、定時で帰れる日々が続いていた。
彼氏はいない、趣味もない。
退社後の時間を持て余したヒマな枯れ女。
たまたま北新地の近くに引っ越したのを機に、「ホステスでもやってみるか!」と思い立った。
なぜ暇つぶしで思いついたのがホステスだったのか?
…たぶん、時給が良かったから
熟考した時は記憶に残るけど、思い付きでやったことは動機を思い出せない。アホなのかな。うん、きっとそう☆
思い立ったら行動は早い私。
さっそくweb版タウンワークで見つけたラウンジの求人に問い合わせ、4件の面接が決まった。
しかもすべて同じ日の仕事終わりに!
今では考えられないバイタリティ
「営業時間中ならいつ来てもOK」というお店が多かったからできた荒業といえる。
いよいよ面接の日。
退社後、パパっとメイクを直し、服装はそのままで北新地に向かった。
昼間の静かな北新地には行ったことがあったけれど、夜のそこは別世界のようだった。
ギラギラ光る店の灯り。
道行く人の華やかな出で立ち。
場違いな気持ちでソワソワしながらも、面接1件目のお店に到着。
小さな雑居ビルの3階。
インターホンがなかったので、恐る恐るドアを開けてみると。
そこには予想していなかった光景が…。
思い付きで北新地のラウンジ面接に訪れたOL。
1件目はどんなお店だったのか…?
第3話に続きます。
更新は不規則です
~次回以降の予定(仮)~
OL、ラウンジ面接をはしごする
OL、念願の?ホステスデビュー
OL、覇気がなくてママに心配される
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OL、ホステス楽しくなってきた
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