こんばんは。

今日はイベントのご案内です。


囲碁の鉄人特別イベント 


日時   :10月10日(月・祝) 13時~17時

       (懇親会:17時~19時頃を予定。その後は有志で!)

場所   :囲碁サロン渋谷(アクセス)  

費用   :別途ご案内します

参加鉄人:井場悠史、谷口洋平、関翔一、福岡明日翔、村上深


内容   :①参加者同士の対局 +指導碁
           ②関鉄人の文字芸術囲碁(?)おひろめ
           ③持碁目指し碁(ヒカルの碁より)
          →5人の鉄人がそれぞれ4面打ちの指導碁を行います。

            ただの指導碁ではなく、全ての対局で鉄人たちがその

            計算能力をフル稼働して、「持碁」を目指します!

 4局の対局の合計がもっとも「持碁」に近い鉄人は誰だ!


囲碁の鉄人 とは囲碁界に一段と活気をもたらすために、囲碁サロン渋谷にてインストラクター5人が武宮陽光プロのお弟子さんたちと10カ月かけて50局の対抗戦を行う企画です!


◆囲碁の鉄人チーム(5名) vs 武宮陽光プロのお弟子さんチーム(15名)

・期間:2月19日(金)~11月30日(水)(年間50局 ※毎月5局)

・場所:囲碁サロン渋谷

・対局:15路盤を採用

・手合い:鉄人チームに対し、武宮チームがオール2子局。持碁は白勝ち。

・持ち時間:30分切れ負け


現在、鉄人が35連勝中です。

賞金は囲碁サロン渋谷オーナーの牛山氏が100万円を寄贈され、個人10連勝は10万円、鉄人チームが50連勝すると、なんと100万円すべてが鉄人側に授与されます!(個人20万円)

しかし、後半は鉄のゴールキーパーが控えているとのうわさも・・・?


また、企画をがちっと固めたり、申込フォームなど整ったら、再度告知します。

みなさんぜひ、10月10日、3連休最後の1日は囲碁サロン渋谷で過ごしてみませんか。

こんばんは。


最近、改めてAlphaGoや囲碁AIに関する文献を読んでいます。

他には、囲碁クエストでAyaZbotという囲碁AI(彩という有名なAI)と打ったりとか。


碁打ちの感性として思うのは、いわゆる「味の良い本手」というのは、ある面では

人間の弱さを映し出しているのではないか・・・ということ。


AIの打つ手はとても足早と感じることが多く、時には極端に「応急処置」のような手を

打ってまで、先に、先にと進むことも。


人間の感性では「とても味が悪い」と感じ、その味悪を衝こうとする・・・

しかし、読んでみると意外と耐えている。


この「味」という言葉のニュアンスは、囲碁用語の中でも特に微妙なきらめきが

あったものです。

しかし、1つの側面としては、わからないものをわからないままにしてしまっている、

怯懦であるのかもしれないと、感じています。


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8月中旬から、新百合ヶ丘にある特別養護老人ホームで囲碁入門教室を行っています。


地方独立行政法人 健康長寿医療センターが行っている「囲碁と認知機能に関する研究」

の一環です。

囲碁が、特に高齢者の認知機能の維持・促進を図れるのではないか・・・という観点に

フォーカスし、臨床研究を行うものです。


30名程参加者を募り、前期グループ約15名、後期グループ約15名に分けます。

それぞれのグループで囲碁入門教室実施の前後で認知機能を測定し、どのように

認知機能が変化したかを比較します。


各グループは週1回、1時間、全15回のプログラムを受けます。

1期あたり、約3ヶ月半~4ヶ月ほどですから、前後期ではおおよそ今年度末(3月末)

までの期間、携わることになりますね。


特別養護老人ホームというのは、原則として「65歳以上で要介護度3以上」が入所条件です。

要介護度3とは中等度の介護を要する状態です。具体的には、以下などの状態をいいます。


・入浴や排泄などの行動が自分一人の力ではできない
・立ち上がりや歩行などが自力ではできない
・痴呆に関連する問題行動もあらわれる
・身だしなみや居室の掃除などの動作が自分一人ではできない


前期グループの参加者は、最年少で76歳、最年長は104歳です。

上記のとおり、参加者の方は心身が健康とは言い難い方が多いので、私も初めての経験が

多く、試行錯誤をしています。

でも、いろいろな人たちの生活に、囲碁が寄り添うことができれば良いと思っています。


来週は、たぶん写真を載せられると思うので、また続報しますー。

今日はあらましのご紹介、ってことで。


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オンライン習い事サービス「カフェトーク」 にて講師登録を行いました。

Skypeを使って、オンラインで囲碁レッスンを行うことができるようになりました。


ご興味のある方は、ぜひカフェトークにご登録の上、お申込みください。

こんばんは。

少々、仕事でばたついていて、更新が遅れました。


名人戦七番勝負の第1局が、8月31日~9月1日にかけて東京・椿山荘で行われましたね。

7月の記事 のとおり、友人の結婚式で椿山荘にはこの前行きました。

とても良いところでした。ハクリューがいましたから。


私は、基本的には井山くんを応援しています。

彼が小学生時代、おそらく私の背中を見て成長した であろうことは想像に難くない、といえるのもありますが、どんどん実績を作って、そのまま周囲も制止できないほどにわがままな人間に育ってほしいなぁ、なんて。

藤沢秀行先生も、若い頃はすごくまじめだったと聞いていますから、井山くんもどこかでタガが外れて欲しいと願ってやみません。

とりあえず、名誉七冠かな。


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前の記事の続きです。


■決勝


私の白番です。



棋譜再生


189手完 黒時間切れ勝ち


白12~18までの定石は、昔は黒が好きだったんですが、最近は白の方が好きになりました。

ただ、いつも白18と3間にひらくときに「もう一路広くひらけないかな・・・」葛藤しちゃいます。


黒19と打たれ、小考して白20と手広く打ってみました。

対局中は、黒21を誘って白22にコスみ、左上の構えとの連携で一局打ってみよう、の気持ちでした。

ただ、冷静になってみると以下の図くらいでしたかね。


図1 予想進行



白1と右下の黒にプレッシャーを与え、黒が正面衝突をかわした図です。

一例ですが、これなら白も厚かったかな~。

好みが分かれそうな局面(黒地が多い)になりますけどね。


白28はこのタイミングかな?と思ってとりあえずツケ、黒29を見てから、白30のオキをひらめきました。

黒31には白32のワリコミを用意しています。

黒35では、5-十六と白1子をポン抜くところかと思いましたが、伸びれば白38まではこうなるところ。

感覚的には、わずかに白が立ち回った感覚でした。


図2-1 手割りで考える①



黒27が打たれた局面で、白1とコスミつける形はあるところです。

これに手を抜いて(!)黒2と打ち、白3~黒8と進行したとすれば、黒も大場を打っていますが、白も下辺の白が大いに強化されたので、ぼちぼちと見ます。


図2-2 手割りで考える②



図2-1にさらに白1~黒4を加えました。

これで、実戦の黒39までと同じ形が再現されました。

白1~黒4は持ち込みのようでもありますが、白からはA、B、Cと3種類の利きを選択でき、捨て方に幅ができているので、必ずしも単純な損とは言えない、とみます。

(でも、損する可能性もそれなりにあるので、腕の見せ所)


右下の三々も大きいですが、白も右上の黒に寄り付く楽しみがあり、流れはそう悪くないと感じていました。


黒41の後、さらに小考し白42、44とツケオサエを選択しました。

徐々に黒の根拠を奪いながら、じっくり締め上げる展開を目指します。


黒49と一回上から当ててから、黒51とつなぎました。


図3 単につなぐと・・・?



黒49で単に黒51のところにつなぐのが、普通の発想かもしれません。

しかし、このときは△の白石を見捨て、白2に押さえる予定でした。

黒3とかかえれば△の白石は取れますが、白4と構えて黒の全体にまだ照準をあわせます。

AやBに急所が残っており、まだこの黒の眼形ははっきりしていません。

これを嫌い、白△を簡単に捨てられないように重くしたのが黒49の意図でした。


黒53とツケて黒も反撃しかけましたが、白54と外からハネ返すのが石の形です。


図4 黒、初志貫徹したいが・・・



黒55では、本図黒1とヒキたいのはやまやまですが、白2とノビきられます。

黒3の切りは、白4~6と後ろから出られて、右上の黒に悪影響を及ぼすため、打てません。


そこで、黒55のキリチガエから黒59まで上辺を渡りました。

ここまで、少しずつ白の力を蓄えることができ、個人的な好みにはあっていたのですが・・・。


白60のカカエが、いわゆる「厚がりすぎ*」でした。

*厚い手が好ましいと感じすぎて、必要以上に力を蓄えすぎること


黒61が良い見当で、黒63まで右下の白にプレッシャーを与えられ、ここで力関係が交代してしまいました。

白68も消極的すぎたかもしれませんが、右下の白を単純に中央に脱出させるのも、右辺の力関係が黒白どちらが強いかわからないほどの状況になってしまっているので、見通しが立たないとみて長い勝負に持ち込みます。


そもそも、白60のカカエは上辺のヨセに関係していました。


図5 上辺の黒地に手あり



白△と打ってあった場合、右上の白1のオサエがすごく大きくなります。

その際、黒2~白6と両先手のヨセを黒は打ちたくなるところです。

しかし、この先手ヨセ打った後に黒6などと手を抜くと、上辺の黒地に手段を発生させることになります。

白7の急所オキから白8とハネだし、すべて黒が抵抗すると白15まで上辺の攻め合いは白勝ちになります。

この変化の時、黒16と中央脱出を図っても、白17とハネることができる・・・というのが白△の意図の1つでした。


しかし、これはごく部分的な話でしかなく・・・。


図6 見合いの大場

白1が20目相当の大場でありますが、ほぼ同等程度の価値をもつ大場として、左辺が残されていました。

したがって、白60と打つことで白1の価値をあげた、というのは部分的な考え方としては間違っていませんが、全局的には見合いの大場が残されているので、それほど効力のある方針にはなりえませんでした。

右辺を黒61と簡単に割られてしまった罪の方が、大きい。


図7-1 右辺を構える



白60では右辺を白1と構えるべきでした。

しかし、対局時は黒2とハネられたらどうしようか・・・というのが悩みでした。白3と切っても、黒4とつながれては、中央の黒3子をうまく攻める展開が見えない・・・と。


図7-2 すでにタネ石でない



しかし、よく考えれば、黒2に対しては白3と中央から切り、白5~黒8まで捨ててしまえば良いではないか、と気づきました。

すでに上辺の黒は左上と連絡して生きているので、中央の白3子はすでにタネ石ではありません。

白9~13などと足早に大場に回ることができれば、地合いは急接近します。


この図7-2の展開を思い描けなかったために、局面で大いに後れを取りました。



この後、時間も相手より消費してしまっている中でなんとかまぎれを起こそうと奮闘しますが、黒99以降の戦いで下辺の白が取られ、中央に大きな白地がつかなくなり、黒119まで非勢がはっきりしました。


黒189の時に白の時間が切れましたが、この後打ち続けても、黒は盤面13~4目程度は良いでしょう。


私は、どうも相手に実利で先行されるパターンが多いので、これをどう差を詰めていくか、ということに苦心する中で時間を消費することが多いですね。

ちょっと、先行逃げ切りパターンの碁も慣れておいた方がいいかなぁ。


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さて、アマ名人、アマ本因坊、世界アマと今年の3大アマ棋戦とも敗退してしまい、あとは宝酒造杯他の棋戦ですね。

これまで、3大アマ棋戦以外にはほとんど出たことがなかったのですが、今年は食わず嫌いせずに貪欲に戦ってみようと思いますので、なんとか公式戦は年間3敗までに留めたいものです。(もう負けられない・・・)


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