こんばんは。


夕飯にくじらと真鯛の刺身をたらふく食べたら、胃もたれしてさっきまで寝ちゃってました。

もう、生ものがたくさん食えないんだ・・・俺も若くないんだ・・・。


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先日、山梨は南アルプス市で「着物乃塩田」 さん主催の囲碁会の記事 を書きました。

新しい写真を頂いたので、改めてご紹介です。


■笑顔がかわいい俺

■腕の静脈が色っぽい俺

■脇汗が気になる俺

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さて、今月のスペースマンでGO! は囲碁クエストに現れた大型新人(?)AyaZbotさん攻略です。

ご存知の方もいるかもしれませんが、このAyaZbotさんは人間ではなく、囲碁AIの「彩」であります。


この「彩」が、あのAlphaGoの強さの秘訣の1つである「バリューネットワーク」というものを実装して囲碁クエストにやってきたのでした。

私もこのバージョンの「彩」と囲碁クエストで何十局か打ってますが、勝率40%くらいですかね・・・。

かなり強いです。


さらに!今回は星合志保プロ も緊急参戦!

ふがいないおじさんたちを見かねて、強力な助っ人がやってくるぞ。

ぜひこの機会に現地観覧 をしませんか?

入場料1,000円(ワンドリンク付き)で、放送後は懇親会も行います。

3連休の初日、夕方早々からちょいとお酒を引っかけるのもなかなかおつなものですよ。


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オンライン習い事サービス「カフェトーク」 にて講師登録を行いました。

Skypeを使って、オンラインで囲碁レッスンを行うことができるようになりました。


ご興味のある方は、ぜひカフェトークにご登録の上、お申込みください。

こんばんは。


毎週火曜日は「特別養護老人ホームで囲碁教室 」 です。

本日、写真が掲載できたらいいな~と思っていたのですが、まだ最終確認が取れなかったので、来週以降に持ち越しです。


今回で5回目になりました。

おおよその方は、一週間前のことは忘れており、みなさん口々に「囲碁は初めてなんです」とおっしゃいます。

でも、毎回ゼロクリアになっているか、というと、そうでもないんです。


まず、碁石と碁盤を出してもらう。

交互に打つ、交点に置く、ポン抜く・・・

こんなことを教えて、石を握って打ってもらう。

これだけでも、楽しそうです。


推測ですが、一週間前の出来事・記憶はなくても、楽しかったという感情はなにかしら残っている気がします。

だんだん、囲碁教室がやりやすくなっているように感じるのは、たぶん気のせいではない。


94歳の男性の参加者に「やあ!村上さんではないですか!!大変お久しぶりです!!」と話しかけられました。

はて?と思ってみると「同じ小学校だった○○です!」とのこと。

これ、俺が老けてるってわけじゃなくて、若返っていただいたんですよね・・・?

そう思うことにしよう。ありがとう!


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AlphaGo同士の対局 第1局目の解説 に続いて、本日は第2局目の解説です。

といっても、deepmind社の公式ページ のコメント、参考図を流用しているだけですが。


本局では、AIの手どころの読み、死活にまつわる能力に着目すべきです。


そういえば、昭和の偉大な棋士の1人に高川格先生がいらっしゃいました。

高川先生の棋風は穏やかで明晰な形勢判断能力、大局観にその真価があると言われていた一方、口がさない論評では「高川のパンチではハエも殺せない」などと言われ、接近戦に難がある、などと言われることも。

(ちなみに、高川先生が夏の対局中に、迷い込んだハエをつかまえ、ニヤッとしたというエピソードもあります)


4月の記事 にも書きましたが、一般的にモンテカルロ法を採用している場合、一本道の死活や手どころの読みは苦手です。

以下、記事より抜粋。


『・・・モンテカルロ法は確率的手法です。

したがって、「ああ打っても1局、こう打っても1局」というような布石~中盤始めくらいの段階では、モンテカルロ法は強みを発揮します。勝率60%と59%の手があったとして、仮に59%の方を選んだとしても、有利は有利ですよね。

逆に、死活や攻め合いなど、分岐がたくさんあっても正しい手順が1つだけ(一本道)というのが苦手です。

人間なら、動物的な嗅覚で読みのルートを絞り、脳のリソースを集中投下しますが、コンピューターはどれだけ効率的な技術を用いても、いくつもの候補手をフラットに探索かけざるを得ない仕様になっていますから。』


AIは、やはり接近戦になると弱さを露呈するのでしょうか。


つぶや棋譜に転記しました。

上記ホームページからダウンロードした英語の棋譜をそのまま読み込ませたので、コメント等もdeepmind社が公開したもの、そのままです。


黒:AlphaGo

白:AlphaGo



棋譜再生


172手完 白中押し勝ち


以下、添付のコメントをざっくり意訳しました。

今日は時間があるので、参考図入りです。


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1手目:1局目と同様に1手5秒という超早碁。48手目までは1局目とまったく同じため、そこまでの解説はAlphaGo同士の対局 第1局目の解説 を参照されたし。


49手目:黒49で初めて変化した。1局目はL14にノビたが、おそらくAlphaGoはその進行で負けて不満だったのだろう


51手目:黒は二段バネを選んだ。もし白が自重した場合、以下の参考図のような進行が考えられ、黒が有望となるだろう。


参考図1-1

黒2とアテ一本で先手を取り、右辺の黒の一団は足早に黒4、8と逃げだしていく。


参考図1-2

参考図1-3

参考図1-2から1-3のように進行したとすれば、黒は右辺を安定させ、代わりに白は上辺に突入することになるだろう。この折衝が勝負所となる。


52手目:しかし、白52が鋭い着手で、黒のリズムを狂わせた。


参考図2

黒53ではこの黒1とつなぎたいが、白2~4と策動されると、白8のときに黒9のツナギが省けず、白10となって上辺の黒の構えが崩壊する。


54手目:このような形になっては、上辺の黒に様々な味があり、黒は全てを守り切ることは難しい。


61手目:白52の機敏なノゾキから生じた上辺の味の悪さに対応するため、すぐに外勢を補強した。


68手目:想像しにくいかもしれないが、黒はかなり危険な状態。この時点ではまだ脱出する空間があいているように見えるが、形勢はかなり黒に取って厳しいものとなっている。


参考図3-1

黒はこのように逃げる必要がある、白は考えていた。


参考図3-2

ここで白1と上辺に突入する。様々な味を活用すれば、以下白13まで上辺を荒らすのは容易。

白15となれば白が優勢。


69手目:この黒のノゾキは様子見。


70手目:白はオシて反発した。若干、右辺の黒に対しての圧力は弱くなったが、勝負としては妥協のない打ち方である。


71手目:なんと右辺を手抜きし、上辺を備えた!上辺は非常に手厚くなったが、右辺の黒の一団はどうなるか。


73手目:ここで安易にわたってはいけない。


参考図4-1

白1とわたると、黒2から有無を言わさぬ進行を黒は辿らせる。


参考図4-2

白1~白7までは一本道で、黒は先手で右辺に1眼を得ることができる。黒8と飛んで、この黒の一団は取られる石ではない。


74手目:白72、74の連打でこの黒は死んでしまう運命は避けられない。


87手目:黒はどうにか下辺に1眼ができそうであるが、スペースが足りていない。2眼を作るのは難しい。


91手目:黒はこの時点ではまだ容易にサバけると考えていた。しかし、白はその黒の幻想をぶち壊すだろう。実際には、黒は以下の図のコウを仕掛ける予定だったが、白の強烈なコウ材に抵抗できなくなる。


参考図5-1

黒1と打った時に、上辺にコウ材づくりのため、白2と様子を聞くのが機敏なタイミング。この手筋を黒が受けきるのは難しく、部分的に全てを防ぎきるのは黒3、5と受けるしかないが・・・


参考図5-2

※白5は黒4の一路上(コウ取り)


白1からコウを仕掛け、白9と這えば上辺に白からのコウ材が非常に多く、黒はコウを争いきることができない。


96手目:黒は白96で以下のように打つと期待していた。


参考図6

白1と安易に外を出ると、黒16まで長手数だがほぼ一本道の進行となる。

Aに打てばすぐに黒は2眼を確保できるので、このコウは花見コウである。

この黒が生きれば、上辺の黒の雄大な構えがものをいう展開になる。



しかし、実戦の白96という無慈悲な一撃が、黒を過酷な現実へと追いやった。

この後の折衝は複雑ではあるが、実際には黒にチャンスはない。ただし、白は最善を逃すが、AlphaGoの観点ではその次善の策はもっとも単純で明確な進行と考えているのだ。


132手目:部分的にはコウになったが、黒から仕掛けるチャンスがない。


参考図7-1

黒1とコウをしかけ、黒3がもっとも抵抗しているが・・・


参考図7-2

白はかまわずコウを解消してしまう。下辺が非常に大きく、黒2と生きたところで、白3と左上の白が死ななければ大いに優勢である。


※村上註 おそらく、形勢としてはコメント通りですが、人間同士の対局であれば疲労というものがあるので「勝負を長引かせたくない」とか「楽観して後退し、逆転される」というケースがままあります。しかし、コンピューターは疲れもしなければ集中力を切れることもなく、過大な楽観をすることも少ないでしょう。96手目のコメントにあったとおり、まさにAIらしい読み筋と言えます。


144手目:黒はコウを仕掛けるラストチャンスだった。とはいえ、結局コウ材が続かない。


146手目:白は無条件で黒を殺した。あとは仕上げを見るのみだ。


172手目:黒投了。AlphaGoの大局観については周知の通り。しかし、死活については疑問視する声もあった。しかし、AlphaGoの凶暴性はそれらを吹き飛ばすほどのものだ。本局は確かにAlphaGoの戦闘力を証明すべきものだろう。


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個人的には、白52のノゾキ、そして参考図5-1としてAlphaGoの読み筋に現れている白2のオキ、このあたりが深い読みに裏打ちされた衝撃の1着ですね。

いやー、これは強いな。

こんばんは。


面白そうな情報が入ってきました!

あのAlphaGoを開発したイギリスの人工知能企業「google deepmind」社がAlphaGoに関する情報を更新しました。


deepmind社ホームページ では、3月に行われたイ・セドル九段 VS AlphaGoのチャレンジマッチへ、中国の古力九段、周睿羊九段が解説をしています。


これに加え、チャレンジマッチ直前の2月29日に行われたとみられる、AlphaGo同士の棋譜が3局公開されています!

これまでは、昨年10月に行われたヨーロッパチャンピオンの中国棋士、ファンフェイ二段を5-0で破った時の棋譜と、イ・セドル九段とのチャレンジマッチの棋譜、合計10局だけでした。

3局のみの情報公開ともいえますが、それでも待ちに待った新情報ですので、これは砂漠の中で出あったオアシスほどの価値があると言えましょう。


コメントは英・中・韓しかなく、日本語訳はありませんでした。

大学で第二外国語として中国語を取っていたものの、不良学生の私では歯が立たず、英語も壊滅的(TOEIC400点代)なので少々厳しいのですが、google翻訳を駆使しながらコメントも呼んでみました。

googleつながりで、親和性あるじゃろうて。


本記事では、まずは1局目の棋譜から。

ただし、全3局とも2連星 VS 中国流 という布石になっていました。

実際には、AlphaGo同士の対局は3000万局打たれたと聞いていますから、この3局が情報公開されたのも恣意的なものを感じますね。


つぶや棋譜に転記しました。

上記ホームページからダウンロードした英語の棋譜をそのまま読み込ませたので、コメント等もdeepmind社が公開したもの、そのままです。


黒:AlphaGo

白:AlphaGo



棋譜再生


274手完 白番ALphaGoの2目半勝ち。

負けたAlphaGoはくやしかったかな?(擬人化はナンセンスですが)


以下、添付のコメントをざっくり意訳しました。

コメントも、そして碁の内容もとても長く、複雑で、興味深いものでした。


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1手目:「AI同士の対局なので、人間同士の対局よりも非常に早く、本局も1手5秒で対局された。AlphaGoもこの早さの碁では少しミスをしている。」


3手目:「チャレンジマッチを見た人なら覚えていると思うが、AlphaGoは中国流に強い性質を持っている」とのこと。「strong proclivity」とは苦手にしている、と解釈して良いのだろうか?

イ・セドル九段とのチャレンジマッチでは、2局目、3局目に中国流が登場しました。


5手目:「本局は中国流の前に一本カカった」


10手目:「白が左からカカって三々に入った。プロの碁では頻繁に見られる。」


13手目:「通常は外から押さえる。黒の外勢と白の隅の実利/左辺の展開というの分かれになる。多くのプロはスピード感が良く若干白持ちという人が多いが、黒を持つこともいとわない。」

「実戦の黒13はとても珍しい、と古力九段周睿羊九段は感じた。"これで十分なのだろうか?"と。プロは、通常は外からさえぎるが、AlphaGoの大局観についてはイ・セドル九段とのチャレンジマッチで証明されたとおりだ。全体の配石を見るに、この黒13は間違いではない、といえそうだ。」


17手目:「左下の折衝が終わって右辺に展開するかと思われたが、上辺に向かった。」


19手目:「このヒラキは、AlphaGo同士の対局ではしばしばあらわれる。」


20手目:「白は右下にカカったが、広い方に、右辺に展開すべきではないか。これは難しいが、右辺の展開も2つ候補手があったが、いずれも最善ではないと見た。黒19がAlphaGoの優れた位置判断の賜物とすれば、この白20で右下にカカったのは、それに対抗する手段と考えられる。」


26手目:「ここの定石化された石運びは、中国流での部分的な折衝としてはごく一般的なもの」


27手目:「黒は右上を荒らしに向かった」


29手目:「白は外からさえぎったとすると、参考図のような進行が考えられる。右辺の白の形が良く、右上の黒1子が働きを失っただけでなく、白がとても厚い。白はこの進行の方が良かったのではないか。」


30手目:「これまで珍しい手が出てきたものの、解釈可能だった。しかし、白30手目はとても衝撃的だった。"とても守備的だ!""人間には打てない!"」

「白はとても慎重だ。なぜ外からさえぎらなかったのか。さえぎらなかった理由を解釈するために分析を始めたが、古力九段周睿羊九段はプロがこれを理解することは非常に難しい、と強調した。


34手目「白34の打ち込みに、一般的な手として黒が上にツケると参考図のようになる。このとき、△の白ケイマが右上の白を強化することに役立つ。こうなると白の流れが良くなるので、黒はこの進行を避けたものと思われる。」


35手目:「白34の打ち込みは、白30と押さえた時から予定の行動だっただろう。それに対する黒35のケイマはまた驚きだ。"AlphaGoは怖くないのだろうか""人間には予想しえない!"」


38手目:「このツケは古力九段周睿羊九段の両方が称賛した。


39手目:「白38のツケに対して、内側からハネるのは、白に切られる。この後は一本道で、右辺に脱出されてしまい、これは黒が攻め損なう可能背が高い。(詳しくはホームページに記載の参照図)」


42手目:「黒41と白42の交換は黒にとって悪手だった。」


51手目:「ここまでは必然の流れで、黒の勝率は50%と評価されている。」

「AlphaGoは様々な布石を打っているが、そのうちの多くは本局のような布石に似ている。AlphaGoが成長するために、さらに多くの試行を経て、様々な布石を試すことでチャンスが広がる。」


63手目:「黒2子がシチョウで取られたが、黒63にコスむことができて黒の勝率は52%になった。」


68手目:「上辺の白の眼を奪うことはできるが、黒の切断の味を横目でみながら、中央にもう1眼をつくる余地がある。」


69手目:「右辺を盛り上げながら、下辺の白に圧力をかける自然な1着。上辺の白の生きは、前述のように中央に1眼できる味があるからだ、ということも注意しておかなくてはいけない。」



76手目:「この数手は中国流ではよくある折衝の1つ。通常は黒Aのツギ、白Bのツギまで交換するが、この碁では黒がBの切りを打つ可能性もあるため、黒Aにはつがなかった。」


77手目:「黒77のようなツケはAlphaGoにとってはよくある手法。目的は単純で、中央黒2子のシチョウアタリ。」


80手目:「白はこのように対応するしかない。」


81手目:「この二段バネは積極的。単純につなぐのは白は千両曲がりを打ち、中央を厚くする。そうなると左辺の黒もまだ安定してない上、下辺の切りや中央の出など黒に取って不安要素が多く、良い結果を生まない。(詳しくはホームページに記載の参照図)」」


86手目:「白84と一本出た後に白86と打つのは不可解。読みの範囲を限定するためだったのか、切る予定だったが考えを改めたのか。残念ながらわからない。」


87手目:「2つのシチョウを同時にシチョウアタリを狙った。」


88手目:「厳しいカケだが、黒は左のシチョウを逃げだすことができる。」


89手目:「ここでは黒の勝率は60%に達した。ここの戦いで黒が優勢になったことは明らか。」


95手目:「白は左辺の黒3子を取りに行きたいが、外側が耐えきれない。(詳しくはホームページに記載の参照図)」


96手目:「このカケツギはやむを得ない。」


97手目:「黒はすっかり楽観しており、白Aと黒2子を抜くしかないと考えている。しかし、白はより良い受け方を思いついた。」


98手目:「白は抜きよりも曲げて受ける方が中央の戦いに取って良い。しかし、そもそも中央を受けずに左下に先着するとどうなるか。黒が2子を逃げだし白3子を逆にとると、右上の白が中央の味で生きていたものがなくなってしまうため、生きるために1手必要になる。ここで左上の白模様に様々な味をみながら手を付けられてしまう。(詳しくはホームページに記載の参照図)」


100手目:「この手はいくらか損だが、白は左下を手厚く打ち、中央の切りのために力を溜めている。」


104手目:「白はついに切りを決行した。しかし、これは見た目ほどに致命的な1着だろうか。もしあなたが、黒がもはや打ちようがないと思われるのであれば、それはAlphaGoを過小評価している。」


105手目:「黒、この1手。」


109手目:「中央の黒2子はシチョウを逃げだせるが、まだ上辺の黒石が生きていないので、脱出を優先させている。」


112手目:「この切りは良い手順。黒に右辺の応対を強制させている。」


116手目:「黒はジレンマに直面している。右辺を守るか、中央を守るか。」


117手目:「黒は右辺を守った。中央を守ると、左下は黒地となる代わりに、右辺の黒地を荒らされる。(詳しくはホームページに記載の参照図・・・後半の英文がとても訳しづらいので省略。)」


121手目:「このあてかえしは黒の大石を逃がすためにとても大事な手筋。」


123手目:「中央黒3子を取られたことが大きく見えるが、黒Aが先手(Bに切ると白の中央の一団が死んでしまう)ことに着目すると、黒の損害はそれほどでもない。」


124手目:「中央の黒は脱出できたが、白はいくつかの狙いを秘めて124と伸びた。黒が1手入れたにもかかわらず、何か手があるのだろうか。実際には右辺には手段が残っている。(詳しくはホームページに記載の参照図)」


125手目:「黒は断固として左辺に着手し、右辺は手抜きました!」


126手目:「この手は中央黒の大石の切断を見て先手。」


128手目:「白は右辺で生きを確保しにいく。」


134手目:「黒はもはやこの白を殺すことはできない。」


135手目:「このカケツギは下辺の補強。」


136手目:「このハネダシは相手の応対を伺う、非常に機敏な1手。」


137手目:「切ったため、下辺にハサミツケる手を残した。」


142手目:「すごいフリカワリが続いている。黒が右辺を放置すると、白は全体を飲み込むことができる。」


143手目:「右辺が大きいのか、中央が大きいのか。私たちでは読み切れないことを認めないといけない。様々な配置や要素を考慮する必要があり、たった1つのミスがすべての崩壊につながる。この複雑な状況をAlphaGoがわずか1手5秒で判断していることは恐ろしいことだ。」


146手目:「前述のハサミツケから策動。」


151手目:「黒はここまでやむを得ない。さらに白はAとハネる後続の手段を残している。」


152手目:「白は左辺を連絡した。」


156手目:「この手を見た時は衝撃だった。黒に左下をつながれたら手数も非常に短く、どうするのかと。しかし、実際は非常に深い読みに裏打ちされており、左辺の黒を取ることができるのだった。(詳しくはホームページに記載の参照図)」


157手目:「白は左辺をつなぐことができたが、いろいろな利きをみて黒は左辺をしのぐことは難しくない。興味深いことに、黒は手抜きして下辺へ向かった。」


158手目:「さらに不思議なことに、白も手抜きをして左下に回った。なぜ下辺の対応をしなかったのか?先に下辺を受けると、白は死ぬことはないものの、先手でいじめられる。その後、貴重な先手が黒にわたり、左辺の黒の生きる手に戻られてしまうので、白はこの時点で手抜きをしたと考えられる。(詳しくはホームページに記載の参照図)」


160手目「黒は下辺の白を殺すことができるが、白は左辺の黒を殺すことができる。」


161手目:「検討の結果、黒は左辺の黒を生きに行くことにした。」


165手目:「白は166でつなぐと、左辺の黒は死ぬものの、左上の白地を大きく荒らすことができる。上辺の白の形に不備が残る上、下辺の白も死に残りとなる。」


166手目:「コウが発生した。白が無条件で殺しに行くのは、左上の白の形に不備があり、支えきれない。(詳しくはホームページに記載の参照図)」


176手目:「このコウは白に取って打ちやすい状況。この白176のハネに対して黒は切りたいが、白にコウにはじかれると両コウになってしまう。」


187手目:「コウ争いは白が有利のため、黒はコウをゆずった。」


194手目:「このハネは本局の最後の手筋。黒が左につないで抵抗すると、白は右辺に先着する。下辺の白を黒は全滅させることができなくなっている。(詳しくはホームページに記載の参照図)」


195手目:「黒は下辺の白を取り切るしかなかった。」


196手目:「長い戦いは終わった。白が下辺を生きないことを選択したのは、右辺が大きいと思っていたためだろうか?ともあれ、この判断は白を勝利へと導いた。」


197手目:「黒は下辺に1着必要。」


198手目:「ここからヨセが始まった。」


225手目:「白はうっかりつなぐと、黒にツケられて地中に手が生じる。」


228手目:「小ヨセが始まったが、すでに白の勝利はゆるがない。」


274手目:「白2目半勝ち。非常に濃密な内容で、1手5秒という中で黒白ともにいくつかのミスをしていた。しかし、ミスはゲームの本質的かつ魅力的な部分である。古力九段と周睿羊九段には感謝を。私の論評はここで筆を置かなければいけないが、あなたの研究はこれから始まるだろう。」

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2局目、3局目の意訳も随時のせていきますー。

とりあえずもう遅いので、また後日。