こんばんは。
最近、改めてAlphaGoや囲碁AIに関する文献を読んでいます。
他には、囲碁クエストでAyaZbotという囲碁AI(彩という有名なAI)と打ったりとか。
碁打ちの感性として思うのは、いわゆる「味の良い本手」というのは、ある面では
人間の弱さを映し出しているのではないか・・・ということ。
AIの打つ手はとても足早と感じることが多く、時には極端に「応急処置」のような手を
打ってまで、先に、先にと進むことも。
人間の感性では「とても味が悪い」と感じ、その味悪を衝こうとする・・・
しかし、読んでみると意外と耐えている。
この「味」という言葉のニュアンスは、囲碁用語の中でも特に微妙なきらめきが
あったものです。
しかし、1つの側面としては、わからないものをわからないままにしてしまっている、
怯懦であるのかもしれないと、感じています。
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8月中旬から、新百合ヶ丘にある特別養護老人ホームで囲碁入門教室を行っています。
地方独立行政法人 健康長寿医療センターが行っている「囲碁と認知機能に関する研究」
の一環です。
囲碁が、特に高齢者の認知機能の維持・促進を図れるのではないか・・・という観点に
フォーカスし、臨床研究を行うものです。
30名程参加者を募り、前期グループ約15名、後期グループ約15名に分けます。
それぞれのグループで囲碁入門教室実施の前後で認知機能を測定し、どのように
認知機能が変化したかを比較します。
各グループは週1回、1時間、全15回のプログラムを受けます。
1期あたり、約3ヶ月半~4ヶ月ほどですから、前後期ではおおよそ今年度末(3月末)
までの期間、携わることになりますね。
特別養護老人ホームというのは、原則として「65歳以上で要介護度3以上」が入所条件です。
要介護度3とは中等度の介護を要する状態です。具体的には、以下などの状態をいいます。
・入浴や排泄などの行動が自分一人の力ではできない
・立ち上がりや歩行などが自力ではできない
・痴呆に関連する問題行動もあらわれる
・身だしなみや居室の掃除などの動作が自分一人ではできない
前期グループの参加者は、最年少で76歳、最年長は104歳です。
上記のとおり、参加者の方は心身が健康とは言い難い方が多いので、私も初めての経験が
多く、試行錯誤をしています。
でも、いろいろな人たちの生活に、囲碁が寄り添うことができれば良いと思っています。
来週は、たぶん写真を載せられると思うので、また続報しますー。
今日はあらましのご紹介、ってことで。
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オンライン習い事サービス「カフェトーク」 にて講師登録を行いました。
Skypeを使って、オンラインで囲碁レッスンを行うことができるようになりました。
ご興味のある方は、ぜひカフェトークにご登録の上、お申込みください。