140novel(2014/10/29-11/6「電話を切った」ほか | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

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どこにでもありそうな小説を書いています。
コメントいただくと泣いて喜びます★

 何事もなかったような声。
「元気だった?」
「うん」
何日も泣いて。
どうして?って呟いて。
頭の中を灰色のモヤモヤが覆った。

でも声が聞きたかった。
「それでさ」
「うん」

話してたらモヤモヤは消えていく気がする。
楽しい思い出。
そうだ嫌な記憶は消せばいい。

その言葉を言わないでくれたら。

「ごめん」


10/29 「電話を切った」

★★★★★★★★


学校カバンはひとつだけ。
スポーツバックは置いてきた。
なのにどんどん腕が重くなる。
見ると右手にはレジ袋。
ネギが飛び出てる。
左手にはお米の袋。

これって夢だ!

目を開くと天井に私の顔があった。
口が動く。
鏡じゃない。

「おばあちゃん起きた?」
私はおばあちゃんじゃない!
必死で目を堅くつぶった。


11/1「悪夢」

★★★★★★★★


「なぁ。俺たちもう、おわ」

とっさに口をふさいだ。
「終わりにしよう」なんて言わせない。
聞きたくない。

嫌いになったの?
飽きたの?
それとも他に誰か?

ひょっとして友子?
そうだ。
そういえば友子は昨日おかしかった。

「ねぇ友子なの?」
聞けない。

いや、聞いてももう答えられない。
そう、彼はもう。


11/6 「おわり」

★★★★★★★★